(記事内容とは関係ありません。まずは微笑ましい写真に癒されて下さい。画像ソース;Flickr
)
こちら、前回の「日本の熊牧場について
」に続く記事です。
そちらをまだご覧になられていない方は、先にお読みいただけますと
この記事を書いた訳がご理解いただけるかと思います。
(前記事からこちらへ戻られる場合は×でウィンドウを閉じず、←でお戻り下さい)
~❤~
三重県菰野町行政の回答をお伝えする前にまずは
菰野町熊牧場
の様子について知っていただきたいと思いますので
以下、幾つかのブログ記事をご紹介します。
(本当は他にももっと沢山ヒットしてきます。切ない画像もあるのですが。。とりあえずこれだけ。。)
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1)これはひどい!情報求む「クマ牧場」三重
2007/1/27
お時間のある方は、こちらのブログに寄せられたコメントすべてにも目を通してみて下さい。
皆一様に悲哀の気持ちを述べられています。
2)三重県菰野町の熊牧場
2011/10/27
3)熊牧場
2009/12/20
4)鈴鹿の熊牧場
2001年~2003年
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1)のブログ記事とコメント情報の主なまとめです。(一部他情報含む)
熊や犬の数の推移や、変わらぬ飼育管理の悪さ
行政や愛護・保護団体等への訴えや要望があった後も状況は変わらなかった様子等が
伺えるかと思います。
<2007/1/28>管理人コメント
WSPAとPETAに通報された模様。
<2007/1/29>閲覧者コメント
ここの熊牧場は2001年からこんな状態とのこと。
牧場に隣接する 北海道料理・北の幸
と同じ経営者らしい。
<2007/1/29>管理人コメント
2007年から遡って30年前からの開園とのこと。(1977年あたり?)
入場料は以前¥200だったが、現在¥100になっていたらしい。(開園当初は¥300だったらしい)
この時点で犬3匹。熊2~3頭(定かではない)
2009年12月時点で ツキノワグマ、ヒグマ各1頭ずつと犬2匹。
<2010/1/9>閲覧者コメント
13年前(1997年)に行った時と何も変わっていない様子。
犬の飼育について問い合わせたところ、基準は満たしているとの回答だったらしいが
すべての動物が生き生きとしていなかったとの感想。
<2010/1/19>閲覧者コメント
ALIVEに連絡した模様。
<2010/1/29>閲覧者のコメント
行政に問い合わせたところ、以下のような回答があったよう。
「菰野町の熊牧場は、ヒグマとツキノワグマを飼養している特定動物飼養施設ですので
桑名保健福祉事務所では、年に1回以上の監視を行っております。
飼い主は熊の生態に詳しく、掃除等の施設管理や動物管理についても適正に行われています。
しかし、熊牧場で飼養されている2頭の熊は非常に高齢であること、犬を飼っている犬舎が
古いことから、今回ブログに書かれていた印象を受ける可能性もあると思われます。
桑名保健福祉事務所では、熊牧場を管内の監視拾点施設として位置づけておりますので
今後も継続して監視を行っていきます。
2010年3月時点で、熊2頭、犬2匹。
<2010/10/28>閲覧者コメント
数年前立ち寄った際にも、こちらのブログで紹介されている通りの惨状だったとのこと。
<2011/4/4>
2月時点ではツキノワグマとヒグマ2頭がいたが、4/3時点ではツキノワグマの姿はなく
一番億の檻の手前に死んだツキノワグマに砂がかけられていただけで放置されていたとのこと。
以上
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では、先週(水曜5/16)問い合わせた際の回答は以下の通りです。
まず、熊牧場のある菰野町役場に問い合わせてみました。
・現在の熊とアイヌ犬と呼ばれる犬は何頭飼育されているか
・頭数が少ないようなので、残っている熊が自然に寿命を全うした後の閉園の有無
あるいは、また新たに熊を入れるなどして、牧場を続ける可能性もあるのかどうか?
