甘い、ことば

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あなたがいて、私は強くなれた


あの人がいて、私は優しくなれた


今の私は、私じゃなくて、


いろんな人が作ってくれたの


どんな過去にも、どんな今にも


感謝してるよ


ありがとう――…                 By//鮎

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カコカコカコ…



課外授業が終わって、君に短いメールを送る。



『話があるの! 時間、できる?』



生徒が半分くらいになった教室で



時計を見つめながら、返事を待ってみる。



10分。



10分以内に返事があったなら



あたしは心を決める。



そう思って、バイブ設定にしてる携帯を握りしめる。



ブブブブ…



「Σ!!」



ほんの2分たらずで返ってきた返信。



『いいよー どこで会うの? てか今どこなん?』



わわわっ…



返ってくる予定はあたしの中にはなかったのにっ



『さっき学校終わったから、まだ学校にいるよ』



ばたばたと、机の上に出しっぱなしだったシャーペンをしまって、



あたしは自転車置き場に向かう。



学校から少し離れたところで、携帯を確認する



『じゃぁ、コンビニの方から大通りに向かうから、

 大通りを通ってうちの方にきてくれる?』



『了解!!!』



即座にそう返信して、あたしは自転車をこぎ出す。



信号を渡るたび、あたしの心臓は速さを上げていく。



「あっ」



「おつかれ」



いつもと変わらない様子で、君は微笑む。



「どこで話す?」



「あっえと、、どっか…公園にでも…」



自転車を降りて、あたしはしどろもどろに言う。



「んー、向こうの公園でいい?」



「っうん」







「えと…、あのねっ」



公園のベンチに腰掛けて、あたしはうるさい心臓を抑えて



意を決して、口を開く。



「…好きです… つ、きあって、ください…」



目をそらす予定はなかったんだけど



…やっぱ、あたし、へたれだね



消え入るような声で、君に伝わるわけないじゃんなぁ



「なんて?」



…ほら、やっぱりっ…!!



あたしのバカぁ!!!!



ぎゅっと拳を握って、勢いよく顔を上げて…



(…あれ?)



そこにあったのは、満面の笑みの君の顔。



「もっかい」



「…つきあってください…?」



「その前」



あたし、君との付き合い長いってわかってる?



…その顔



楽しんでるでしょ?



「…好き」



さっきよりも大きな声で。



君の瞳を見つめて。



そのとき、君はあたしの頭をぽんぽんとなでてくれた。




















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