「会いたかった・・・」
優しく抱きしめられながら 胸の辺りで声があたる
そのまま僕の中に入ってきて染み渡っていく・・・
ヒョンを抱きしめたまま 唇を合わせようとした僕の鼻先に
・・・・・・・・・・・・・・・匂う
クンクン・・・クンクン・・・・
「ヒョン その袋は何ですか」
「え?!・・・」
抱きしめていた体を離し 視線を足元に落とした
「あー これ? クリスマスだから ケーキとチキン買ってきた」
「早く言ってよ 上がって ついて来てください」
2つの袋を持ち リビングに向かう
本当は ヒョンが入ってきた時から チキンの匂いはしていた
でもあの場でああいう態度を取らないと 僕は流されそうな気がした
そして 空白の時間を埋めるために・・・・
昔 そうであったようにしなきゃって わざと明るく振舞った
後ろでブツブツ言うヒョンの声を聞きながら・・・
「お邪魔しまーす」
「ヒョン ここに座って」
ダイニングの席を進める
袋の中のものを出し お皿や飲み物を並べた
ケーキのろうそくに火をつけ灯りを消す
クリスマスツリーがあるわけでもなく テーブルの上には ケーキとチキンとコーラだけ
それでも 目の前にヒョンがいるだけで 心が華やぐ
「ちゃんみなぁ 2人でクリスマスって 初めてだっけ?」
「んんー・・・・・そうかな」
「そっかぁ・・じゃぁ ろうそく消して 食べよ」
2人でケーキに顔を近づける
「「メリークリスマス!」」
フッ・・・・・
真っ暗になった瞬間 唇を何かが掠めていった
びっくりした僕は 慌てて部屋の電気をつける
頬を赤くしたヒョンがいたずらな顔で見てる
「へへへ・・・ サプライズ」
照れ隠しのように一言
この一言がなければ もっと ムードも盛り上がるんだけど・・・
でも 精一杯のヒョンの気持ちがうれしい
なのに 僕は そんな事はおくびにも出さないで チキンをがぶりと齧る
「おいしいよ ヒョン」
僕の答えに つまらなそうに手を伸ばしてくる
僕は ひたすらチキンを見て 手と口を動かす
時折 ヒョンの顔を見ると つまらなそうな顔は消えて 優しい顔で僕を見てる
ドキドキして来る気持ちを悟られたくなくて またがむしゃらに食らいつく
チキンは あっという間に無くなった
「ヒョン 僕 テーブル片付けるから そこのソファに座ってて」
ソファに座ったヒョンは なんだか落ち着かない様子で キョロキョロしてる
理由はわかってる
だけど お互い口にできないでいるから・・・・
急いでケーキを切り分け コーヒーをいれる
「ヒョン お待たせ」
テーブルにトレイを置き 隣に座る
お互い 話す言葉も見つからず 黙っていたら ヒョンが切り出した
「・・・・・急に来てゴメン」
「・・・・ん でも すごくうれしかった」
「ほんとう?」
「・・・・ん だから ここにいるじゃない」
「そっか・・・・ そうだよね」
弾んだ声のヒョンを見る
「ねぇ さっきのサプライズどうだった?」
「どうって・・・」
「ふーん じゃぁ これは?」
スルっと 僕の膝に跨り 首に腕を絡めてきた
「ヒョン これ以上したら未練がのこ・・・」
最後まで言う前に 唇を押し付けてきた
離れようとしても 絡めた腕に力が入り なかなか離れてくれない
暫くすると 押し付けられた唇がやっと離れた
「未練を残すんじゃないよ・・・ 2人の想いを刻むだけ・・・」
今度は 大切なものを扱うように 優しく僕の唇に触れてきた
ヒョンの想いを刻むように 僕も受け入れる
会えなかった日を 埋めるように 2人の舌が絡み合う
このままずっとこうしていたい
だけど 僕たちには もう時間が無い
絡められた腕の力が緩み ヒョンの唇が離れた
「そろそろ ユノヒョン帰ってくる・・・ もう帰らなくちゃ・・・」
「帰らないで・・・」
めずらしく 僕は我儘を言った
どうしても この手を離したくなかった
「家に来る?」
ヒョンの言葉に僕は頷いた
僕たちは この部屋をあとにした・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マカロンちゃん お誕生日おめでとうございます
まりんさんのとこで知りました
いつもステキな萌えをくれるマカロンちゃん
ユス・ミンスのお話 加工画像
何度 拉致って来たことか (浴衣ジュンス ガンツジュンスetc・・・・)
今は サッカー青年と社長シリーズに 嵌まってます
あれは 本当に大変な作業なんだよね
お話が出来ても それに合う画像を入れなきゃならないから
時間の掛かることなのに 毎回 ガッツリ来る内容と写真のチョイス(加工までされてて)
感動と感激をいただいてます
この場にて 感謝させていただきます
いつもありがとう
今回のお話は 昨年の暮れ
やはり マカロンちゃんのブログ2周年で書いた 「赤鼻のトナカイ」の続きです
朝から 何にしようと考えてても 思いつかず
結局 時期はずれなお話になってしまいました
時間も ギリギリだし こんなお話だけど 受け取ってくれたらうれしいです
マカロンちゃんにとってステキな1年でありますように
まりんさんとこのお話も読まずにきたので これからゆっくり読んできます
他の皆さんのセンイルのお話も・・・
では みなさま ちゃるじゃ~


