過大評価ですよ。

テーマ:

U16の遠征メンバーには選ばれなかった次男、残ったU15(2001年生まれ)のチームメイト達と練習試合。相手は地元のクラブ関連チームのU16。次男は10番のポジションでプレー。で、初得点は次男。折り返しのボールを走り込んでボレーで決めた。2点目もアシストのアシストで絡んでいた。試合は2−1で勝利。久々の試合で楽しかったらしい。まあ、シュートは4、5本打っていたので、もう少し入っていてもよかった気がするが、今はゴールして自信をつける方が大事かもしれない。それにしても久々にタイトにマークされた。特に後半、気がついたら一人のプレーヤーがぴっちりと次男にひっついている。そして、そのプレーヤーがマークするのに疲れてきたなと思ったら違う選手がぴったりと付いている。次男が”試合中相手のコーチが、僕にぴったりと付けって声を出しているんだよ。そしてその選手をせっかくうまくまけるようになってきたと思ったら、元気なやつが新しいマークについてきた。”と次男も言っていた。”でもいい練習になったな。”とも。本当、それほど警戒するような選手ではないんですよと言いたいが、次男的にはいい練習になったからありがたい。時々次男をとても過大評価してくれるコーチに出会うことがあるが、久しぶりにそういう相手チームに当たった。マジでただの悩める子羊なんだけどなあ。

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言葉って結構大事

テーマ:
柴崎選手のニュースを見て自分がアメリカに来た頃のことを思い出した。
言葉が通じないって本当に人を不安にするし、憂鬱にするのだ。英語なんて中学校からずっと勉強しているのだが、実際に生活してみると全く実用的ではない。もちろん学んだことが後から役立ってくるのだが、とにかく最初は何も聞き取れないので、それ以前の問題になる。そんなわけで、アメリカに来たばかりの私はランチの時に人と話さなければならないのが嫌で1時間早く建物の屋上で一人寂しく弁当を食べたものだ。景色だけはなんとも美しく、大西洋が一望できるわけなのだが、それがさらに寂しさを誘導して半泣きになる。”ああ、なんでアメリカなんかに来ちゃったんだろう?日本に帰りたい。”、アメリカで研究するのが小さい時からの夢だったのに、こんな考えが頭をついたものだ。週末誰もいない研究室で実験しながら松山千春のCDを聞いていて、大空と大地の中でがかかった時にマジで涙が止まらなくなった。そう、泣きながら、仕事をしていたのだ。でも今となっては笑い話。いろんなエピソード(失敗談ともいう)を残しつつもう20年アメリカで生活しているんだなあと思う。最初の5年ぐらいから英語力は頭打ちだが(笑)。アクセントは治らんですよ。でもそれをジョークにできるぐらい余裕ができたのは確か。アクセントジョークって妙にアメリカ人にウケるんだよなあ。
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登山

テーマ:
思春期なんてクソだ、と思う今日このごろ。まあ、スクールウォーズ世代というか校内暴力世代というか、とにかく”怒り”に支配されていたような私の思春期よりはマシですが、次男の心はすぐに闇に入り込みます。感情の起伏は大きく、弱いモードと怒りモードが交互に来て、これも面倒。すぐに部屋に逃げ込んで自分の闇の中で悶々としているようです。ちょっと体の調子が悪いと、世界の終わりみたいな顔になる弱さを見せるくせに、人種差別的な発言を次男に浴びせたチームメイトには殴りかかったみたいです。まあ、殴りかかるのも弱さの表れでもあるんですけどね。そんなわけで、昔、皆から可愛いって言われていた次男はもう他人ですよ。いつも気難しい顔をして必死に生きています。それでもサッカーの自主練習は心のよりどころになっているみたいで欠かさずやっています。でも先日練習を2時間たっぷりやって帰ってきてもネガティブな雰囲気が漂っていたので、”そんな顔して帰ってくる練習したって上手くならんぞ。”って言ったら、会話をする気になったらしく”足りないことが多すぎるし、自分があまり下手すぎて嫌になる。”っていつものネガティブ次男くんの本領発揮をしていました。”何が下手なんだと思う?”って聞いたら、”シュートとドリブル。”と言ったので、”いつもチーム練習見ているからわかるけど、シュートもドリブルもチームの中で上手い方だよ。ここ(胸を指して)が問題なだけ。シュートを打つにも、ドリブルするにも躊躇しまくっているから上手くいかないんだよ。”と言いました。それでも”理想との差が大きすぎて嫌になる。”と言う。次男には言わなかったが、先週U16の遠征メンバーに選ばれなかったのも理由の一つなんだと思う。とにかく、それじゃあと得意のたとえ話。
”いいかい、山登りするときにどうやって登る?いつも頂上を見ながら上を向いて登るかい?それとも足元をしっかり見ながら一歩一歩歩いて登るのかい?そう、後者だろ。自分の足元が見えなくて頂上(ここでは自分の高い目標)ばかり気にしている人は結局頂上にはいけないんだよ。途中で落ちちゃうからな。サッカーも一緒。君の壮大な夢はわかるけど、そこに到達するには足元を見て一歩一歩進んでいく気持ちが大事なんだよ。今日は昨日よりちょっと良くなった、そんなことを繰り返して気がついたら頂上(目標)に達しているんだよ。もう一ついいことを教えてあげよう。もし君が頂上に登ったと思ったら、今まで雲に隠れていたもっと高い山(目標)が絶対でてくるんだよ。その時はまた一歩一歩そこを目指して足元を見て登っていくしかないんだよ。人生とはその繰り返しなのさ。だから好きなことを選ばないと続かないんだよ。”
珍しく私の話を聞いて納得したように見えた次男、その日の練習の紅白戦で2ゴール叩き込んでニッコリと戻ってきた。練習からニッコリ帰ってきた次男見たのなんか久しぶり。でも闇は終わらないのもわかっている。そんなこんなで思春期真っ只中ダーク次男にしばらく付き合わなければならないと思うとちょっと憂鬱なとうちゃんです。
 
