Osamu Hatanaka

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2012年02月27日(月)

人口減少は不動産価格に影響しないのかな?

テーマ:不動産

先日、ある本を読んでいて疑問に思いました。


「日本の不動産急浮上が始まる!」かんき出版)


という新進の人気アナリストさんが書いた本です。






気付きや新たな発見が多い本で


●東京23区の人口密度はニューヨークよりも高い。


●不動産のキープレイヤーは不動産会社では


 なく金融機関だ。


など、山手線内側物件への投資は損をしない確率が高い、


また、金融機関の動きを不動産を買うタイミングを図る


といった私の不動産指針が裏付けられて・・・・


(と言いますかお客様へ薦めている手前間違っていなくって


良かった~というのが本音ではありますが・・・)


勉強になった一冊です。







ただ、気になるのが人口減少が不動産価格に影響しない


という主張です。他国の例から、また人口減少と不動産価格の


下落の因果関係が立証されていないという根拠から


それを主張されているように思えるのですが、


私が思うにはこれは東京の中心地にいる


データ論者の陥り易い間違いではないかなと感じています。


というのも、あくまで扱っているデータは成約事例をベースで


不動産の平均価格を出しているからです。


そのため、売り出しをして売れなかった事例は


データとなっていないので、一概に価格が下がっていないと


いうことは言えない気がするんです。


価格が下がり続けて売れるに売れない方が


データに入らない訳だし。。。







あと、思うのが買手不在の不動産価格の上昇は


ないのではないか?ということです。


人口減少(世帯数の減少)は買手を少なくするのは


当然ですしね。


どうなんでしょうか?


2012年02月19日(日)

定年後の収入支出の悩み

テーマ:不動産

本日ご相談いただいたお客様からふと


このような言葉が漏れました。


「定年になって妻が入院してからというのも


貯金を・・・(取り崩している。)・・・」


今年になってから良く聞く言葉になってきました。


よくよく考えると定年後は支出>収入を上回る


可能性が高くなります。


収入の面はまだしも、家族の入院など突発的な


支出は増えるでしょうし、この市況で子供など


家族からの援助が期待できないということもあります。









先日も家を探しているある取引先の方が


「広い中古の戸建を見に行ったら、かなり年配の


売主さんがいて、お話を聞いててみると


『今の年金暮らしだと固定資産税が重いので・・』


と売却の理由を教えてくれたんだけど、俺も定年後


そうなるかもなーと思って購入を控えたよ。」


と仰っていました。


不動産が重荷になる時代の到来かもしれません。








さて、既視感のある不動産業界の問答なのですが、


賃貸と購入どちらが得か?


というのがあります。


損得という金銭面の軸で図る問答なのですが、


このような定年後の話を聞くと、


死ぬまで支払い続けることができるのかどうか?


この軸で賃貸か購入かを判断した方が


妥当なのではないかな?


多くのお客様から聞いた結果、


家選びの基準は今後そこに求められるかもしれない


最近そう思うようになりました。




2012年02月12日(日)

平成23年通期親子間・親族間売買の背景とりまとめ

テーマ:不動産

 ちょっとアカデミックに仕事の成果をまとめました。



*********************



 平成24年2月1日に親子間・親族間売買の背景に

おける平成23年通期のデータを取りまとめました。

対象件数は117件(ご相談依頼があったもの匿名は

除く)です。

ご相談のみのものは300件超(未集計)となりました。




杉並で活動する 『”私”の不動産コンサルタント日記』





各統計データは下記の通りです。


1)債務弁済関連・・約34.2%
2)支払不安関連・・約14.5%
3)相続対策関連・・約12.8%
4)持分売買・・・・約6.0%
5)兄弟姉妹間・・・約22.2%
6)その他・・・・・約10.3%




 平成23年上半期の対象件数は57件であり、下半期は

60件とほぼ同数のご相談依頼件数となりました。

ただ、未集計ながら300件超となった全体の相談数自体

では下半期が多い形となりました。




 特徴的な点としては、支払不安のご相談依頼で上半期

では5件だったのものが、下半期は12件と240%増の相談

依頼で、年末に向けて住宅ローンや事業ローンの支払い

に不安を感じている方がどうにかしようと思い、思い切って

依頼に来た様子が分かります。と同時に、お話の内容から、

続く不景気への疲労を感じています。今年も更に注意が

必要ではないかと考えております。




 また、兄弟姉妹間(親子親族間)での一般売買のご相談

依頼も注目の1年でした。たまたま売り手、買い手が親子

親族というものです。上半期10件だったものが、下半期は

16件と150%増の相談依頼で、融資依頼を含む困りごとが

まだまだ多いことが伺えました。震災の影響で、様子見に

なって数が少なくなるかと考えておりましたが、意外にも

数が増える結果となりました。




 総論となりますが、昨年も1年を終えてみればやはり債務

(ローン)絡みのご相談が多い1年でした。支払不安を含め

れば48.7%と半数近くが債務関連のご相談依頼という結果

でした。今年もその傾向は続くものと考えております。

また、6~7月には集計結果を出して参ります。

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