サーカスはリヤカーに乗って

東日本大震災から3年目を目前にした2014年3月9日に群馬県高崎市から出発した「サーカスはリヤカーに乗って」が、壱の市に登場しました。

群馬県みどり市にある沢入国際サーカス学校の卒業生たちが、「福島第一原発から170キロ離れているサーカス学校のある地域さえ、放射能に汚染されるという原発事故の恐ろしさを、より多く人々に伝える」ため始めた「サーカスはリヤカーに乗って」は、沖縄まで旅をしていきます。
8月からは京都を拠点にしているということで、大道芸を披露してもらいました。あいにく芸はKENTA君一人だけでしたが、ときおり愛嬌のある面を見せながら、息を呑むような芸でみんなを楽しませてくれました。

リヤカーには、「憲法を守ろう」「足尾からオキナワへ」「自然・生き物・人」というのぼりが立てられています。実は「原発はいらない」というのぼりもあるのですが、いろいろな考えがあるので今回は出さないで欲しいということになりました。僕の力不足で申し訳ないと思っています。最後に、KENTA君と回っている学校の西田さんが原発について、「今度事故が起こったら、もうどうにもなりません。原発についてよく考えてください」と話しました。学校は今でも１マイクロSv/hあるところもあり、女性の入学は基本的に断っているという話もされました。

出演を了解してくださったYさん、Oさんありがとうございました。今度は、「原発はいらない」ののぼり出しますね。賛同金を出してくれた方々に感謝申し上げます。快く宿泊先を提供してくれたOさんも感謝。
原発はいらないという思いでつながった縁を大切にして行きたいと思いました。

※今回のみイレギュラーで記事をアップしました