PWG ASW12

ヤングバックス×リコシェ&マット・サイダル;PWGタッグ王座戦


この2組にしてはテンポがやや鈍重に感じてしまいますが、攻防の中のスポットの入れ込みが序盤からクライマックスのハイライト的なポジショニングで技を絡ませ合いながら熱量を含ませながら一進一退。好勝負。☆4.25

ex)ここからはブログのみ

 新日本で結構組んでしまったカードではありますが、攻防の中でライバリティがあること、経験の中でこの技からあの技、このスポットからあのスポットへ、そしてネタ的な攻防も含もうかと決してスピーディでないながらも一進一退を積み上げていきます。正直、ラッシュタイミングからの攻防を見せるところでやや鈍重な印象も受けるため、序盤は退屈な印象も受けるのですが、会話劇+サスペンスアクションな映画のようにハイライトになるスポットを高度に貼り付けていくのは経験値とセンスが成せる技なのでしょう。最後のメルツァードライバーをキャッチしてからの攻防のハイセンスっぷりにはつくづく脱帽です。好勝負。☆4.25