■力を出すには、力を入れてはならぬ | 魂の望みのままに新しい時代をつくる
言葉って、大事だね。


(記事の最後に、先日、「おいおい書きますね」と言った、
”新入社員研修で、メモ率が高かった言葉”
があります)


こんにちは。
天職コンサルタントの梅田幸子です


研修で話したのは、
娘の跳び箱の話。


娘は跳び箱が大好きで、
私が丸まって跳び箱になって、
娘が飛びはじめると……


クタクタになっても、
眠くっても、
やめたくないくらい、
大好きです。

 
あるとき、疲労のせいか、
何度かお尻がついてしまう
ことが続きました。


数回のオシイ!の後、、
娘が気合を入れて、
叫びました。



「絶対、飛ぶぞ!!!」



その瞬間、
体にキュッと力が入り、

案の定、飛べませんでした。


先ほどまでの、
お尻が擦るといった
惜しい状態ではなく、

わたしのに乗ってしまうほどの
できなさ。
 
 
そこで、
「おかあさんの言うように言ってみて~」と、実験タイム。
 


「飛べる、飛べる」

「ちょろい、ちょろい」

「らっくしょーう(楽勝)」

ニコッ



「飛んでみよー」


 
そしたら、ポーンと飛べた!
 

 
力を入れると、力が出ない。
力を抜くと、力が出せる。
 
力は、入れるものではなく、出すものなんだね。


いま気づいたけど、


「入れる」↔「出す」


……逆やん。



わたし、10年間、力を入れて
フラメンコを踊っていたよ(苦笑)

昨年気づいてから、
ただいま矯正中です。
 
 

力が入る言葉を捨てよう。
力が抜ける言葉を使おう。



跳び箱に戻ると、



突如
娘の筋力がついたわけではない。


突如
飛ぶ技術が上がったわけでもない。


ただ、
力を出したら、飛べたんですよね。

 

【新入社員研修で、メモ率が高かった言葉】

力を入れると、力が出ない。
力を抜くと、力が出せる。




この話をしたとたん、
受講生が急にペンを持って、
メモをはじめました。


ここかいな、びっくり。


けど、いいところをメモしたよ。



わたしは、やっと今気づいたけれど、
いま知った彼らは、これから
どれだけの力が出せるか、
とても楽しみです。



わたしも、
力が入って、動きが悪い体で、
よく、がんばってきたものだ。


力を抜いたら、
もっと、力が出せる。


抜き方を、いま研究中で、
いろいろ教えてもらったことを
試しながら、観察しています。


天職キャリアコンサルタント 梅田幸子
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