今後のヴィジョンを徹底的に再構築するにあたって、直近10年のことを思い出しています。
ちょうど10年前と言えば、私は17歳だ。
大多数の人は高校生をやっている年頃だけど、私は“ただの17歳”だった。
「高校生」「フリーター」「会社員」……どれでもなかった。「家事手伝い」でさえなかった(笑)。
今だったら「ニート」と呼ばれたことだろう。
でも「自宅警備員(笑)」とか「引きこもり」と言うほど引きこもりはしなかったかな。
珍しくはないけど、少数派な青春?を送る17歳で、とにかく何でもなかった。
全日制の高校を中退したのはその前年の16歳のときで、何の義務も責任もない生活でも、私は怒りでいっぱいだった。
親に、家族に、社会に、世間に、大人に、これまでのバイト先に、中退した高校に、先生に、同級生らに……。
どれもこれも理不尽で、納得のいかないことばかりだった。
最初は上手くやろうと必死だったけど成果はさっぱりだったので、段々それらにしがみつくのが馬鹿馬鹿しくなって、だったらこっちからやめたるわい! と、唾棄して全部捨てた。
でもなぜか。
自分の意思で決めたことだったのに、安堵したのは束の間、私はまったく穏やかな心持ちにはなれなかった。
無為に過ぎる毎日にたまらなく苛立っていた。
生まれてなんか来なければよかった!
自分を責めるあまり傷ついて、まるで手負いの獣のようにぎらぎらと周囲に常に牙を剥いていた。
服装もROCKだったしね、ちょっと近寄りがたい17歳だったことと思う(笑)。
家中を荒らしに荒らして、このままじゃ自分か親のどちらかを殺してしまうと思って家を出たのは、翌年の18歳のときだ。
とんがってました(笑)。
あの頃に比べると私は随分平和な人になった。
よく笑うし、わりと寛容だし、親切でやさしくなった。(自分で言うよ!)
当時のことを話しても、今の感じからでは想像できないと言われる。
でも改めて振り返ってみると、17歳の私はまだ完全に癒されていないのだなと気づいた。
ほんとごめんよ。
怒るのやめて楽になろう。
そして輝く未来を共に創造しようか。


