パトロールリーダーハンドブックは、現場の班活動を支援するために作成されたものです。しかし、これがなぜ14NJの派遣隊活動にも活用できるのでしょうか?


その理由は、京都連盟の原隊が抱えている問題に起因しています。現在の京都連盟のボーイ部門の平均在籍隊員数は、9.4人しかありません。京都連盟の平均がこれですから、5名+4名の2班よりもっと少ないところもあるわけです。これではパトロールシステムで体験できることのすべてを体験できているとはいえない状況です。むしろ現在のボーイスカウトの中では、「標準隊組織」といわれるボーイ部門では4つの班があって、それぞれが個性を発揮するという体験ができるのは少数であって、むしろこのジャンボリーでの派遣隊や研修所での体験でしかできなくなってきているといえます。ですから、いままで磨いてきた技能と知識をもちよってキャンプ生活に臨むという流れが、原隊でできない体験をジャンボリーでするという意味合いが大きくなってきているのです。


パトロールリーダーとして充分に力を発揮していってもらうためにも、原隊では受け継がれていっていないも、班の伝統を少しハンドブックから垣間見て、そこで体験したことを原隊にもってかえってもらうために、派遣隊活動ではこのハンドブックを大いに活用して進めてもらいたいと思っています。

ぜひとも、パトロールリーダー・ハンドブックをご活用ください。


京都連盟ホームページから、購入申込書がPDFで提供されています。

http://www.scouting-kyoto.jp/goods/good/pl_hb.pdf

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京都連盟では、ボーイ部門での活性化をすすめるためのツールとして、ボーイ部門の班長・次長にむけてハンドブックを作成して販売しています。もちろん、隊指導者にとってもパトロールシステムが一層、理解できる本です。

パトロールリーダーハンドブック
京都連盟ホームページから、購入申込書がPDFで提供されています。
http://www.scouting-kyoto.jp/goods/good/pl_hb.pdf


この本の特徴について紹介しておきます。
この本はボーイ隊に入るときに初めてスカウトハンドブックを読んでから3年程度を経過したちょうど中学1-2年生ぐらいを読者対象としています。スカウトハンドブックは、ページ数も多く、一気に読み進める本ではありませんが機会あるごとに2ページ単位で読んでいき、ちょうど一通り読み終わった年代、そしてグリンバーとなる年代です。


本の巻頭部分にもある、ジョンサーマン著「班長の手引き」からの引用にもあるとおり、スカウトたちが自分たちを見守ってくれる大人=指導者を自らひっぱってきたことが指導者のはじまりであり、また「班集会で活用できる100のアイデア」など古典的な記事から、2005年に新しく始まった班役務章のそれぞれの紹介や、スカウトの日の活動ブログからワークショップスタイルでのプログラムの進め方など新旧を織り交ぜて構成されています。


また、今現在、同年代の世界のスカウトたちが読んでいる「パトロールシステム」「班長のガイド」などの本を参考にして、活動をすすめていくうえで必要なリーダーシップスキルが身に付けられるようにしています。これは班長にとってとても役に立つ本ですが、大人になってからもずいぶん役に立つと紹介されているとおり、私たち指導者が読んでも、実に参考になる本です。

また、章ごとに設けられたコミックなどで興味を喚起するだけでなく、KYTなど視覚的な教材も取り入れて内容をイメージづける組み立てになっています。
ちなみに本のストーリーテラーになっているフクロー班は、京都連盟創立90周年シンボルマークの「ふくろう」にちなんでいます。


ボーイ部門での班の組み立てと、メンバーとしての役務、グループとしての協力、班員への指導など、フクロー班とそれらを見守る面々との活躍で、具体的にどうすすめていったよいかのヒントが数多く紹介されていて、それを元にしてよい典型例として認識付けることができると思います。

班長を中心とする班活動、上級班長を中心とする隊活動を支援するために、その活動をたたえる「班活動バッジ」を京都連盟が独自で設定してスカウトを表彰する規定として設定しました。それについての詳しい進め方も紹介されています。


以上が、パトロールリーダー・ハンドブックとしての特徴ですが、これを特に14NJの派遣隊活動で活用していきたいと思います。それにつきましては、次の日に続きます。

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