2011-03-30 23:23:53
トピックス3/30
テーマ:ブログ
本日も弊社ブログをご覧いただきまして誠に有り難うございます。
まずは、2011年3月11日に発生致しました東北地方太平洋沖地震において被災された皆様に、哀悼の意と心からのお見舞いを申し上げます。被災地の1日も早い復興がなされますよう、従業員一同、お祈り申し上げます。
寒さも緩み、本格的な春の到来です。間もなく新年度となりますので、新しい環境で生活やお仕事をはじめるという方もたくさんいらっしゃるかと思われます。無理をして体調を崩されることなどないよう、くれぐれもご注意下さい。
東京証券取引所と大阪証券取引所は国際的な市場間競争に勝ち残っていくため、経営統合の協議に入りました。国内のベンチャー企業が日本以外のアジア市場での新規株式上場を目指す傾向が強まっており、国内市場が単なるアジアのローカル市場のひとつに過ぎないとみなされていることへの危機感から、早期に攻勢をかけなければならない事態に追い込まれています。東証は時価総額においてアジアでのトップを維持しているものの、昨年の売買代金はリーマンショック前の2007年比で半分以下となる354兆円まで落ち込み、上海市場に追い越され、深セン市場もこれに肉薄している状況です。また、取り引き環境の整備でも遅れをとり、例えばシンガポール取引所が今夏から稼動させる高速売買システムは、東証が昨年1月に導入した当時世界最高水準だったシステムの20倍以上の速さとなります。更に両取引所は、経営戦略でも行き詰まり感が否めません。ここのところ東証は金融派生商品(デリバティブ)の上場を加速させていますが、この分野では大証の日経平均先物の方が
圧倒的に知名度が高く、海外市場でも売買されています。一方の大証は、昨年10月にジャスダッ
クとヘラクレスを統合したアジア最大の新興市場である新ジャスダック市場の取り引きを開始してはいるものの、国内新興市場に新規株式上場した企業の初値は公募価格を下回る場合も多く、ベンチャー企業のなかには国内市場を素通りし、シンガポールや韓国などアジア市場で上場する動きも出ています。両取引所の統合について業界関係者からは、弱者連合では無意味であるなどの厳しい意見も出され、また、売買代金でみると東証の5%程度しかない大証にとっては、東証に飲み込まれてしまうのではないかという懸念もくすぶり、統合実現までの道のりは決して平坦とはいえません。世界中の取引所が生き残りをかけて競争を激化させているなかで、国内取引所がいかなる戦略を描き、勝ち残っていくのか注目されるところですが、ここは小異を捨てて大同につくときともいえます。
現下、世界的にも取引所再編が活発化しておりますが、その一因としてPTS(Proprietary Trading System 私設取引システム)の急成長をあげることができます。PTSが台頭した背景には規制緩和があります。米国では投資家に最も有利な価格を提示した取引所で注文を執行する最良執行制度が2005年より開始、欧州でも2007年にPTSが認可され、存在感を高めています。PTSは既存の取引所を介さずに売買ができ、手数料も安いうえ、最先端システムによる高速取引が可能ですから、ヘッジファンドなど大口顧客が利用し、既存取引所のシェアを奪いつつあります。欧州ではPTS大手チャイエックス・ヨーロッパの株式売買代金シェアが2007年からわずか3年でNYSEユーロネクストにほぼ肩を並べ、ロンドン取引所に次ぐ規模にまで拡大しています。日本にもPTSは存在し、シェアはまだ1%台と極めて低いものですが、これからシェアを拡大していく余地は十分にあり、いずれは国内既存取引所を脅かす存在になり得るのではない
でしょうか。
さて、弊社も数年後に株式市場への上場を目指していますが、場合によってはシンガポールなどアジア市場での上場、あるいは、国内と海外の両市場への上場ということもあるのかもしれません。ただ、いずれにしましても、不動産賃貸事業とマリオンボンド生成・販売事業という、2つの事業を核とした循環システムに基づき、成長を成し遂げていくことに変わりはありません。ステークホルダーの皆様にこれまで以上に安心感・満足感を抱いていただくべく、更なる努力を重ねて参る次第です。
