2005-08-07 11:44:54

くじらの島の少女 の参

テーマ:外国映画と文学

くじらの島の少女 の参


登場人物で一番好きなのは、少女パイケアの叔父さんです。 パイケアが生まれたとき、長男と親父のイサカイからは離れていました。おばあちゃんから、「赤ちゃんを守ってね・・・」と言われたことを忠実に果たしていきます。ちょっと太めですが、とても好きなキャラクターです。


マオリ族の男たち。 皆で船で荒海を漕ぎ出していくときの、掛け声が勇壮です。 日本の汚れて、真っ黒な桟橋の下の海。その海の向こうには、こんな文化があるのです。日本のナヨナヨ文化とはまた違った魅力を感じます。


今晩の放送、BS2 7:30 ぜひ見てね。

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2005-08-07 11:43:04

くじらの島の少女 の弐 8月7日夜7時30分、NHK・BS2

テーマ:外国映画と文学

くじらの島の少女 の弐


■今晩(2005年8月7日)夜7時30分、NHK・BS2(衛生)で放送があります。


おじいちゃんはマオリの族長。長男の嫁の出産は、男と女の双子でした。おじいちゃんは男の子を期待していました。だって族長を継げるのは男の子と決まっていたから。


マオリの神様は意地悪でした。女の子だけ生き残ります。期待を大きく裏切られたおじいちゃんは、どうせ片方の赤ちゃんが生き残るなら、男の子の方が・・・とどんなに思ったことでしょう。


病院の産科で、おじいちゃんはその気持ちをあからさまにぶつけます。長男はそれから外国に行き、女の赤ちゃんは、女の子を望まないおじいちゃんの元で育まれていきます。


それから11年。


始めは、女の赤ちゃんを嫌っていたはずのお爺ちゃんは、何故か、目の中に入れても痛くない可愛がりようでした。赤ちゃんは成長して、小学校に通っています。その送り迎えをお爺ちゃんが自転車に乗せてするわけなんです。少女は、だれが見ても秀でていました。整った容貌と、夢見るような熱い瞳、気品がみなぎる立ち居ふるまいは、お爺ちゃんおばあちゃんの自慢の種でした。


そこへ、長男が帰国します。かれはドイツでマオリの文化を伝える美術家となって海外で少しずつ名声を得るようになっていました。そんな彼に、お爺ちゃんは、小学校の女先生と一緒にさせようとしますが、彼にはすでに、身ごもった恋人がいたのです。


そして、親子喧嘩、そし果てに、おじいちゃんは、「あんな娘、一緒にドイツに連れて行け・・と口走ります」もちろん、心にもないことなのですが。パイケアはやはり傷つき、父親とドイツに行くことを受け入れます・・・。


おじいちゃんは、頑固ですから、耐え難い後悔にさいなまれました、そして、マオリの子供たちを集めて、文化の継承を・・・。 一方、パイケアは空港に向かう海岸線を飛ばす車の中で、遠い海の彼方から、鯨の・・・。


男の子たちを尻目に、誰よりも深く強くマオリの文化を学んで行く、少女パイケア。 一方、族長の継承者は男の子でなければならない、というマオリ族の伝統に金縛りになり、石のように、パイケアの努力をはねつける、おじいちゃん族長。


そんなある日、パイケアが学校で、村の人々に、マオリの伝統継承を訴えたその夜。 事件が起きるのです。

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2005-08-07 11:41:04

くじらの島の少女

テーマ:外国映画と文学

くじらの島の少女


ニュージーランドの島々のなかの、ある病院。普通の現代的な施設。そこに集うのは、ありきたりの家族。息子夫婦の、出産に立ち会っているのです。


それは、とてもありきたりなのですが、実は、おじいちゃんになろうとしている、頑固そうな親父は、ニュージーランド先住民のマオリ族の族長なんです。そして、男の子が生まれることを確信して病院に来ていました。


絶対に男の子でないとイケナイのです。その男の子が、部族を救う預言者となる、血筋を受け継ぐ者だから。その親父の息子は、親父の期待を裏切って生きてきました。だから、親子の中はとてもギクシャクしている。それを繋ぎとめていたのは、優しいおばあちゃんになる、母親とこれから生まれるはずの男の子だっのですが。


実は、双子でした。そして、双子の男の子の方は、生きて生まれることは出来なかった。そして、生母も一緒にあの世に旅立って、残ったのは、女の子だったのです。


お祖父ちゃんの落胆は激しく、そして、生まれた女の赤ちゃんを、「こんなもの」といって、病院を去りました。そんな身勝手な親父に対して、父親(長男)は、赤子に「パイケア」という名をつけました。それは、おじいちゃんへのあてつけだったのです。