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胃の調子も悪く食欲も落ちていた12月から1月、それでも身長は少しずつ伸びており、もうちょいで160cm。ジオビンコが164cmでバリバリのトッププロ。ここまできたらもう小さいからという言い訳はできないな。体を鍛えていくしかない。メンタルもね。

よく考えてみると

テーマ:

私と次男の胃酸過多は完全に遺伝です。私の爺さんは胃酸過多が激しすぎて、兵役の検査で落ちたという逸話があります。かくいう私も中学生ごろからひどい胃酸過多に悩まされ続けてきましたが、それが普通になってしまいすっかり忘れていました。かつては食べ過ぎた後寝ていたら胸をかきむしりたくなるような激痛をしょっちゅう経験していました。年をとって胃酸が減って随分症状が軽くなったのですが、今でも走っていると胃酸が胸まで上がってきて不快感が広がります。実は胸焼けは一過性のもので、私は慣れているので、そのまま走り続けると治るというのがわかっているのですが。昨日次男は久しぶりにフットサルをやって、これを初めて経験しました。次男はマジで怖かったのだと思います。帰ってきてから”息ができなくなった。なんでだろう?”と言っていました。そこで”それは胃酸過多で胸が焼けているんだよ。とうちゃんには運動するたびに起こってるけどね”と教えてあげたら、”そんなのか、そういえば以前試合で起こったのも同じ症状だった。”と言い始めました。

実はもう何ヶ月も前になるのですが、試合中に胸が痛くなって心臓の病気ではないかと怖がっていた次男を、”そんなわけないだろ。ナショナルキャンプの前に心臓の精密検査もしているんだから。気のせいだ。”と一蹴した私はちょっと反省。もう少し早く気づいてあげればよかったなあと思います。

いやあ、親子ってこんな所まで似てしまうんですね。

メンタルなのかなぁ

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あけましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いします。

 

さて、次男は12月の初めに激しい胃炎を起こしたのですが、それが未だにくすぶっています。医者にも行って、胃酸過多が原因と診断されたのですが、どうも第2次性徴期の心の不安定さと相まって、ちょっとした胃の不調がかなり大きなことになっているような気がします。ちょっと調子が悪いと部屋に引きこもって一人で暗くなっています。食欲はそこそこありますが、荒れた胃が気になりだすと、また症状が悪くなり、一進一退といった感じで1ヶ月過ごしてきました。精神的に不安定な人間をつかまえて”もっと気楽にやれ。”だとか”それはメンタルな問題だ。”といったところで納得してくれるはずもなく、かなり難しいです。気分が落ち込んでこもったりしている時には、少しでも気が楽になるような会話をしてあげようとしています。とにかくサポートをしていくしかないですね。せっかくゆっくりと休む予定だったアカデミーのオフ3週間も、このことで少し暗くなってしまったような気がします。でもクリスマスと正月は長男も帰ってきて皆で楽しく過ごせました。そういう時は結構調子がいいのが、やはりメンタルなのかなと思ってしまいますね。

