審査ハンドブックの改訂について、特許庁からアナウンスがありました。
IoT関連技術に関する事例、プロダクト・バイプロセスクレームの判例、不特許事由に関する判例などが追加されています。
審査ハンドブックは、審査官で審査業務を遂行するに当たって必要となる手続的事項や留意事項をまとめたものです。
その附属書として、審査基準で示された基本的な考え方を理解する上で有用な事例、裁判例、特定技術分野への適用例を掲載しています。
https://www.jpo.go.jp/shiryou/kijun/kijun2/handbook_shinsa_h2903.htm
平成29年3月22日
特許庁 調整課 審査基準室
- 審査基準専門委員会WGの第11回会合の結果等を踏まえ、IoT関連技術等に関する事例を、審査ハンドブック附属書A及び附属書B、並びに、IoT関連技術等に関する事例等をまとめた参考資料に追加しました。また、審査ハンドブック附属書Bにおいて、請求項の末尾が「プログラム」以外の用語であっても「プログラム」として扱われる用語の例を記載しました。
- 拒絶理由中に刊行物等を引用する場合の刊行物等の記載事項として、標準関連文書の記載要領を審査ハンドブック1207に追加しました。
- 審査官と代理人等との「面接」に含まれる形態として、出張面接審査における面接の例示を審査ハンドブック1217に追加しました。
- 上記改訂項目を含め、改訂項目を以下に列挙します。