特技懇誌 284号に、「大阪地裁における調査官の業務について」という記事が載っています。

https://smartcore.jp/tokugikon/tokugikon_shi

なお、特技懇は特許庁技官の集まりです。

 

読んでみたところ、興味深い内容でした。

 

裁判所調査官というと、特許や法律の調査をする方という誤解もあるようですが、「裁判所を補助する者に必要な調査を命じ、裁判官の判断の資料とすることで、負担の軽減を図り、事件の能率的な処理を図る」のが仕事です。

 

大阪高裁には機械、電気、化学の調査官がそれぞれ1名のため、担当分野も幅広いとのことです。この点は特許事務所に似ています。

地裁調査官は、プログラムの著作物も担当するそうです。

 

調査官の仕事は、以下のような流れで進むそうです。

「大阪地裁では、知財部に訴状が届くと、まず担当部の決定、受命裁判官(主任裁判官)の決定、担当書記官の決定が行われます。その後、当該事件の内容に応じて裁判官から調査命令が指示されると、事件書面の写しが調査官室に配布されます。この写しに基づいて、調査官は調査を行い、その後に両当事者から提出された書面の写しも担当する調査官にも逐次配布されます。ここでいう調査とは、技術に関する調査、調査結果の資料作成・報告などを指します。」

 

現在は、特許等の侵害訴訟を提起できるのが、東京地裁と大阪地裁に限られています。上記のような地裁調査官の仕事を鑑みれば、他の裁判所の管轄が制限されているのも、致し方ないように思います。

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NHKの報道によれば、次期特許庁長官に経済産業書出身で、首相秘書官の宗像直子氏を起用するとのことです。

 

現在の小宮長官も、官邸主導の人事と言われましたが、報道が事実だとすれば、次期長官も官邸主導のようです。ちなみに小宮氏は昨日、弁理士の日記念祝賀会へ来られていました。

 

かつては、経済産業省の事務次官レースに敗れた、No.2の方が特許庁長官など外局の長を務めていました。

 

現在は、この風潮が変わってきていますが、小宮氏も宗像氏も経済産業省のキャリアで局長経験者ですから、従来の人事とそれほど変わっていないという見方もできます。

 

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170704/k10011040751000.html

政府は、中央省庁の幹部への女性の登用を推進する一環として、新しい特許庁長官に、総理大臣秘書官を務める、経済産業省出身の宗像直子氏を起用する人事を固めました。

安倍政権は、女性活躍の推進を重要課題に掲げ、中央省庁の幹部への女性の登用を進めています。
その一環として、政府は、特許庁の小宮義則長官の後任の新しい長官に、現在、総理大臣秘書官を務める、経済産業省出身の宗像直子氏を起用すへる人事を固めました。

宗像氏は、東京都出身で55歳。昭和59年に当時の通商産業省に入り、経済産業省で初めての女性の局長として、貿易経済協力局長を務め、おととし女性としては2人目となる総理大臣秘書官に就任しました。

政府は、経済産業省や総理大臣官邸での経験が豊富な宗像氏を特許庁長官に起用して、産業競争力の強化に向けた企業による知的財産の活用などを一層推進するとともに、女性の活躍をアピールする狙いもあるものと見られます。

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ロースクール(法科大学院)ですが、来年は青学に加えて、立教も募集を停止するとのことです。

 

そもそも、我が国には訴訟で紛争を解決する文化がなく、弁護士を年間2000人以上も増やす必要はありませんでした。

 

また、法学未修者の場合、ロースクールに原則3年通う必要があり、旧司法試験や予備試験に比べ、時間的、金銭的な負担が大きなものとなりました。

 

社会人が仕事を辞めてロースクールに通うというのも、リスクが高く、躊躇する方がほとんどです。ロースクールは理科系出身者や社会人経験の豊富な方を法曹に呼び込むことも目的としていましたが、現実は逆の結果となりました。

 

もうロースクールは止めて、旧司法試験に戻して良いのではないでしょうか。

そして、ロースクールよりも獣医学部のほうが、ニーズがあるのであれば、1校や2校、新設して構わないと思います。

 

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170630-OYT1T50043.html?from=ytop_main4

