近年の経済状態悪化により、1年間の間にHonda、BMW、トヨタが相次いでF1撤退を決めた。
さらに今月に入ると、ルノーがチーム株式の大半を投資会社の『Genii Capital(ジェニー・キャピ
タル)』に売却するという出来事があった。
ダイムラーの労使協議会はシューマッハ移籍を批判しており、協議会を率いるウーベ・ワーナー
はシューマッハの給料に言及。
全世界中で多くの工場従業員が職を失っている昨今、シューマッハに支払う給料について「社員
に弁明できない」と主張する。
さらにワーナーは「メルセデス・ベンツが高額なF1ビジネスから撤退する方が、社員としては理解
できただろう」と『Frankfurter Rundschau(フランクフルター・ルントシャウ)』紙にコメントしてもいる。
これに加え、シューマッハのメルセデス移籍はフェラーリの熱狂的ファンたちの怒りも買っているよ
うだ。そのため、シューマッハは公の手紙を執筆して説明を求められることとなった。
一方、現在はDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦している弟のラルフ・シューマッハが、
2010年にトロ・ロッソからF1復帰する可能性も浮上している。本人はトロ・ロッソとの交渉を否定して
はいるが、チーム代表のフランツ・トストが過去にラルフのマネジャーだったことや、依然としてハイ
メ・アルグエルスアリの残留が発表されないという問題がうわさに拍車をかけているのだ。