まずは、2011年3月11日に発生致しました東北地方太平洋沖地震において被災された皆様に、哀悼の意と心からのお見舞いを申し上げます。被災地の1日も早い復興がなされますよう、従業員一同、お祈り申し上げます。
寒さも緩み、本格的な春の到来です。間もなく新年度となりますので、新しい環境で生活やお仕事をはじめるという方もたくさんいらっしゃるかと思われます。無理をして体調を崩されることなどないよう、くれぐれもご注意下さい。
東京証券取引所と大阪証券取引所は国際的な市場間競争に勝ち残っていくため、経営統合の協議に入りました。国内のベンチャー企業が日本以外のアジア市場での新規株式上場を目指す傾向が強まっており、国内市場が単なるアジアのローカル市場のひとつに過ぎないとみなされていることへの危機感から、早期に攻勢をかけなければならない事態に追い込まれています。東証は時価総額においてアジアでのトップを維持しているものの、昨年の売買代金はリーマンショック前の2007年比で半分以下となる354兆円まで落ち込み、上海市場に追い越され、深セン市場もこれに肉薄している状況です。また、取り引き環境の整備でも遅れをとり、例えばシンガポール取引所が今夏から稼動させる高速売買システムは、東証が昨年1月に導入した当時世界最高水準だったシステムの20倍以上の速さとなります。更に両取引所は、経営戦略でも行き詰まり感が否めません。ここのところ東証は金融派生商品(デリバティブ)の上場を加速させていますが、この分野では大証の日経平均先物の方が
圧倒的に知名度が高く、海外市場でも売買されています。一方の大証は、昨年10月にジャスダッ
クとヘラクレスを統合したアジア最大の新興市場である新ジャスダック市場の取り引きを開始してはいるものの、国内新興市場に新規株式上場した企業の初値は公募価格を下回る場合も多く、ベンチャー企業のなかには国内市場を素通りし、シンガポールや韓国などアジア市場で上場する動きも出ています。両取引所の統合について業界関係者からは、弱者連合では無意味であるなどの厳しい意見も出され、また、売買代金でみると東証の5%程度しかない大証にとっては、東証に飲み込まれてしまうのではないかという懸念もくすぶり、統合実現までの道のりは決して平坦とはいえません。世界中の取引所が生き残りをかけて競争を激化させているなかで、国内取引所がいかなる戦略を描き、勝ち残っていくのか注目されるところですが、ここは小異を捨てて大同につくときともいえます。
現下、世界的にも取引所再編が活発化しておりますが、その一因としてPTS(Proprietary Trading System 私設取引システム)の急成長をあげることができます。PTSが台頭した背景には規制緩和があります。米国では投資家に最も有利な価格を提示した取引所で注文を執行する最良執行制度が2005年より開始、欧州でも2007年にPTSが認可され、存在感を高めています。PTSは既存の取引所を介さずに売買ができ、手数料も安いうえ、最先端システムによる高速取引が可能ですから、ヘッジファンドなど大口顧客が利用し、既存取引所のシェアを奪いつつあります。欧州ではPTS大手チャイエックス・ヨーロッパの株式売買代金シェアが2007年からわずか3年でNYSEユーロネクストにほぼ肩を並べ、ロンドン取引所に次ぐ規模にまで拡大しています。日本にもPTSは存在し、シェアはまだ1%台と極めて低いものですが、これからシェアを拡大していく余地は十分にあり、いずれは国内既存取引所を脅かす存在になり得るのではない
でしょうか。
さて、弊社も数年後に株式市場への上場を目指していますが、場合によってはシンガポールなどアジア市場での上場、あるいは、国内と海外の両市場への上場ということもあるのかもしれません。ただ、いずれにしましても、不動産賃貸事業とマリオンボンド生成・販売事業という、2つの事業を核とした循環システムに基づき、成長を成し遂げていくことに変わりはありません。ステークホルダーの皆様にこれまで以上に安心感・満足感を抱いていただくべく、更なる努力を重ねて参る次第です。