今年度は青山学院大、立教大が相次いで学生募集の停止を発表し、来年度も募集を行う大学院はピーク時のほぼ半数の39校に減少する。首都圏の有名私大にも淘汰とうたの波が押し寄せた格好で、法科大学院関係者からは「撤退する大学院は今後さらに増える可能性がある」との指摘が出ている。

 

◆「財政的に厳しい」

 青山学院大の三木義一学長は6月1日、東京・渋谷区の青山キャンパスで記者会見し、法科大学院の来年度からの募集停止を発表した。理由については「現在の学生数では黒字が見込めない」と説明した。

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昨日午後より、日本弁理士クラブ(日弁)の旅行会で、新潟県糸魚川市に来ています。

今年は日弁の副幹事長をしており、自分も旅行会幹事の一人です。




日本弁理士会の渡邉会長らとの懇談会もありました。

今日は観光ツアーで、フォッサマグナミュージアム等を見学し、東京へ戻ります。

朝日新聞デジタルに、埼玉県所沢市がふるさと納税の返礼品を止めたという記事が載っています。

 

その結果、所沢市へのふるざと納税は、今年はまだゼロだそうです。しかし、所沢市長は、現在のふるさと納税がその本来の理念からかけ離れているおり、ゼロでも構わないとのことです。

 

自分もふるさと納税の返礼品競争には疑問を持っており、今まで一度もふるさと納税をしたことがありません。

 

所沢市に続く自治体が出てくるかもしれませんが、制度自体を抜本的に見直すべきでしょう。

プレミアムフライデーもそうですが、一般国民向けの制度を、世相に疎い役所が作るとロクなことがありません。

 

http://www.asahi.com/articles/ASK5961S8K59UTNB014.html

 埼玉県所沢市は4月から、2年続けた「ふるさと納税」の返礼品をやめた。昨年は同時期に23件231万円あった寄付が、今年はゼロ(12日現在)。それでも「決断して良かった」と言う藤本正人市長(55)に真意を聞いた。

 

――やめた理由は。

 「どこの返礼品をもらおうか」とか、テレビ番組の返礼品特集とか、理念と違う。自治体がほかとの差別化を意識し、終わりなきレースになっている。しかも参加したら最後、闘い続けなければならない。とすれば、降りるしかないというのが今回の決断だった。

 

 ――レースがつらくなった?

 違う。レースを続ける体力はある。所沢市は山岳テントや天体望遠鏡、ファッション性のあるイヤホン、ローストビーフ、遊園地のチケットなど地産の商品やモノはたくさんある。だが、これらをレースに使うあり方が、本来の理念からかけ離れている。

 

 本来は自分を育ててくれた、世話になった場所に感謝や応援する趣旨だったはず。それをモノで釣って、よその自治体に納められるはずだった税金を自治体間で奪い合う始末。納税者もモノを得ることに夢中だ。他の自治体から奪う必要はなく、救われるべき弱小自治体にふるさと納税されれば、それで構わない。

神戸港の写真

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先週金曜日のよる、西日本弁理士クラブさんの新旧役員慰労激励会に出席しましたが、翌日3/11(土)は神戸へ寄ってみました。半日観光のため、神戸港と中華街にしか行きませんでしたが、神戸港のクルーズは、なかなか楽しめました。

 

以下は、オーシャンプリンス号。45分間のクルーズ。

 

整備が進む神戸港。

 

川崎重工業の造船所。潜水艦の製造、メンテナンスも。

 

三菱重工業の造船所。こちらも潜水艦が。

 

灯台。

 

神戸大橋と中華街。

 

神戸の中華街の方は、神戸牛が大好き。

2017年 知財高裁所長の交代

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おはようございます。

 

本日で知財高裁所長の設楽判事が定年となりますので、後任の人事が発表されました。

日経新聞と毎日新聞に人事情報が載っています。

 

後任は予想通り、二部総括の清水 節判事でした。

清水判事の後任は、大阪高裁の森 義之判事です。

 

http://www.nikkei.com/article/DGXLASKJ26H01_W7A120C1EE8000/

▽ 最高裁(27日)知財高裁所長(知財高裁部総括判事)清水節▽知財高裁部総括判事(大阪高裁部総括判事)森義之▽大阪高裁部総括判事(福岡高裁部総括判事)田中俊次▽福岡高裁部総括判事(宮崎地裁所長)須田啓之▽宮崎地裁所長、山之内紀行