他、皆が心を痛めている、飼育管理の改善と、実質のある指導・監察をお願いしたところ
以下のような回答でした。
◆「自分(応対された職員の方)がこの役場に赴任して5年になるが、その間(2007~2012)
熊牧場の様子等、詳しい話しは聞いておらず、頭数や閉鎖の予定があるかないか、
飼育管理等についても何も把握していない」ということでした。
ネット情報によると、三重の行政や保健所、動物愛護・保護団体に連絡を入れ
改善要請をした人が幾人かいるようですが。。ということについても
◆「赴任して5年間、まったくそのようなところからのそのような話は入ってきていない。
今回の問い合わせで初めて知り、驚いています」と言う返答でした。
こちらも驚くと共にがっくりです。。
お役所仕事がそれぞれの連携がとれていないというのはよく聞く話ですが
あのコメントなどに寄せられた皆様の思いがどこかの行政には届いているはずでしょうけど。。
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結局、牧場の事を把握しているという桑名保健事務所からお話しを聞くことができました。
熊の檻は6棟あるようで、開園当初は1頭ずついたようですが
◆現在では、(2011/4/4のコメント書き込みにあった通り) ヒグマが1頭、犬が3匹とのことです。
その1頭も30歳という高齢なので、その1頭が亡くなった後には閉園を考えているそうです。
熊については
◆「傍から見ると、愛情をかけていないように見えるが、今残っているヒグマは
幼い頃から管理者に飼われている子なので、愛情かけて育てられているはず。」
「本来野生の熊の寿命は20~25年くらいと言われるが、30歳まで長生きしていますし。」
と話していました。
(参考までに、ウィキによると、野生のツキノワグマの寿命は24年。飼育下での寿命は約33年。
ヒグマは野生下では25年以下ということです。)
ですが、長生きしていれば愛情をかけられているとは限らないと思うのです。。
画像ソース:http://www.flickr.com/photos/dcdead/5896103449/?f=hp
母親に十分に甘えたいこんな↑幼時期に親兄弟から引き離され
外の景色も見ることのできない、地下に掘った狭い
コンクリートの独房のような所に監禁され
草木の香りも嗅げず、代わりにカビや湿気と水垢のぬめりがこびりついた
コンクリートの臭いを嗅ぎ続ける日々。。
(熊の嗅覚は並はずれて鋭いと言いますから、きっと精神的に病んでしまうのではないかと
思えてしまいます。。)
ほとんど運動もできず、ただただ寝返ったり片隅にうずくまったりして過ごす30余年。。
(長生きしていることを素直に喜べない程、途方もなく長くつらい歳月ではなかろうかと。。)
また、仲間と触れ合うこともなく、たった一人で終える孤独な生涯。。
もし、自分に置き換えて考えたら。。
早い段階で、いっそひと思いに殺してもらっていた方が幸せだった。。?
と思えてしまう程、むごい環境です。。
(だからといって殺すことを容認しているわけではありませんよ。)
現に、どのブログの写真の様子からも
ただ単に老齢だからというだけではない何か。。
精神的に病んで虚無状態であることが伺える気がします。。
あそこまで暗く無表情な動物を、私はこれまでの人生で見たことがありません。。
だからこそ、どの方も、心が寒々とし、言い知れぬ気持ちになるのだと思います。
上記でリンクご紹介させていただいた 2)三重県菰野町の熊牧場
の
コンクリートに無力に、孤独に横たわっているヒグマの画像を
ここで今一度ご覧にいってみて下さい。
今でもあのようにしているであろう、牧場に現在残っている最後の1頭です。
そのヒグマにも、上画像にあるような生き生きとして無邪気な小熊の頃があったのです。。
人間て残酷です。。
◆「餌は、見物客が与える食パン以外にも管理者がちゃんと
朝晩、野菜や果物、煮魚などを与えているようです」とも言っていましたが。。
◆桑名保健所の職員も定期的に牧場の様子を見に訪れているとのことで
「その時に受ける感じでは問題があるとは思っていない」とも話していました。
(これだけ多くの方が心が痛むと感じているのに。。)
◆「飼育環境や衛生面についても、屋根の隙間から落ち葉等が落ちたりするので掃除をしていない
と思われるかもしれないが、ちゃんと掃除はしているようです。」
また、「ブログの写真では暗く写っているので良い印象を与えないが、十分太陽の光も入ってきます。」
と言って、特に問題は感じていないようなことを言っていましたが。。。
落ち葉がどうの、光が入るうんぬんの問題ではないと思うのです。。
先述したような外の景色も見えない、カビとぬめりだらけのコンクリートの狭い地下牢に
もし自分が一生幽閉されたとしたら。。と感情移入して考えれば解ることではないかな。。
「藁くらい敷いてあげて欲しい」という声もありましたが、同感です。
せめて、最後の1頭くらい、柔らかい自然の森に近い寝床を作ってあげて
親子で体を寄せ合って眠りについた、はるか遠い昔の頃を思い出しながら
余生を送らせてあげてほしい。。
(この寝床のことうっかりお願いし忘れてしまったので、またお電話しようと思っていますが
声を寄せたいと思われる方もぜひ、そのことお願いしてあげて下さい。)
画像元:http://www.myspace.com/nyagoya/photos/6343456#%7B%22ImageId%22%3A6343456%7D
(年月日不明)
(画像ソース:http://www.caninest.com/japanese-dogs/
アイヌ犬の容姿)
アイヌ犬
(=北海道犬)については、なぜ1匹ずつ別々にしているのか
また、1匹は屋根も付いていない(かろうじて犬の体ほどの小さい小屋があるにはあるが)
もう2匹はあのような柵の檻では強風雨時は怯えて不安感も相当なものではないだろうか
という問いかけには、無言でした。
また、十分な運動もできない飼育環境に関して問うと
◆「円形の檻の方はぐるぐる駆け回れ、十分な運動ができるスペースです。」との答え。。
狭い四角い檻に入れられた2匹の犬の運動については無言でした。
ここで今一度、冒頭でご紹介したそれぞれのグログ記事画像で
それらの犬達の檻をよく見て下さい。
群れを好む犬の習性や、意思の疎通を図るための感情や
褒められたい、認められたい等人間同様の社会性を持つ犬を
たった1匹で狭い檻に24時間、何年も十何年も監禁状態というのは
あまりにもむごすぎないでしょうか?。。。
切ない鳴き声で人恋しそうにすり寄ってくる様子が
多くのブログやツイッターに書かれてありますが
人や仲間の温もりを欲し、孤独や不安を強く感じている証拠では。。?
