俺の声3(歌う主夫は不動産屋)

日常 非日常 徒然るままの《俺の声》です


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俺の声3(歌う主夫は不動産屋)

染物屋である 平成の世でどんな商売なのだろうか

もちろん需要はあるに違いないがこの屋敷だけで

相当なる固定資産税を・・・などと不動産屋的に見る

江戸の街を思わせる建物がまだ多く残る根津界隈


俺の声3(歌う主夫は不動産屋)


染物屋の隣 普通は見逃すこの狭い入口は

知る人ぞ知る蕎麦の名店である 朝蕎麦もある

夜になると蕎麦懐石などで小さな店は満員となり

さっさと外の電気を消してしまう私好みの店である


俺の声3(歌う主夫は不動産屋)

根津といえば路地 この辺の住宅街はこれが普通

東京でも早くに発達した住宅街は車社会の影響を受けない


俺の声3(歌う主夫は不動産屋)

この狭さである そして乳母車の止まっている所に

病院がある こんな路地も建替えの度に消えていく


俺の声3(歌う主夫は不動産屋)

突き当りには色褪せた昭和が傾いている

屋根まで絡む蔦がなんとも切なく現代を語る


俺の声3(歌う主夫は不動産屋)


表通りの甘味屋 流石に手入れが行き届いている

路地裏の物件調査を終了し鶯谷まで坂を上がる


《古い家は蛇が出そうで怖いです》
俺の声3(歌う主夫は不動産屋)

大丈夫 喰っちまえ



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