お父様の仲間が一昨日亡くなった
今でも実感がない
また「おう!鏡夜ーまた美人になったなぁー!!」なんていつものように僕に言ってきてくれる気がする
もう、いないんだよなー
久しぶりに実家に帰ったらお父様と友達が飲んでた
リビングに入った時の重い空気
お父様が母に「○○の顔見てきた」って言ってた
大の大人男2人の表情
今にも泣き崩れてしまいそうで
僕はただいつものようにお父様の友達に「こんにちは」って笑顔で言うしかなかった
夕飯を食べ終わってテレビ見てる時に
お父様が友達にお酒を勧めた
「ほら、鏡夜!(友達)に酒ついでやれ!」
なんていつものように
友達が断ると
「俺の鏡夜の酒が飲めねぇのか?笑」
なんて冗談言って脅したりして
「俺の酒が飲めねぇのか?」よりたちが悪いよねw
「もー無理ですよー俺が暴れ出したら○○さんしか止められないんですからー笑」
悲しそうに友達が言う
「○○ならもっと飲んだのになー笑」
お父様も悲しそうに言う
「○○さんは死んでなんかないですよ」
「そーだな」
って悲しそうに
僕はただ
ただ
『人間皆んないつか死んじゃうんだなー』って
僕が死んだらこんな風に語ってくれる仲間や友達がいるのかなって
お父様の仲間みたいに家族以外の人が自分が死んだ時に悲しんでくれる人間になりたいね。
おじいちゃん。
僕頑張るね。
何十年後かわからないけど
そっちに行ったら一緒に飲みたいな。