いつもは集英社から発売されているDVD燃えろ!新日本プロレスについて書いていますが、今回は猪木があれば、ジャイアント馬場さんというわけで、小学館から新しく発売になった「ジャイアント馬場甦る16文キック」について書いてみます。アントニオ猪木と言えば過激なプロレス、今までの既成の日本プロレスを飛び出し自ら新日本プロレスを設立しました。革新だったんです。それに対してジャイアント馬場さんはプロレス内プロレス、まさしく昭和プロレスの王道を歩く、という感じでしたね。当時アントニオ猪木の新日本プロレスは過激なプロレス、ストロングスタイルをうたっていました。一方、ジャイアント馬場の全日本プロレスは楽しいプロレスをうたっていました。全く反対の路線を引いていました。家族で楽しく安心して見ることができるプロレスを目指していました。ビデオを見れば明らかにスタイルの違いを感じることができます。今回のDVDにはフリッツ・フォン・エリック戦が収録されています。鉄の爪エリックとのテキサスデスマッチは珍しく流血の過激なプロレスになっています。またもう一つ収録されているタッグマッチ、スタン・ハンセンとブルーザー・ブロディ戦は当時新日本プロレスからハンセンを引き抜いての試合でした。外国人選手の引き抜きが話題になった頃です。やはりハンセンは猪木との試合でこそスイングするな~と改めて感じさせてくれる試合になってしまいました。馬場さんの試合はともかく、不思議とジャイアント馬場を自然に馬場さんとさん付けで呼んでしまうのは何故でしょうかね。やはり人柄、人格のなせる技でしょうか。久しぶりの全日本プロレスも懐かしいプロレスとして楽しめました。