ちょっと暗い話題ですが、ここは息子たちの成長の記録を書こうとして始めたサイトなので、そのままを書き記していこうと思います。

3者面談

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シーズンもあと残り一日の練習日を残すのみとなった。先日、シーズンを締めくくるコーチとのミーティングがあった。いわゆる3者面談である。基本的にはシーズン中に言われていることのまとめのようなもので、もっとリスクをとりなさいというのがメインテーマ。とにかく完璧なシチュエーションでなくてもシュートすること、そしてアタッキングサードでどんどん仕掛けること。”もっとボールを奪われるところが見たい。”とまで言っていた。

”コーチによってはU16でプレーさせたいと思っているコーチもいるのだが、私の一存で、もう少しゆっくりと育てようと思っています。とにかく焦らないで、じっくりと成長を待ちましょう。だから、来シーズンの前半はU14主体で試合に出てもらうと思います。”とディレクターコーチ。

最後に何かありますか?と聞かれて、次男は”僕は絶対にU16でもできます。でももっと、もっと練習してそれを証明します。”と言っていた。

次男のデベロップメントを真剣に考えてくれているコーチ陣にもありがたいと思ったし、きちんとした自信と覚悟をコーチに伝えられた次男の態度も良かったと思う。

次男は極端な近視で、コンタクトをつけてサッカーをプレーしている。どうも最近、よく見えないことが多くて、それで将来が不安になってきたらしい。ちょっとどの強いコンタクトに変えてもらったり、いろいろしているのだが、日が短くなってナイター照明でのサッカーになったら、あまりよく見えなくなってきたらしい。おそらく主に照明のせいなのだが、自分の目のせいだと思い、なかなか表情が冴えない日が一週間ぐらい続いた。昨晩は”これじゃあ世界で一番の選手になれない。”と半泣き。でもそれでネガティブになって練習に身が入らなかったりするのは本末転倒であって、私もどうしたものかと思い、いろいろ話していたのだが、いろいろなことがこみ上げてきてなかなかうまく説明できなかった。でもこれは視力の問題だけではなく、彼の生き方に対する問題だと思った。それを教えるいい機会だと思って、今朝早めに目が覚めて次男に手紙を書いてみることにした。その手紙を添付してメッセージとして次男に送った。

 

The most important things to remember

君に覚えておいて欲しいこと。

 

- There are so many obstacles if you want to be the top of something so you better be ready to fight.  As your goal is higher, you will see more obstacle and disappointments.  But if you have a high expectation in your life, your job is not to let yourself down by those obstacles.

 

人生には多くの障害が待ち受けている。もしトップになりたかったらそれに対していつも準備しなさい。君の目標が高ければ高いほど、障害は多くなります。でもそれを当たり前のことだと思ってください。

 

- “Worry” is the biggest enemy of developing you because it stops your efforts therefore your development.  If you have time to worry, use that time to work harder.

心配は君の敵です。なぜなら心配することで、人は努力をすることを忘れがちになるからです。心配する時間があったら努力しましょう。

 

-  Successful people (in soccer, top pros) look perfect because they all overcome their weaknesses so you do not see their weaknesses much, but they even have full of weaknesses that they had to overcome.  That’s the secret of success, which people who never made real effort to success do not know.

成功者は完璧に見えます。でも彼らはそこにたどり着くまでに多くの弱点を克服してきたのです。完璧な人などいません。努力こそが成功の秘訣なのです。これはそこまで到達すべく努力して、達成した人たちだけの秘密なのです。

 

-At the end, what you can do is to do your best with given situation and given talents, but do not wish more than you can have.  Do perfect efforts not wish perfect gifts.

自分にできることだけに集中しましょう。自分に与えられたものだけで頑張ってみましょう。自分にはコントロールできないこと(視力とか身長とか)は望んでも意味がありません。求めるべきものは完璧な努力であって、完璧な才能ではないのです。

 

-Think more positively.  Doing stretching, for example, is not only to prevent your injury, but to make your kick stronger, your touch better, your movement better.  Stretching makes your soccer much better.

ポジティブに物事を考えましょう。君が普段コツコツと毎日しているストレッチのようなことこそ君をよりいいプレーヤーにするのです。

 

-If players look blurred, that’s how they look like in the rest of your soccer, so develop the way to recognize them in your own way, not a big deal.  Its just up to your determination.  Always try to adjust your mind and be flexible.

相手選手が霞んで見えたら、それが普通だと思いなさい。そしてその中で最も効率の良い認識の仕方を自分で作り出しなさい。大したことではありません。必要なのは君の決意だけです。常に柔軟な心を持ちましょう。

 

-Trust me, if you keep making enough efforts and being positive, weakness that you thought become really a small deal.  Many people give up before knowing it.

