ベテランママの会 番場さち子の【ごくせんブログ】

福島県南相馬市を中心に幼児から高校生まで指導を行う学習塾、被災者支援活動・東京での福島出身の若者の相談、福島に関する勉強会を行う一教育者のブログ


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信じられないことが起こりました。

福島第一原発から22キロに位置し、震災後も休業も移転もせずに、孤軍奮闘してきた高野病院の高野英男院長が火災にあい、お亡くなりになったと連絡が入ったのが年末。

さあ、新しい年を迎えようと意気込んでいた大晦日、日付が変わった深夜です。

 

 

高野院長は、南相馬市原町区出身の医師です。

眼科医の家庭に生まれ、数学家を目指して勉強していらっしゃいましたが、
人間が好きとのことから、哲学的に精神を診る医師になられたという、
頭脳明晰な温厚柔和で、人徳のある先生でした。

震災後も、入院患者さんのために、少しの休憩もなく、病院を開け続けていらっしゃいました。
お疲れはピークをとうに過ぎていたと思います。

その混乱ぶりは、東京新聞福島特別支局の井上能行氏が、克明に「福島原発22キロ高野病院奮戦記」に記されています。

常勤医が高野院長しかお出ででなかった高野病院。
本当に混乱しています。

 

お嬢さんの高野理事長は、広野町などの関係者に

「住民を守って下さい。従業員を守って下さい。私はどうなってもいいです。
病院を、そのまま寄附します」と困窮を伝えたそうです。

 

その訴えに対して、 福島県の職員は
「正月休みがあけ、関係者がでてきたら、検討しましょう」

と回答したそうですが、これは福島県民として事実であって欲しくない話です。

 

 

「人ひとり亡くなって、入院患者がいるのに、県の対応はお粗末過ぎます。
命をなんだと思ってるんでしょう、、、
対応した職員の名前を公表したら良いと思います。」

 

「人様の命に、盆暮れ正月などありません。
今しなければならない救命の話は、あの大震災を体験した福島県民なら、誰もが経験したことで、
福島県は他の県の見本とならなければなりません。」

 

 

高野病院は広野町にある個人病院ですが、南相馬市原町区出身の高野院長を思い、南相馬でも世論が静かな怒りと化しています。

 

 

高野院長が浜通りにある他の病院に遠慮して、医療過疎の広野町に1980年(昭和55年)に開業されたことも、高野院長らしい選択と胸を打つものがあります。
ただでさえ医療の困窮している広野町に、多大な貢献をしてきた高野病院。

福島県、福島県立医大に、心からの救援要請を一県民としてお願いします。

 

 

広野町から南相馬市に応援要請があり、
先日ベテランママの会より感謝状を贈呈させていただきました南相馬市立総合病院の金澤幸夫院長が快諾してくださり、

31日の大晦日には院長自ら宿直を引き受けてくださったとか。医師としての鑑であると思います。

 

金澤院長のご決断に触発されたのか、南相馬市立総合病院の若手医師たちも、立ち上がりました。

 

 

以下、南相馬市立総合病院医師尾崎章彦先生より

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高野病院の窮状は各種メディアで報道されている通りです。

私自身は直接高野医師と面識はありませんでしたが,震災後も懸命に双葉郡の医療を支えて来られたことは存じ上げていました。また,本日ご縁があって,高野医師の最期に立ち会う機会にも恵まれました。それだけに,微力ながら高野病院の入院患者様や双葉郡の住民の方々の健康を守る手助けをできればと考えています。

今回,この急場を防ぐために,高野病院と南相馬市立総合病院の有志が中心となり,高野病院を支援する会を立ち上げました。(http://digital.asahi.com/articles/ASJD05G0KJD0UGTB009.html)

みなさま,年末のお忙しい時期で恐縮ですが,以下文章の拡散をお願い出来ないでしょうか?
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全国の医師の皆様へ

初めまして。
私、高野病院を支援する会代表の尾崎章彦と申します。

この度、福島県双葉郡広野町高野病院院長である高野英男先生が、12月30日深夜に亡くなられました。

高野病院は、福島第一原発事故の避難区域である双葉郡で唯一診療を続けておられた病院です。
唯一の常勤医であった高野院長が亡くなられた今、高野病院に常勤医はおりません。
このままでは、入院患者さんはもちろんですが、外来に来られていた患者さんや周辺の住民の皆様の命が危ぶまれることになりかねません。

そこで、ボランティア医師として外来や当直業務をご協力いただけないでしょうか?
もちろん、常勤医として勤務して下さる先生方も募集させていただきます。

ご協力いただける方は、以下のアドレスにご連絡いただけますと幸いです。
takanohospital.volunteer.dr@gmail.com

どうか皆様のお力をお借りいただきたく存じます。

何卒宜しくお願い申し上げます。

  
                 2016年12月31日   
         高野病院を支援する会代表  尾崎章彦

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火災の高野病院、南相馬市立総合病院の医師らサポートへ:朝日新聞デジタル

福島県広野町の高野病院敷地内で起きた火災を受けて31日、双葉郡医師会や町、県の幹部らが今後の対応を協議した。(朝日新聞DIGITALより転載)

asahi.com
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応援をよろしくお願いします。

1/21にはNHKで『原発に一番近い病院』の再放送が決定していました。生前の高野院長のお姿が、涙で霞みそうです。

http://www4.nhk.or.jp/etv21c/x/2017-01-21/31/66099/2259551/

 

 

これが被災地の医療の実態です。皆様、御支援下さい。

そして、福島県、福島県立医科大に、心からの救援要請を一県民としてお願いします。命は待ったなしです。

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