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2012年04月04日 18時17分17秒

『生誕100年 ジャクソン・ポロック展』

テーマ:展覧会
頑張れカエル君のブログ


『生誕100年 ジャクソン・ポロック展』

竹橋の東京国立近代美術館に行きポロック展を見てきました。
「ポロック?」
「ウォーホルは知っているけどポロックって誰だ?」という方が多いと思います。
人の価値を判断するのに収入額の高さや、物の良さを値段の高さで判断する方には「ポロックが現代作家で一番高い画家なんです。」と言いたいですね。な~んてったって彼の一枚の絵に200億円という値段が付いちゃっていて日本の美術館ではなかなか購入できず見るチャンスが少ないのです。
「解んないな~何でこの絵がそんなに高いの?」と言う方もいるかも知れませんが、絵は理屈で見ないでください!味わって下さい!彼の絵の前に立つと、宇宙空間中に引き込まれて行くようであり、包まれてしまうという感覚かもしれません。「いつまでもその場にいたい」と思ってしまいますよ。



1940年代前半、第二次世界大戦の戦火を避けて、ヨーロッパから多くのアーティストがアメリカへ亡命して来ました。そして、あらゆる種類の前衛芸術家がニューヨークに集まり「抽象表現主義」が花開きました。美術の中心がパリからニューヨークへ 移ったのです。
ジャクソン・ポロック(1912-1956)の生涯はまさにアメリカン・ドリームの明暗そのものでした。1912年、米国ワイオミング州コディ生まれ。一家で西部を転々としたのち、18歳の時、芸術家を志してニューヨークへ。不安定な精神状況とアルコール依存に苦しみながらも研鑽を積んだポロックは、1943年、著名なコレクター、ペギー・グッゲンハイムに見出され、第二次世界大戦後、 床に広げた大きなキャンパスに絵具をふり注いで描く「アクション・ペインティング」で、全米的な注目を集めます。その成功の陰には妻リー・クラズナーの多大な献身がありました。絶頂期の1950年、歴史に残る大作が何点も生まれます。しかしそのわずか数年後、自動車事故で44歳の若さで死去したため、伝説的な存在となりました。



本展は日本初の大規模なポロック回顧展となり、海外主要美術館と国内美術館から初期から晩年にいたるそれぞれの時期の代表的作品を含む約70点が出品されています。作品だけでなく彼のアトリエも忠実に再現ているし、56年の自動車事故の現場に残されていた革靴までが陳列されていて興味深いです。
皇居の桜を見ながら竹橋まで足を運んでみてください、語られることこそ多かったものの、見ることの出来なかった伝説の画家「ポロック」に出会える絶好の機会です。



『生誕100年 ジャクソン・ポロック展』
会期:2012年2月10日(金)~2012年5月6日(日)
会場:東京国立近代美術館  〒102-8322千代田区北の丸公園3-1


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《インディアンレッドの地の壁画》 1950年 テヘラン現代美術館
ポロックが日本に一番最初に紹介された作品です。2006年には1億4000万ドル(当時のレートで約165億円)で売却され、それまでの史上最高額を叩き出した。

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《ナンバー11, 1949》1949年 インディアナ大学美術館
1942年頃から「ポーリング(pouring)」と呼ばれる技法を使用し出します。pouringとは、床に広げた支持体に、流動性の塗料を流し込んで描く技法のことです。

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《カット・アウト》 1948-58年 大原美術館

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《ナンバー9》 1950年 セゾン現代美術館

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《ナンバー11, 1951》 1951年 ダロス・コレクション

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     アトリエ      






「ポロック―2人だけのアトリエ」
ポロックに興味がありましたら、2000年にはエド・ハリス監督・主演による伝記映画「ポロック―2人だけのアトリエ」が製作・公開されています。(いつも行く新橋のTSUTAYAのレンタルにはおいてありませんでした。)本作で女性画家リー・クラズナー役のマーシャ・ゲイ・ハーデンがアカデミー賞(助演女優賞)を受賞しています。



STORY
1941年、29歳のポロック(エド・ハリス)のもとに、同じ展覧会に出品している女性画家リー・クラズナー(マーシャ・ゲイ・ハーデン)が突然訪れ、二人はやがて結ばれる。業界につながりの多いリーは、ポロックをデ・クーニング(ヴァル・キルマー)らの前衛的なグループに紹介。そして富豪の娘である画商、ペギー・グッゲンハイム(エイミー・マディガン)がポロックと契約し、彼の名は注目され始める。45年の秋、ポロックとリーは正式に結婚。ロングアイランドの農家に引っ越し、自然に囲まれた静かな生活を始める。だが次第に経済的な問題が拡大。そんな47年、ポロックはドリップ・ペインティングという独自の手法を編み出し、瞬く間にアート界のスターになった。だがやがてスランプに陥り、アルコールに溺れ、筆を取ることも稀になる。ついには若いファッションモデル、ルース・クリグマン(ジェニファー・コネリー)と愛人関係を結び、リーはヴェネチアへと旅立っていく。そして56年8月11日、ポロックはルースと彼女の友人を乗せて飲酒運転。大事故で即死するのだった。


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