すみません、雨降らせてるの私です                     ~雨空になぜか責任を感じる会計士の話~

日ごろのなにげないことをなにげなく書いてます。

少しだけ、会計関連に偏りが・・・。

気ままに綴る、会計士のゆるゆるブログ雨

このブログのカテゴリを簡単にご紹介。興味のある方は、気ままにご覧ください。

□公認会計士合格勉強法をちょこっと見てみる⇒こちら !!

□監査の実務を詳しく知りたい!⇒こちら ビックリマーク

□難しい会計論点をアリでもわかるように解説!⇒こちら ビックリマーク

□経済ニュースを会計目線で眺めてみたい!⇒こちら ビックリマーク


~受験生のみなさまへ~

会計士試験を続けるか、否か、迷っている方はこちら をご覧ください。


≪おまけ≫

□実は当ブログのメイン、日々の思いをブログタイトルにぶつけた一覧はこちら ビックリマーク


テーマ:

●キリンの買収が泥沼化とか(東洋経済online_20111028)

先日、こちら の記事で触れましたが、

この買収が、かなり難航しているようです。

記事によると、創業者間の争いは、現地関係者では

有名な話だったようです。

ただ、今回のようにこじれるとは誰も

思っていなかったとのことですが。


ちなみに、経緯ですが、ざっくり記載すると、

ブラジルの大手ビール会社の株を創業者の

孫二人がそれぞれ保有、その内、一人がキリンへ

株式を売却すると言い出したことで、もう一人の

孫が待ったをかけた・・・というお話です。


ざっくりですが。


現地での訴訟は、8月4日にキリン側の株式取得が

認められない判決が出たものの、10月11日の

上級審では逆転した結果が出ているようです。


しかし、最高裁まで現在、もつれているようですが。

キリンの海外戦略の今後を占う意味でも、

訴訟の行方が気になります雨


テーマ:

●自転車は車道、徹底とか(Yahoo!ニュース_20111028)

テレビのニュースでもありましたが、

車道に自転車ゾーンを設け、通行場所を明示するようです。


そもそもの発端は、歩道を自転車で駆け抜ける人が増加、

これに伴い自転車と歩行者の事故が増えたことだとか。


確かに、最近では自転車にはねられて命を落とすという事故も

起こっていました。ただ、自転車を車道にすることで、次は、

自動車×自転車の事故が増加することがなければよいのですが。


どうしても、自転車のマナーの悪さが目立っている気がします。

最近のブレーキなし自転車もしかりですが。


ちなみに、ご存知かと思いますが、念のため。


□何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。


道路交通法の第65条ですが、この「車両等」に、

自転車が含まれています。

そのため、飲酒運転で、酒気帯び運転、

または酒酔い運転等となれば、懲役刑・罰金となるわけです。


たまに、テレビで「○×警察24時」とかで、

飲酒検問にひっかかった人が、


「運が悪かったなぁ」


とかコメントしていることがありますが、

むしろ、「運がよかった」と思うべきでしょう。


そのまま運転していたら、

自分はもちろん、他の誰かを傷つけていたかもしれない、

というか、傷つけていたはずなので。


マナーを守って気をつけましょう雨

ちなみに、私は自転車持っていません。

以前は、もちろん持っていましたが、

3台買って3台とも盗まれた経験があるからです。。。

しばらく乗ることはないでしょう・・・雨


テーマ:

●オリンパス、会長兼社長が退任(日経Web_20111026)


