パリのテロ

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 初めての方は、このブログを通して貫く基本概念である主観と客観との違いについての説明をしている以下の記事をご覧ください。

 

 主観と客観

 客観についての補足

 外国人には思い遣りがガチでないという事実

 優しさ(主観的)と思いやり(客観的)

 二種類の「正しさ」

 日本の常識は世界の非常識、日本の非常識は世界の常識

 

 大統領選挙目前に起きた今回のパリでの警察官殺害テロは、無論、偶然ではない。はっきりと意図されて行われたものである。イスラム国による犯行ということであるが、イスラム国の意図するところが何かということがはっきりとわかる事件である。

 

 イスラム国としては、フランスでマリーヌ・ル・ペン(国民戦線)党首が大統領に選出されることでフランスが欧州連合から脱退し、結果、欧州全体の調和が崩れて欧州が弱体化することを目的としていることが窺われる。

 

 一方で、フランスのナショナリストも今回の事件を契機にマリーヌ候補への支持をいよいよ明確にするであろうことが予想され、今回は、欧州連合から出たいフランスのナショナリストと欧州の弱体化を願うイスラム国との思惑が一致したという感じではないであろうか。

 

 ちなみに、いうまでもないことだが、フランスがEUに留まることが良いことか悪いことかは、これはもう完全に主観的な政治意見であり、個々人の判断に委ねられることである。

 

 明後日に控えるフランス大統領選挙に目が離せないところである。

 

 今回もお読みいただき、ありがとうございます。

 


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