本日、特許庁任期付職員(特許審査官補)の採用最終試験合格発表がありました。

 

任期付審査官補合格者は55名です。

http://www.jpo.go.jp/shoukai/saiyou/ninkitsuki_exam_3rd.htm

 

先々週、審査官補ではない、特許庁任期付職員(特許審査官)の採用最終試験合格発表がありました。

 

こちらの合格者は57名でした。任期付審査官が再任される場合には、審査官補ではなく審査官として採用されます。ただ、審査官の合格発表も結構番号が飛んでいます。

ほとんどの方が再任されるわけではなく、審査官時代に一定以上の成績であることや、人物等で選別されていると思われます。

http://www.jpo.go.jp/oshirase/saiyo/ninkitsuki/shinsakan_goukaku_2017.htm

 

合計すると、計画通り、100名超の方が採用されたようです。

特許行政のために頑張って下さい。

三浦九段の疑惑と会長の辞任

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日本将棋連盟の谷川浩司会長が会長を辞任すると、昨日発表がありました。三浦九段の将棋ソフト不正使用疑惑をめぐり、混乱を招いた責任を取ったとのことです。

 

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1701/18/news087.html

日本将棋連盟は1月18日、谷川浩司会長が会長職を辞任すると発表した。三浦弘行九段の将棋ソフト不正使用疑惑をめぐり、混乱を招いた責任を取る形だ。新しい会長が決まるまでは務める。

 

 

自分は将棋に関心はありませんが、なぜこの話を採り上げたかというと、現在弁理士会で、会員の処分前公表に関する会令改正の話が進んでいるためです。

 

弁理士の中にはごく一部ですが、顧客の審査請求手数料など預かり金を、自己の借金返済等へ流用してしまう人もいます。

そのような行為を繰り返す悪質な人を、弁理士会の処分が確定する前に公表する制度が検討されています。

 

そういった制度自体は必要でしょう。しかし、今回の三浦九段のように、公表後不正がなかった場合に、どのように責任を取れば良いのでしょうか。弁理士会会長は、当然、任期途中で辞任でしょうか?

 

弁理士の処分前公表制度を導入するのは良いのですが、慎重な運用と、処分の必要がなかった場合に十分な名誉と損害の回復措置が望まれます。

 

三浦九段は、正月にヤマダ電機のイベントに呼ばれて挨拶したとのことですが、補償は難航しそうです。

 

http://mainichi.jp/articles/20170103/k00/00e/040/160000c

コンピューターソフトによる不正疑惑を指摘され、後に「証拠は認められない」とされた将棋の三浦弘行九段(42)=群馬県高崎市出身=が3日、同市内の将棋イベントに出演した。昨年10月に一連の騒動が持ち上がって以来、ファンの前に姿を見せるのは初めて。“サプライズ出演”に、集まった小中学生や保護者から大きな拍手がわいた。

 

連盟は不正疑惑が持ち上がったため、「混乱を避けたい」などとして出席をいったん取り消したが、ヤマダ電機が「名誉回復の機会に」と、昨年末に連盟や三浦九段側に掛け合い、急きょあいさつの場が設けられることになったという。

東京オートサロン2017

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昨日、幕張メッセ開催の東京オートサロン2017を見学しました。

オートサロンというのは、カスタムカー、改造車、及びそのパーツの展示会です。

 

東京モーターショウが、2年に1回開催されのに対し、東京オートサロンは毎年の開催です。

モーターショウに比べて、オートサロンは庶民的な雰囲気です。

 

ホンダの2代目NSX。実車を初めて見ることができました。

シビックの新型車も。

毎年人気の金銀ベンツ。マツダロードスターのハードトップ版 RF

例年、ポルシェGT-3やBMW M4のカスタムカーが多いのですが、今年は一回り小さいケイマンGT-4やBMW  M2が目立ちました。

いつも通り、フェラーリも。

浴衣、、着物の姿でバイクにまたがる。ヤンキーっぽさが良いのでしょうか。

売り出し中のアイドル?

以下はメルセデスベンツブース。