野村伝四って知らなかった

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野村伝四は1880年、鹿児島県高山町前田に生まれ、鹿児島第一中学校から第一高等学校、東京帝国大学英文科に進み、のちに教育者として奈良県立図書館長を努めた。夏目漱石は、伝四の東京帝国大学時代の英語の師である


1月6日の南日本新聞「読書」欄で三嶽公子さんがそう紹介していました。


「鷹が渡る」という伝四の随筆は、高山への望郷の思いをベースにして美しい写生文で、大正末期から昭和の始めまで旧制中学や女子高の国語の教科書に採用されていたそうです。


鷹の渡りは大隅半島の風物詩であり、特に佐多岬のそれが有名です。


子供の頃に見た、故郷の空を鷹が渡る様子は生涯忘れることがなかったのでしょう。





     鷹渡る佐多の岬は荒れ模様  吉川豊子




参考:

野村 伝四
大隅肝属郡方言集 (1942年)
野村 伝四, 柳田 国男
大隅肝属郡方言集 (1977年)
夏目 漱石
夏目漱石全集〈第22巻〉 (1969年)
夏目 漱石
直筆で読む「坊っちやん」 (集英社新書 ビジュアル版 6V) (集英社新書 ビジュアル版 6V)
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