タイトルのとおりですが、ついに菊川会長兼社長が辞任、

高山専務が社長就任の報道がありました。


ちなみに、これまでの経緯等は、このブログでも、

2度に渡ってコメントしてました。


*********************************************

これまでの経緯についてのざっくり概要はこちら

その後、報道された子会社の監査法人撤退の話はこちら

*********************************************


そして、今回は、一連の混乱(株価急落等)の責任を取り、

辞任に至ったようです。


ただ、この辞任~専務の社長就任についても、

マイケル・ウッドフォード元社長は、

冷めたコメントをしているようですが・・・。

ちなみに、子会社監査法人の関連について、

別の記事で見かけたのですが、やはり、

今回問題となっている買収先のGyrus社の監査をした

E&Yは、限定事項を付した意見表明となっているようです。


となると、やはり、親会社であるオリンパス社の監査を行った

新日本有限責任監査法人の監査チームは、当該情報を

どのように判断したのかがポイントになりそうです。


ちなみに、一部、報道されている記事を見ると、


『きちんと現地監査法人の情報を考慮していなかったのでは?』


と言われてたりするようですが、この判断は安易にはできません。

というのも、オリンパス社は、直近の2011年3月期で

連結子会社が179社あります。

この子会社、全てを親会社と同水準で監査することは、

もちろん不可能です。


そのため、子会社の企業規模、重要性に応じ、


①フルスコープの監査を行うのか、

②特定科目に絞った監査手続きを行うのか、

③レビューのみに留めるのか・・・など、


手続きは当然、分かれます。

そのため、監査計画の中で、重要性なしと判断したら、

Gyrus社の監査意見に限定事項があったとしても、

オリンパス社の意見表明において、「特に問題なし」と

判断していても不思議はありません。

というと教科書どおりですが、ただ、


①M&Aは非常にリスクが高いこと、

②企業規模(オリンパス社の売上8千億、利益70億程)から考えて

  金額的に重要性があるように思えること、

③限定内容が『関連当事者』取引に関するものであるため、質的にも

  重要性があるように思えること、


を考慮すると、買収額からして、『重要性なし』と監査上、

説明づけることはかなり厳しい印象ですが・・・。

さて、今後、オリンパス社がどうなるのか、

調査委員会の結論はどうなるのか、

そして監査法人等の責任はどうなるのか、

注目したいところです雨


※あくまで報道されている内容に基づく個人的見解である点、ご了承ください雨


****************************************************

会計不正-会社の「常識」監査人の「論理」(紀伊国屋書店)

****************************************************


テーマ:

●たばこ事業等分科会のお話しとか(財務省HP_20111026)


東日本大震災後の財源確保として、増税の他、

政府が保有している日本たばこ産業株式会社(以下、JT)の

株式売却を検討しているというお話しです。


ちなみに、この話はもちろん知ってはいるのですが、

恥ずかしながらかなりざっくりとした知識なので、

というか、なんちゃって知識なので・・・少し、調べてみました。

□そもそもなぜ政府(財務省)が株式を保有しているのか?

たばこ事業は、もともと大蔵省に端を発する日本専売公社により、

その事業が独占されていたとか。その後、その事業等がJTへ

移管されという経緯があり、政府が株式を保有しているようです。


□株式売却がなかなか進まないのはなぜ?

普通の売却とは違い、JT株は、株式総数の二分の一以上を

政府が保有しなければならない、ことが法律で定められているためです。


なので、売却をするには、法律の改正が必要になるため、

時間を要しているようです。

⇒根拠法は、日本たばこ産業株式会社法の第2条

法律があるのは知っていましたが、法律名はかなりベタですね。

随分古い法律ですが。


□結局、売却は進むのか?

本日、財務省のHPで公表されていた議事録をざっと見ると、

10月19日に開催された分科会にて意見書を作成、

財務大臣への提出を決定したようです。


もうすぐ売却は実現するでしょう。

というか、ちゃんと分科会開いて、検討進めていたんですね。

ま、当然ですが。

ということで、

なんちゃってだった知識が少しまともになったところで

ごきげんよう雨


********************************************

以前、このブログで取り上げたJTの財務資料を

ざっとレビューの記事はこちら

********************************************


テーマ:

●花王が決算期を変更とか(IFRSフォーラム_20111025)

花王と言えば、台所用洗剤を思い出すのは私だけでしょうか。

その花王が、なんと、決算期を現在の3月から12月変更するようです。

この記事を見て、『えっ!?』と思った方も多いのでははてなマーク


というのも、今回の変更は、12月決算が多い子会社のために、

親会社である花王の方が決算期を変更するからです。


『子会社の方を変更させないの?』


というのが、正直な感想でしょうか。

ただ、会計士周りでは、それほど驚きがなかったりします。

というか、ある程度、予想できた動きだったりします。


というのも、どうも感覚的には、親会社側に合わさせる

という考えに安易になりそうですが、実際、実務上の負担を考えると、

親会社を変更した方が効率的なことが、多々あったりします。


もちろん、方針は、子会社の数、12月決算の会社数を考慮して、

判断すべきですが、花王の場合、子会社100社のうち、

12月決算が89社もあるとのこと。

これを考えると、親会社を含む少数派の会社を12月決算にした方が

よいというのも頷けます。

ちなみに、なぜ合わす必要があるのかですが、

これは、IFRS適用を前提としたお話しです。


同社は、IFRS適用を積極的に進めており、

強制適用延期の話が出てからも当初計画どおり、

IFRS適用を開始する方針を固めています。


その中で、どうしても避けられないのが連結の時の

グループ会社における決算期の相違です。

現行、日本基準でも決算期は合わせる必要がありますが、

例外として、3ヶ月以内のズレについては、そのまま連結してよい

こととなっています(重要な取引は考慮する必要がありますが)。


もちろん、重要性の概念はIFRSにもあり、

連結においてもこの考えから日本基準と同様の処理も可能と

思われますが、ただ、この例外規定を採用できるレベルが、

日本よりも厳しくなっています。


ざっくり記載すると、何をどうしても困難な場合以外は、

仮決算をする等して、連結する必要がIFRSでは出てきます。


そのため、連結グループにおいてIFRSを適用する場合、

決算期ズレの問題は、いち早く解決しておかなければならない

というわけです。

ちなみに、海外の会社はほとんどが12月決算

(中には、法的に12月決算しか認められない国も)、

他方、日本は3月決算が多いので、当然、

この決算期ズレの問題は、今後、他社でも

論点となってくるはずです。


というか、もうなっているかと思いますが。


今回の花王のように、親会社側が変更するケースも、

今後、多く見られることでしょう雨

Amebaおすすめキーワード