子供の頃、隣にすんでいたおばあちゃんのところに、学校から帰るとすぐにランドセルを置いて遊びにいった。
おばあちゃんの部屋になぜか猫二匹とも、しゅうごう。
おばあちゃんの部屋には、こたつがあったから。
おばあちゃんは、猫いる?と、私にいつも聞いてから足を伸ばしていた。
いるよ。というとおばあちゃんは、『おっかねー。おっかおっか』といって足を伸ばすのを我慢していた。
あつすぎて出てきてけづくろいをしている猫をみて、いつもこんなことを話していた。
『なめるわなめる。なめるねー。なめるわなめる。つばでなめるってねぇ。もう、いいんじゃねぇの?なめること。なめること。』
なめんなよという、なめ猫が流行っていた。
なめ猫たちがいないと確認してから、やっと足を伸ばしていたおばあちゃん。
うちのタネコも、猫好きには、そんなにがしがしちかずかず、なぜか猫に興味のないひとの膝の上に突然乗ったりして、そういうひとはたいていどうしたらいいのかと怖さで固まっていた。
タネコにしたら、私いますとのアピールなのか、よくわからない。
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