 そして最後に。信じて欲しいのは、君の今思っている様々な弱点は君がポジティブに努力を続けていれば、必ずあとで、大したことなかったなあと思えるようになります。多くの人はそれをわかる前に努力をやめてしまうだけなのです。

 

次男に通じただろうか?今日の次男は少しすっきりしている気はするが。

 

スルーパスの通し方

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ある時期、たぶん上の学年でプレーし始めてフィジカルの違いを意識し始めた頃、スルーパスが全く通らなくなって次男が自信をなくしていた時期があった。私も最初はあのスルーパスのセンスをなくしてしまったのかなとちょっと残念に思っていた。そこから、私はとにかく観察してみた。スルーパスがよく通っている選手のプレーを見たり、次男のスルーパスが通らなかった時のプレーをじっと見てあることに気がついて、次男に言ってみた。”きっと上でやるようになって、早くパスを出したいとか、正確にパスを出したいとか、ドリブルしたら取られるとか意識しすぎているのだろう、スルーパスするときに完全に動きが止まっているよ。ちょっとボールを前に運びながらとか、動きを止めないでスルーパスを出してみたらどうだろう。失敗してもいいから、試してみるといいよ。っていうかドリブルで抜くことも本気で考えてごらん。”。これは以前にも書いた長男が次男に”アタッキングサードではもっとガンガン抜いていこうとしなければダメだ。”と言っているのとも関連している。それ以来次男のスルーパスがまた少しずつ通ることが多くなってきた。

ディフェンダーは当然裏を取られるのを防ごうと意識しているので、スルーパスをカットするか、スルーが出た瞬間にフォワードの選手よりも先にボールに行くことを意識する。もし次男に動きがなくて、パスを出すのがわかりやすかったら、当然そこだけを意識すればいいのだ。そうするとかなり広く足を伸ばせる。だから次男のスルーが通らなかった時、ディフェンダーがとても早く反応しているように見えたのだ。でも少しでも前に行く動きを見せたなら、ディフェンダーはドリブル突破も警戒して前かがみになりやすくなる。前に体重が乗りすぎると当然足を出してのパスカットや裏への飛び出しへの対応が微妙に遅れる。次男のレベルだからこそなのかもしれないが、この前に行く動きがまさにスルーパスのコツだったんだなと思った。まあ、私が何も言わなくても、このレベルのスピードとかフィジカルに慣れてきたら、もっとドリブルをして、また元に戻ったのだろうけど。

長〜いトンネル

テーマ:

実はかれこれ1年ほど公式戦でのゴールがなかった。アカデミーに入ったばかりの頃(去年の秋)、ゴールを決めていたのだが、その後、チームのコーチにあまり気に入られず、プレーも消極的になり始めたのがきっかけのような気もする。最初はまあ、いつか出るだろうと思っていながら、春シーズンに上の学年に呼ばれ、今度はフィジカルに辛い思いをして、ますますゴールから遠のき、この秋シーズンに至っていた。私は次男の全試合の記録をつけているので、ゴールの項目に0が続きすぎて数えるのも嫌になってきた。その間、何度かチャンスもあったし、アシストは結構決めてきたのだが、これだけ記録的にゴールがないと、当人も気がつくし、もちろん私たちも。私は正直そのことに触れるのも嫌になってきていた。それでも毎試合のように、”ゴールを決めてくる。”って言って出て行く次男の気の強さと諦めの悪さに感心しつつ、最近は実はゴールの香りがし始めていた。というか、”天が意地悪しているのか?それともまだまだ努力しないといかんぞ言っているのか?”と思いたくなるぐらい惜しいシュートがここ何試合かに出ていた。新しいディレクターからは”君は完璧なシチュエーションでシュートしようとしているけど、50・50ぐらいのところでどんどん打たなきゃ。”と励まされたり、次男をもっと攻撃的な選手に育ててくれようという意図も感じていた。そんな中、今週は一つ上のU15での試合。そして、その時が来た。チームメートからの横パスを、ワンタッチでゴールネットに叩きつけた。これまでの思いをぶつけるような思い切ったゴール。ワンタッチでなかったら前からプレスしてきたディフェンダーにやられていたかもしれない。久しぶりのゴールを見たらどんなに喜んでしまうだろうと密かに考えていたが、一瞬喜んであとはいつもと同じ。次男もアシストしたこと軽くハイタッチして終わり。周りの選手たちは次々に次男の頭を撫でて祝福してくれたのだが。あれだけ待ち遠しかったのだが、実際入ってみると不思議なもので今まで決めてきたゴールの一つという感じだった。

今週末は実は2試合あった。2試合目、左足でガツンとミドルシュート。キーパーは触れずバーの下にあたり真下に落ちたのだがゴールならず。次男曰く”蹴った時はキターーー、ケチャップかと思ったんだけど甘かった。”だそうだ。まだまだ努力しろということみたいだ。