俺の声3(歌う主夫は不動産屋)

日常 非日常 徒然るままの《俺の声》です


テーマ:

♪暗い日曜日に 両手に花を抱えて

   私は疲れた心であんたと私の部屋へ

  だけど私は解かってるの

    あんたはもう来ない  

               この部屋には♪


by 浅川 マキ(日本語詩) 


家族旅行の楽しい思い出を書くつもりだった

今朝 野球の小林繁氏の訃報 

触れなければと思っておたのだ が  

夕方 《浅川マキ》急死 正直ショック大だ


浅川マキ アングラ歌手の女王と呼ばれる

だから私の周りでも知る人は少ない

名前では カルメンマキと混同するし

風貌的には五輪真弓と間違うし 


アンダーグラウンドと云う世界感にも拒絶反応

大駱駝艦や山海塾を思い浮かべる人も居る

(私はこの手の舞踏も好きな方である)

彼女自身とことん 自分に拘るシンガーだ


確かに暗い 地を這うような暗さである

何と言っても寺山修司の弟子だから

しかしとてもいい歌を独特の節で唄いあげ

洋楽の訳詩はとことん日本の感性に替える


私は学生時代2度ほどライブに行った

一度は《旧新宿ピットイン》坂田明との共演

一度は《池袋文芸坐ルピエ大晦日公演》

20年近く続いたのではないだろうか


上手から妖怪のように現れて「よく来たね」

タバコとウィスキーをやりながらのMCと弾き語り

時には激しく透明な暗闇へ誘う彼女の声

大好きな女性ボーカリストでした  合掌


代表曲 《かもめ》《裏窓》など

《朝日のあたる家》はちあきなおみで(参1)

セントジェームス病院も誰かがカバー?

でもこの《暗い日曜日》 聞いた時トビました


後から知るのだが原曲は1933年ハンガリー

その後フランスでダミアがシャンソンとしてカバー

歌詞の内容で世界中で自殺者が増えたという

都市伝説まであり日本でも一時放送禁止だ


個人的に《ケンタウロスの子守歌》がお気に入り

我が家の娘を寝かしつける時良く歌った

先日も長女が「子守唄に聞かされた青い馬の

出てくる曲は何だったの」 私「浅川マキだよ」

娘「て言うか誰もその子守歌知らないんだけど」

との会話をしたばかりだ ちなみに子守歌

もう一曲は《でんでらりゅう》で寝かせていた


彼女が現役で唄っている事は知っていた

都内でならいつかは生歌聞けると思ってた

小林繁と同じ急性心不全 公演先ホテルにて

なんて日ナンダ今日は・・・   もう一度合掌


♪笑わないで恋人よ もしその眼があんたを

   見られなくなっていても 

        その時は言うだろう

  命よりもあんたを 愛していたと 

                   暗い日曜日♪


《キ・キャ~》
俺の声(不動産屋と主夫と歌)
自分で生で見たアーティストや有名人が

鬼籍に入る昨今 それだけ自分も

歳を取ったとつくづく思う 


浅川マキ もう一度見たいシンガーだった

小林繁  高校までバスケ選手がプロ野球


今後も増えて行くのだろう 仕方がない事だ

こうなればすべての訃報を聞いてから

私は鬼籍に入ろうと そんな風に思う今夜だ





参1)  12.4  その他の歌  朝日楼






 



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♪目の前を電車が駆け抜けていく

思い出が風に巻き込まれる♪

BY 井上陽水

今日はバリバリアポイント 事務所き居る暇もない

携帯のない十数年前には出来ない一人仕事だ

というわけで 踏切の前です

山手線唯一の 田端駒込間 さすがに開かない

正にあかずの踏切

♪極彩色の彩りで

次々と電車が駆け抜けて行く♪

昔 携帯もないころ 彼女と待ち合わせ

ドライブに行く予定 うっかりその待ち合わせ場所へ

行くルートに踏切ある道選んでしまった

都内はUターンがきかない

祈るような気持ちで最後尾へ 踏切まで20台位

開いては閉まり 数台づつ進むのだが 45分・・・

踏切の先200メーターの待ち合わせ場所に

連絡する術は 当時 祈り だけ
祈りなど 腹の足しにもならない

等という せつない思い出を風と轟音が巻き込む

踏切 まだ開かないから歩道橋を渡る

♪ここはあかずの踏切♪





テーマ:

ここのところ妻との二人飯 呑み

暮らしの話を避けると想い出話が

自然と増える 少しは景気良かった

そんな旅行の思い出も書いておこう


家族旅行P1


家族で良く思い出話に出るのが

「北軽井沢」確か妻の実家へ行く途中

旅行気分を味わう為 1泊しようとなる

2000年ゴールデンウィークだ


企画 宿予約は妻 大手カード会社の

お勧め宿クーポン利用 一人1万円

当時小学生の子供は半額だったと思う 

2食付き 宿名称 《Tホテル》 安い


到着しました 玄関開けました がら~ん

我が娘達 期待に胸膨らんでいた分固まる

後ずさりするほどの殺風景な玄関を抜け

通された部屋でまたびっくり どよ~ん


和室16畳 仕切りなし ただただ広い

小さなTVとやたら多い座布団が積み上がる 

多分学生サークル合宿用の宿なのだろう

広い畳の上を泳ぐように子供は遊んだが・・


妻は自分の予想に反した宿の様子に愕然

TVでは延々西鉄バスジャック事件の実況

周りは大自然 雪さえ残る北軽井沢

私だけワクワク自然観察に子供達を連れ出す


5月とはいえ軽井沢の山の中 寒い寒い

それでもキジ ウグイス アカゲラ等の野鳥

白樺とブナの森でトトロの話 私の授業だ

この間妻は違う部屋をと宿と交渉 無理だろ


「何でもいいじゃん家族で泊まれれば」と私

「いいホテルに連れてってあげると子供に

約束していたのにまさかここまでとは・・」妻

大手カード会社推奨に騙されたと嘆く嘆く


軽井沢の名前にバブリーな勝手な想像

一万円では高級ホテルは無理でしょう

食事も大広間で合宿所飯 風呂至極普通

広い部屋に4人で寝た夜は 寒かった


土産物売店すらないこの宿ではTV見るのみ

バスジャック事件を見続ける為に来たホテル

翌日は(軽井沢おもちゃ王国)子供達は満足

妻の機嫌は悪いままだった


以来我が家では どこへ行っても

《Tホテルよりは良いね》が口癖だ

 


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