なんとなれば、預言者として生まれた子は、代々、「パイケア」という名をもらう伝統になっていたからです。

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2005-08-07 11:38:27

金色の嘘 原作

テーマ:外国映画と文学

金色の嘘、原作を読み終えましたら、書きます。

ゴメンナサイ。


今晩、良い映画あるので、そちらを先に紹介します。


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2005-08-04 19:59:18

映画 金色の嘘

テーマ:外国映画と文学

映画 金色の嘘


冒頭、イタリアの古い城のなかで起きる、悲しい事件。城主の奥方は美人で欲張り、こともあろうに城主の次男坊と不倫中に捕まって、二人ともさんざん串刺しされたうえ、大型の剣で○を断たれてしまう。(同じ命の絶たれ方も絶対に、生き返る希望のない方法の方が、残○なイメージとなります)


それから急に、時代は1903年の明るくて温かいイタリアに飛んでいく。賢くて美しい女性。何をどうして、親友の婚約者と恋愛関係。その婚約者はイタリアの名門貴族アメリゴ公爵。先祖はアメリカの名前の元になったほどの名門です。


しかし、愛人の公爵アメリゴ様は、経済のこともあって、アメリカの実業家の愛娘と結婚。彼も、派手さはないが、実はキレイで優しい若妻を心から愛しているわけです。


そして、美貌の才媛シャーロットは、親友のお父様の求婚を受け入れるわけです。そして、愛人公爵様の近くに公然とまとわりつくわけなんですね。夫婦の義理の母になったわけですから。このお父様がとてもいい方です。


ただ、父と娘はとてもとても強い絆で結ばれている。そして、公爵様とシャーロットも未練たっぷり付き合っていきます。こうなるととても暗い感じに思われるのでしょうか。実は、救いの多い作品なのですね。


映画の冒頭のシーンが現実的で、不倫への罪と罰への恐怖がこの映画の鑑賞している人の心の底につねにおかれます。そのエピソードがとても緊張感を与えるという優れた手法ですね。とにかく不倫モノなのに、ハラハラ、ドキドキしました。(私だけかも)

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2005-08-04 19:57:15

映画 金色の嘘 の弐

テーマ:外国映画と文学

映画 金色の嘘

この映画は、幸せな結婚への知恵がちりばめられています。

主人公シャーロットは思い込みが激しくて、自分勝手な性格。そして、高慢ちきな美人。それが思い通りに人生が行かなくなると。その行き着く果ては・・・。その人が幸せになるかならないかは、回りの人がその人をど扱うかによって違ってくるのですね。


その人が、人間としての尊厳を保てるか否かは、回りの人かどうその人を遇するか。

「マイフェアレディ」映画、粗野な路上の花売り娘が、二人の言語学者の力で、淑女として社交界に華やかなデビューを果たす。原作ジョージ・バーナード・ショウ。


主演のオードリー・ヘプバーンが劇中で言います。相手は、家庭教師を務めた、高慢な教授。
 「女性が淑女でいられるかどうかは、周りの人から、どう扱われかによって決まるの・・・」イライザは、そう言って教授の元を去ります。すると、教授はイライザが自分の人生にかけがえのない存在になっていたことに気づくのです。


ラストは、セピア風のニュース映画の一行記事のなかに、シャーロットのその後の生き方が・・・。やっぱり人は前向きにいかないと。


こんな良い映画、どこに隠れていたのでしょう。

どのような不都合があったにせよ、親子兄弟が簡単に見捨ててしまう。見捨てられて、路上で紙の家に篭って生活する。その人たちにも家族はあるはずなのに・・・。そんな美しくない国民だったのか、日本人は。

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2005-07-24 20:34:04

伊豆の踊り子 川端康成 山口百恵 吉永小百合 の続き

テーマ:日本の映画と文学

映画の製作者は、当時流行りだした、海外旅行での、ご乱行という風潮が、「赤信号、皆で渡れば怖くない」という、なかで、一向に恥を感じない、そんな世の中に、反対の意を明確にした、という感じです。 伊豆の踊り子の時代は、 軍国主義発展の時代でしたから。 そして、世の中全体が、軍国に賛成だったのです。