(ちなみに、「クンクン」という鼻声は何かを訴えている時で
「クゥーン、クゥーン」とのびる時は不安や寂しさを感じている時と犬の本で読んだことがあります。)
(余計なお世話と言われてしまえばそれまでですが)
愛情をもって飼育しているというなら、人気のない寂れた牧場に展示などせず
アイヌ犬といっても普通の犬なのですから
常にスキンシップを図ってあげれるよう、店や自宅近くで飼ってあげればいいのに。。
と思ってしまうのは私だけでしょうか?。。(T_T)
~❤~
菰野町役場の方も桑名保健事務所の方も同様に、最後には
「改善・指導と言われても、動物愛護法で明確にされていない点については
こちらとしても何も言えないんですよ。。」と困った様子で言っておられました。
そこを何とか。。彼らにも人間同様の感情があるのですから
もう少し心にかけてあげて欲しいこと、
牧場管理者の方にも、皆の思いを伝えて欲しい」と懇願して話を終えました。。。
「法などあってないようなもの」とよく言いますが
人にしても動物にしても、守る法律もある一方、逆に法が盾となって
守ってあげることもできない場合が多々ある、理不尽な世の中です。。。
また、今回も感じたことは
想像力の欠けた、感情移入できない人間に飼育される動物は本当に悲劇だということ。。(T_T)
でも、菰野町役場、桑名保健福祉事務所の職員の方々共に
対応はとても感じが良く、こちらの話を最後までよく聞いて下さって誠実そうでしたので
ちゃんと私も含め皆の要望、嘆願を牧場管理者にも伝え
今後の施設監察や指導に心を砕いて下さるであろうことを切に願うばかりです
~❤~
記事にする前にこの話をした方々は皆一様に
「私も声を届けたい」と言って下さったので
私の不十分だったかもしれない点をフォローしていただければ嬉しく思います。
では一応、意見要望先掲載しておきます。
熊牧場 (火曜定休) 北海道料理・北の幸(不定休)
三重県菰野町大字千草7093
TEL:0593-92-2671(どちらも同じ電話番号のようです)
三重県桑名保健福祉事務所 http://www.pref.mie.lg.jp/WHOKEN/HP/
〒511-8567 三重県桑名市中央町5丁目71
TEL:0594-24-3621 FAX:0594-24-3692
Mail:whoken@pref.mie.jp
三重県菰野町役場 http://www2.town.komono.mie.jp/
〒510-1292 三重県三重郡菰野町大字潤田1250番地
代表TEL:059-391-1111 FAX:059-391-1188
Mail:keyaki@town.komono.mie.jp
三重県庁 http://www.pref.mie.lg.jp/
〒514-8570 三重県津市広明町13
代表TEL:059-224-3070
お寄せください 皆さんの意見 http://www.pref.mie.lg.jp/KOHO/HP/voice/index.htm
画像ソース:http://www.flickr.com/photos/dcdead/5896103449/?f=hp
<PS>
世間の皆様の中には、たかが1頭(しかもじき旅立つかもしれない。。)、犬3匹のために
声を上げる必要などあるの?と思われる方もおられるでしょうね。
でも私は思うのです。
まだ閉園が確実に決まったようではない限り
万が一、現在の管理者が別の人に経営を委ね、新たに熊や犬を入れて
牧場を存続させる可能性もゼロではないかもしれないとしたら。。?
また、今後の三重県、菰野町にとっても、無駄ではないと思っています。。
それに、前回の記事にも書いたように
世間からもどこからも目を向けられずにいる、知名度の低い、小さい動物施設の問題こそ
気付いた者が目を向けてあげなければ
そこの物言えぬ動物達は、ずぅ~っとずっと、劣悪な扱いを受けたままになってしまいます。。
それが不憫でなりません。。(T_T)
♥リンクご紹介させていただきました各ブログの皆様、この場をお借りして感謝申し上げます♥