憲法9条をめぐる議論の活性化

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 初めての方は、このブログを通して貫く基本概念である主観と客観との違いについての説明をしている以下の記事をご覧ください。

 

 主観と客観

 客観についての補足

 外国人には思い遣りがガチでないという事実

 優しさ(主観的)と思いやり(客観的)

 二種類の「正しさ」

 日本の常識は世界の非常識、日本の非常識は世界の常識

 

 安倍首相のことを、アメリカの犬だの、右翼だの、軍国主義だの色々と言う人がいるが、こう言う話は主観的な判断なのでだいたい無視して問題ない。主観は個人に属し、客観は万人に属する以上、主観的な意見や評価は、その人の個人的な問題に過ぎないからである。

 

 それを認識した上で、今回の安倍総理の改憲に関する談話を観察すると、色々なことが見えてくる。

 

 まず第一に、巷で、あるいはネット上で改憲に関する話ごまんと出ているが、実際の公式な政治課題として議題に登ったのは、なんと戦後70年以上経って初めてのことである。これは驚くべきことだと考えるべきであろう。先日の記事でも触れたが、戦後しばらくの間は、憲法改正の話について触れただけで、大臣のクビは飛び、内閣は解散の危機に晒されたのである。それが、総理大臣が公式に、改憲目標、それも憲法9条の改正を明言しながら、内閣の解散に追い込まれる状況になっていないのである。

 

 通常の国であれば、それは当たり前のことであるが、日本は残念ながら、戦後一貫して世界標準から外れた、普通の国ではなかったため、改憲の話を正式に議題に上げることはできなかった。今、それが可能となったことを、日本人は再度認識するべきであろう。朝日新聞もNHKも沖縄タイムズも琉球新報も毎日新聞も民法各局も健在であるが、それでも、時代は変わっているのである。

 

 時代は動き、人も変わる。日本という国の国柄の根幹は変わることなく続くであろうが、内外の情勢は変化する。日本人は今こそ、目を見開いて世界を見るときであろう。

 

 今回もお読みいただき、ありがとうございます。

 


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