しかし、原作は、そのような時代の見方をしていません。 と私は信じます。 どの時代にあっても美しいものは、はかなく。また、切ないものです。



「この下に泉があるんです。・・・・飲まずに待っていますから」


「さあ、お先にお飲みなさいまし。・・・女の後は汚いですから」



人々が、こんなに清らかな時代が、あったのですね。 黒船来航の直後、開国した頃、日本を訪れた外国人は、「日本人は庶民に至るまで、礼儀正しく、親切・・・」と書いています。 その美しい日本人はいつか戻ってくることを信じたいです。 いまだに、伊豆の踊り子が読みつがれているのですから。



伊豆の踊り子 文学 川端康成 伊豆の踊り子ほか読んでおきたい日本の名作


山口百恵 映画DVD 伊豆の踊子

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2005-07-24 20:25:13

伊豆の踊り子 川端康成 山口百恵 吉永小百合(NHK BS)

テーマ:日本の映画と文学

伊豆の踊り子 川端康成 山口百恵 吉永小百合(NHK BS)


原作の中に、こんな文章がありました。
 「大島に二軒家を持っていて・・・・彼らの旅は思っていたより世知辛いものでなく、のんきなものであった」

山口百恵主演の「伊豆の踊り子」では、 酒宴の席で、酔った客に、踊り子が絡まれたりしているシーンがあって、 旅芸人はキツイ仕事という印象を受けたことでしょう。



 観客は一層の哀れを誘われ、 金にモノを言わせて、 いやらしいことをする。 元祖、好色漢に対して、敵意をあおられたことと思います。 私も見た当時は、こんな人たちには、強い反感を持ちました。 知り合いの方が、フィ○ピン行のパック旅行に参加、一週間、○性をお抱えにした、などという「自慢話?」を嫌○感を持って聞いた覚えがあります。



でも、原作では、それはほんのちょっと、主人公のある種の妄想のように、書かれています。 そして上記のような、否定の記述もありました。 映画は、日本の好景気から、海外での接待ご用達のご乱行に対しての、映画製作者の気持ちが、少し込められたのでしょう。

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2005-07-18 17:26:57

潮騒 三島由紀夫、映画「山口百恵」又は「吉永小百合」

テーマ:日本の映画と文学

潮騒 三島由紀夫原作


今回は小説の方から。 映画は何回も見ましたが、吉永小百合も、山口百恵さんの映画も、とにかくアイドル映画に分類されてしまいます。 原作は超名作。



原作は、島の景色から場所・・主人公の紹介へ



その表現が、読者に的確にイメージと主人公のイメージを的確にきちんと伝えています。 


風景の表現は、その場の空気や大気の温度さえ伝えている。 それが少女の紹介文へとつながってゆく。 すると、読んでいた人は、 まだ紹介されてもいないのに主人公の女性のイメージに重なって行きます。 きよらかなイメージを少女に抱くことができてしまうのですね。

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2005-07-18 17:21:18

潮騒 三島由紀夫原作

テーマ:日本の映画と文学

この本は絶対に必見です。


そして三島文学がこれほど詩的なものかと思うはず。
無駄な文字も文章も見つけられない。これ以上の表現は、不可能といいたいです。


主人公の青年が、神様に祈ります。気立ての良い、美しい嫁が授かりますように。


この辺りは、エリート主張と非難されそうですが、文学なので。 それに、慌てて、「バチが当らんかな・・・・」と書いてます。


なんとか、交際にこぎつけて。


始めて灯台長の家に訪問をかこつけて、逢瀬の約束をしました。 初江は、灯台長の娘のことでプンプンしていた。 信治は二人きりになっても、初江に手をとらずに、夢、(といっても現実的なささやかな夢)を語り、やっとのことで、次の約束をする。



ものごとへの、女性と男性の反応の対比として、とてもリアルに描かれています。
このあたりはとても健全ですね。 前日にちょっと胸に触れて、それから今日はエスカレートして、なんて感じに落ちてゆかぬところが、健全な時代の象徴的な表現になっています。



よき文学とは、時代の空気を後世の人にきちんと残してくれるのだと思います。 それが読者の報酬なんですね。


○ック○といえども、その快楽は、一度味わえば、もはや同じ感動を与えてはくれません。 同じレベルの快楽を味わうには、直前のよりも、もっとカラシを効かせていかなければだめなんです。


でも、満たされぬ夢は、いつまでも美しい夢として、私たちの心を満たしてくれる。



□■此処から先は本を読んで下さい。 超オススメです。

小説 潮騒新潮文庫


□■映画。 山口百恵さんのは、TUTAYAでレンタルされています。


吉永小百合さんの映画は、NHK BSで時々やっています。DVDの方は 今度 BOXで発売されるとのこと。


山口百恵さんの映画 潮騒

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