そばにいてくれること。

ママ、って呼んでくれること。

笑ってくれること。

ご飯をモリモリ食べてくれること。

わがまま言うところ。

かわいい寝顔。

俺、腹へった、と威張って言うところ。

呑気にゲームしてる姿。

お兄ちゃんのことが大好きなところ。

泣き虫なところ。

おこりんぼなところ。




普段、当たり前すぎる風景って、

実は、

完璧な幸せに包まれていること

なんだと、

実感したのは、


5月の終わり。



小5の息子が交通事故にあった。

即死でもおかしくなかった。

奇跡的に右膝骨挫傷ですんだ。

けれど、

しばらくは、

夜、寝顔をみながら、

このまま眠って、

朝起きてくれるだろうか。

見えないところで、

彼の身体に変化が起きてたらどうしよう。

と思いながら寝床についた。

当たり前の毎日が、

もし変わってしまったら、

って、考えたくもないけど、

ふとよぎったりもして、

怖かった。

そんな毎日を過ごすうちに、

普段の当たり前が、

実はものすごく幸せなことなんだと、

実感した。


生きてさえいてくれればいい。

そばにいてくれるだけでいい。

あなたの存在は

まわりの人を

どれだけ幸せにしてくれているか。

温かくしてくれる。

楽しくさせてくれる。

安心させてくれる。

時にはドキドキさせてくれる。

言葉にしてしまえば、

ありきたりの表現に

なってしまうんだけど。

生きるってすごいことなんだ


あなたのおかげで、


母は実感しました。


生きてくれていてありがとう。


でも、

もう、

こういうドキドキは、

お願いですから、

させないでください。



空を飛びにいきました。笑笑