まず、なんといっても焼肉は

「肉」の選択が一番大切である。

激安肉は美味しくないが

高級肉が美味しい、とは限らない。


私は基本的に焼肉店に通えるような

余裕のある生活はおくれていないので、

焼肉店に少しでも近づけるように、もがき、あがき

ちょこちょこと健全な散財をしている。


最近のお気に入りは

コストコ100グラム40円のトリムネ肉

近所のスーパー100グラム128円の豚バラカルビ肉


牛肉は高いのでカゴに入ることは無い。


ムネ肉はさっぱりと塩だけで焼き

好みで「かんずり」をつけて食す。


豚バラカルビは

最近ミソダレにこっていて

上手く焼けると白飯によく合う。


いくら良い肉を買ってもテフロンのフライパンで焼いては

美味しく食べられない。

テフロンのフライパンは便利だが

料理を美味しくする道具としては弱い。

(強火を使えないという意味でも)

そして、安い肉でも適切な道具さえあれば

焼肉チェーン店の味は軽く越える。


料理は足し算ではなく

引き算だ が持論。

肉本来のうまみが引き出せれば

味付けは主張し過ぎないほうが良い。




熱源について。


電気、ガス、炭火、直火 とあるが

安定した熱源としてガスをお勧めする。


私が美味しいと思う焼肉屋に炭火焼肉店は無い。

確かに炭火は美味しいが、

ガスが不味いと思うのは大間違いである。


道具について。

(すべて実際に使用中)


MOKI 無煙バーベキューコンロ
ご~まるcc

剪定枝を燃料として使える直火バーベキューコンロ。



メリット


うちの場合は燃料代ゼロ。


ハイカロリー。


片づけが一瞬(洗物は網だけ)


高火力で独特な焼け方。肉美味しい。



デメリット


火力の調節が難しい。


うっかりすると焼き鳥の串まで燃えてしまう。




バーベクック

ご~まるcc

簡単着火

炭使用の簡単便利バーベキューコンロ。



メリット


新聞紙2枚で炭に簡単着火。


焼ける肉は文句無く美味い。


炭の消火機能、保管機能。



デメリット


本体が大型な為に炭を多めに使う。




SOTO ST-930


ご~まるcc

本体がそのまま火消しツボになる

旅に使いたい機動性抜群の卓上用バーベキューコンロ。



メリット


数泊なら何も洗わなくても

蓋を閉めるだけで何回でも運用可能。


日本製(日本のものづくり企業を応援)


パーツが消耗品として購入できる。


蓋を裏返せばフライパンとして使用できる。


バーベクックよりは炭の使用量が少ない。


途中で消した炭はまた再使用できる。


網の高さ調節機能。


文句無く美味い。



デメリット


油の多い肉は炭に落ちて油煙になる。

これは美味しさの秘訣なのだが

室内ではまず使用できない。

(卓上型だが炭火バーベキューコンロを室内で使用してはいけない。死にます)




IWATANI 炉ばた大将


ご~まるcc

カセットガスを使用する

遠赤系バーベキューコンロ。


メリット


炭をおこす手間が無い。


遠赤効果で肉が美味い。



デメリット


洗物が多い。片づけが面倒。


一見部屋で使えそうだが煙が盛大に出るので

現実的ではない。覚悟が必要。




IWATANI カセットグリル


ご~まるcc

イワタニの直火系焼肉専用機



メリット


焼肉店の味。


炭をおこす手間が無い。


片づけが比較的楽。


鋳物プレートはガシガシ洗える。



デメリット


鋳物プレートは気をつけないと錆びる。


鋳物プレートは使用方法を誤ると割れる。


他の高価格帯カセットガスコンロが日本製なのに対して

これは中国製。


鋳物の物質?は間接的に口に入るものなので

出来れば国内生産であって欲しかった。


煙がかなり出るので室内卓上使用は厳しい。




東方工業 けむとうなかぁ~

ご~まるcc

「専用カセットガス」使用の遠赤外線焼肉コンロ



メリット


本当に煙が出ない。

屋内で安心して使用できる唯一のバーベキューコンロ。


遠赤外線でふっくらジューシー。



デメリット


煙が出ないと煙特有のあの「うまみ」は出ない。


専用圧縮炭と専用ガスが消耗品なのでランニングコストが高い。


煙の出ないレベルの火力だと

パワー感が無い。(遠赤外線でじっくり焼くイメージ)


(追記)

本日、普通はやる事のない「けむとうなかぁ最大火力」で使用してみた。

火力のパワー感は十分出る事がわかったが、

ガスがその分早くなくなる。

最大火力では「煙味」も付き美味しいが、煙を出して良いなら

専用ガスがかなり割高な「けむとうなかぁ」にこだわる必要は無いという

結論に至った。





どれも一長一短だが

コストパフォーマンスで言ったら


イワタニのカセットグリル


が一番高いだろう。

煙問題さえクリアすればいつでもどこでもお店の味だ。



煙が絶対に出せない環境であるなら


けむとうなかぁ~


一択だ。

ただし、肉の味はアッサリする傾向にある。


炭火、直火バーベキューコンロは

着火行為が楽しめるならありだろう。

火を扱えるのは地球上で人間だけである。


子供たちに

危ないから火の扱い方を教えない、のではなく、

危なくない火の扱い方、を大人が教えるべきだと思う。


それで美味しい肉が焼けたら

きっとみんな最高だ。



東北、秋田の豪雨が心配です。

自然の力に

全く逆らえないね人間は、、、