権限集中、個性を貫く
新興国つかむ現地主義
日本経済新聞がHonda社長の伊東孝紳に取材した結果を1月1日朝刊企業欄に記載した。
Hondaが世界シェアを減らした背景と今後の取り組みについて。
東日本大震災とタイの洪水で大きな打撃を受けたHonda。ただ世界シェアを減らした背景には2度の自然災害に加え、固有の構造問題が横たわる。
〇 北米市場でつくれば売れる時代が続き、収益の大半を依存。視線は世界でなく北米を向いていた。
〇 問題点を痛感する伊東孝紳社長は危機感が乏しい社内に意識改革を促し、”聖域”の本田技術研究所にもメスを入れた。
〇 だが、「志半ば、世界各地の従業員に浸透させる作業が残っている」。
〇 過去の成功体験を捨て、挑戦者に立ち返る覚悟が問われる。
以上が日本経済新聞の聞き手から一言。
では、この課題にどのように取り組むのか・・・・・
「尖ったクルマをどうつくる?」
〇 「環境、安全性能をしっかりと持たせたうえで、個性を際立たせる。象徴としてスポーティーさを強く押し出す。手がけることで市場だけでなく社内も活性化する」
〇 そのためには。「2011年4月に私が四輪事業本部長に就き、高級車、中型車、軽・小型車の事業統括として3人の執行役員を置いた。権限を集中するから、もっと競争力のあるクルマを世界を視野に仕込んでくれ、商品企画や各地域との調整のスピードを速めてくれと。開発陣の思い実現のためにも、おまえが引っ張れという体制にした。仕込んできたものが、来期から市場と接点を持ち始める」
〇 新車開発の権限が子会社の本田技術研究所(栃木県芳賀町)から本社に移ることになる。「研究所に不満はあるが、一貫して責任を持たないと成果は出ない。小型車「フィット」の次期モデルでは商品開発、生産、調達まで事業性を前提にすべてを見直す。そうしないと「良いクルマ=収益の上がるクルマ」という構図にならない。フィット以外もどんどん攻める」
〇 設計や生産技術はどう変わるのか。「軽自動車で骨格の構造を見直し10%軽量化した。燃費改善へ知恵を総動員する。こうした手法を全車種で共通化しクルマづくりを高度化する。(軽でリッター30キロを実現した)ダイハツ工業の取り組みには脱帽するが、HondaはHondaのやり方で行く。時代の変化に対応する技術は何か。血へどを吐くまで自分で考え抜かないと次につながらない」
以上が日本経済新聞1月1日朝刊 企業面より
Hondaは2012年をこのような取り組みでチャレンジしますので、Hondaファンの皆様・・・・
暖かく見守ってください、よろしくお願いします。
toyo


