はれるや@小説 ポエム イラスト

はれるや、それは明日を照らす道標
言葉の階段は続く、続く、
きっとボクは今日を忘れる。
〔小説/詩/イラスト/詞/日常〕

~はれるやブログの目標は書籍化。頑張りたい。~

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〔長〕黒ウサギとナイト様 /全7話

男子高生の壱騎の前に突如現れた黒ウサギ、アルネヴ。

“しなきゃいけないこと”をするまでアルネヴは壱騎につきまとうそうで。

〔長〕Colorful /全9話

モノクロの世界のどこかにあるカラフルをみつけようよ。

〔長〕プラネタリウム /全12話

夏休み。幼馴染の夏流の命の灯が消える季節。

一緒にプラネタリウム見に行こうって約束しよう?

〔長〕神様到来 /全13話

神様って意外と近くにいたりするんだよ。

そして神様って意外と忙しいって知ってた?

〔長〕JOKER /全15話

世界に終止符をうってやろう。

絶対王制の時代、王になったのはJという青年だった。

〔長〕Re: /全14話

言葉の意味を元に文章にしてみた。

〔長〕天使と悪魔 /全11話

天使と悪魔は本当は仲良しなんだよ。

命を懸けた天使を悪魔の物語。

〔長〕あめだま。 /全18話

天真爛漫な双子の天真爛漫学園物語。

〔長〕DS, /全10話

ゲーム中毒。陥ったら最後、モドレなくなるかもよ?

〔長〕PSP, /全14話

DS,の続編。最終決戦。

〔長〕宇宙人ごっこ /全11話

18歳の誕生日を境に見えるようになったのはなんと、宇宙人!?

〔長〕SeCrEt×sEcRe /全28話

十二支と四神、そして除け者猫の人間関係を描いた物語。

〔長〕『1+1』 /連載中

幼馴染の泰斗・そら・アタル。高校生活がはじまり、4人目の仲間、栞。

仲良く見える表。心境の変化の裏。人間は難しい生き物。

〔長〕SeventhΦCiel /連載中(停滞期)

人間と共存する不思議な生き物、フォッシル。

マスティス島に住む少年少女の元に動き出す組織があった。

〔長〕パーセント /連載中

マイペースで面倒臭がりで平和主義な深海と

明るく、元気で毎日直進まっしぐらな寧との温度差物語。


〔シリーズ〕Wonder Story/ファンタジー

見えたり見えなかったり、いたりいなかったり。

聞こえたり聞こえなかったり、動いたり動かなかったり。

〔シリーズ〕小説版ぼーかろいど

ボカロの神曲を小説にしてみた。ただそれだけ。

ボカロを知っていても知らなくても楽しめると思います。


他にもいろいろあります。楽しんでいってくださいな。



ポケモンBW交換願い。

↑気になったらクリック願います。

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夜中の0時


月が漆黒の空を照らすランプ


星たちがその輝きを増す



明け方4時


朝日が昇りだす


白い空に白いライン



午前7時


おはようございます


今日も一日はじまるそうです



賑やかな人々の声


足音


笑顔


鳥の囀り



聞こえる聞こえる


世界の声が



今日も一日


24時間


はじまるはじまる




また午後


会いましょう



いってきます





午前8時、いってきます

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パーセント

15限目⇔遊びに来ました
はれるや@小説 ポエム イラスト

前回の授業のおさらい

夏休み一日目からぼーっとした日を過ごす深海うみ理々ことり

そんな双子をみて母は美容院に行かせるのであった

さっぱりとしたその姿でまだまだ長い夏休みが待ち受けるのであった

はれるや@小説 ポエム イラスト




夏休み2日目にしてもう宿題を終わらせてしまった俺は

さっぱりした髪を なんとなく手櫛で整え

Tシャツに短パンとラフな格好のままリビングの風通しの良いソファの上で

好きな作家の最新小説をひたすら読み進めていた




ピンポーン

それからしばらくすると軽快な音が家中に響き渡った


母がはいはいと玄関へ向かう

理々も同様に向かってしまった


俺は特に気に留めもせず、最大の山場を

今まで以上のスピードでじっくり読む




“あなたは、犯人ではありませんね”

“なっ”

“おや?何故あなたが反応するのです”

“え…あ、”

“犯人は、―”


「まじかよー!!!」


突然の背中からの声に俺は驚き、本を落としてしまった

何事かと振り返ればそこには数名の女子たち


理々の友達だろうか…



「マジでお前、理々の兄貴だったのかよ!」


胸倉を掴む勢いで迫られた俺は抵抗することなく

ただぼーっと理々とはタイプの全く違う化粧の濃い彼女の顔を見ていた


「嘘だと思ってた。お前、藁人形の釘みたいだしな」


藁人形の…釘…?

