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沢入国際サーカス学校:「放射能休校」で巡業 OBら4人、西日本へあす出発
現状や魅力PR /群馬
毎日新聞 3月25日(日)14時40分配信
「沢入(そうり)国際サーカス学校」(みどり市東町)を運営するNPO法人「国際サーカス村協会」代表の西田敬一さん(68)ら4人が、道化と大道芸による巡業を26日からスタートさせる。同校は学校周辺の放射線量が高いことを理由に一時休校中。車で約2カ月間、九州、四国などの西日本を巡り、芸や技を披露しながら、休校を余儀なくされている同校の現状を訴えていく。【庄司哲也】
「旅する道化師と大道芸人たち」と名付けた巡業のメンバーは、西田さんのほか、知人でクラウン(道化師)のふくろこうじさん、大道芸人で同校卒業生の高村篤さんと田中健太さん。
ワゴン車1台に道具や音響設備などを積み込み、26日にみどり市を出発する。ワゴン車の後部には「沢入国際サーカス学校は放射能被害で休校中」などと書かれたステッカーも掲げる。
同校は国内で唯一、サーカスアーティストを養成する学校。昨年12月に学校周辺の放射線量が、除染目安として国が示した毎時0・23マイクロシーベルトを超える同0・769マイクロシーベルトに達したことを理由に、今年9月までの休校を決めていた。一方で、協会代表の西田さんは休校を決断した直後から「サーカスや学校の活動を中断させるわけにはいかない」と巡業計画を練ってきた。
4人は静岡、京都、山口を経由し、4月中旬に九州入り。福岡、熊本、鹿児島を巡り、5月には四国の香川、高知で公演や大道芸を展開する。巡業の締めくくりの5月31日には東京都内での公演も予定している。5月中旬以降のスケジュールは空きも多いが、走りながら予定を埋めていくという。
西田さんは「予定は一応入れてはいるが、行き当たりばったりで、大変な旅になるだろう。旅の途中で出会う人たちに学校の活動やサーカスの魅力をPRしたい。公演する日を一日でも多くしたいので、依頼をお待ちしています」と話している。
公演依頼と問い合わせは同協会東京事務局
(電話03・3403・0561)まで。
3月25日朝刊