私達宇佐本百姓は、
お米作りを通して、
自然を体験しています。
2月には、春の空気を感じることができます。
草木で季節の移り変わりを見ることができます。
日差しで夏を感じる事ができます。
よく、「暦の上では・・・」 という言葉を聞くことがありますが、
カレンダーではなく暦で季節が動いている事を実感することができます。
日本の文化は、自然の上に成り立っていることを実感できます。
日本の文化は、稲作の文化であること、農村の文化であることも気づきます。
そこには、伝えて行かなければならない様々な知恵がたくさん詰まっています。
わたし達は、単にお米を作るだけではなく、
昔ながらの農村の活気を、稲作の文化を取り戻す事も目的と考えています。
そのことで、農業が、第一次産業が豊かになって行くことで、
今の世界を変える事につながって行く答えになると考えています。
この小さなお米が農業を変えて、世界を変えていく、
まさにこれは大革命だと思います。
この思いを秘めて、一つ一つの苗を可愛がりに、
私達は、今日も田んぼに足を運びます。
かかし