藁人形に釘って…それ、呪いかけてるよね


ねぇ、どういうこと

え、え?


顔にはでないが内心、深海はすごく困惑していた

後ろで理々が笑っている



「あ、あの…ちょっと、近いです」

「え、あぁ、……なに?あんた女っ気ないの?」

「あなたは男っ気むんむんですけど」

「あぁん?」

「いえ、なんでもないです」

「ハナちゃん、あまり深海いじめないであげて」

「あー悪い悪い」


そう言って、リビングの机を囲む理々含め4名の女子たち

母は娘が増えたみたいで嬉しいわーなんて言いながら

お茶や茶菓子を出している



俺はそれを見てから床に落ちていた本を拾うのであった

もう、読む気が失せてしまった


ここにいてもきゃぴきゃぴが伝わってきて

俺がいづらいだけである


仕方ない、暑いけど自分の部屋に行くか



そっと抜け出すようにリビングを出る深海であった









自室は案の定、むわっと蒸し暑い

ヘタすれば熱中症にもなりかねない


俺はすぐに部屋を換気するべく、窓を開ける

風が入ってくる代わりに蝉の声が部屋を轟かせる



小説にしおりを挟み、机に放るとベッドに寝転ぶ




ミーン、ミーン、ミーン、ミンミンミンミン


「…うるさ」


蝉と言うのは突然、ミーンミーン以外の声を出すもの

ミンミンミンなんて一生懸命鳴かなくていいのにさ


…まぁ、蝉にとっては鳴くことが仕事なんだろうけど



耳をすませばどこからか風鈴の優しい音色が聞こえてくる




「あっつー」

「あんたの部屋、エロ本のひとつもないわけ?」

「!?!?!?!?」


驚いた

そして、気を抜きすぎていた


寝転がっていた体を思い切り起き上がらせれば

理々含め、4名の女子が俺の部屋にいるではないか




そして俺に突っかかってくる、ハナちゃんと呼ばれていた彼女は

俺の部屋を隅々まで物色している




「ねぇ」

「はい」


条件反射でつい敬語で言ってしまう


エロ本

「ありません」

「はぁああ!?!?あんた、健全じゃないの!?なに、ホモ!?!?!?」

「ちがうから」


やめてくれ、本当、やめてくれ


「…ちょっと見せろ。お前の雄を」

「いやいやいや!」


俺の短パンに手をかけたハナちゃん…否、悪女の手を掴む

なんで他の奴らは黙ってみているんだ!


「…私の貸してやろうか」

「もうお前帰れ!!!」


俺のキャラが目の前で音をたてて崩れていく

見えないのに見える

高く高く積み上げた本がバサバサ落ちてくるような

それにも似ている


蝉の声が俺の暑さをさらにひきたてる

流れた汗が俺のTシャツを濡らす





「いっやー、つい」

「(つい…?普通、つい、でもやらねぇだろ)」


母が楽しそうね、やっぱり親がいないところで団欒がいいわよね!

なんて言い、結局俺の部屋でクーラーをつけ、計5人で過ごすことに


俺はもう、ぐったりしながらベッドに腰掛けて楽しげな4人の様子を眺める




「てか、あんたきもくないんだね。理々と双子だけあって」

「どういう意味だ」

「いやーなんかすっげー気持ち悪いオタク顔だと思ってたけど、

そうじゃなかったってこと」


お前、全国のオタク顔に謝れよ


「むしろカッコいい系?なんであんた人から距離置かれてんの?」

「知らねぇよ」

「わかった!ホモだからだ!」

「違うから」


ケラケラと笑うこいつに俺の調子は崩されっぱなしだ


「あ、自己紹介してなかったね。理々と同じクラスの弓削花生ゆけ はなおな!」

「私は沖田桃おきた もも。こっちの子が、栗林ナツミくりばやし なつみちゃん」


気の弱そうな栗林さんと優しく清楚な感じの沖田さん

そしてギャル系キャバ嬢、弓削さん


これがたぶん理々のイツメンってやつ…



「あれ、理々。ミヤさんは?」

「ミヤさんはみんなの友達」


決め顔で言うが、たぶんそれほど仲良くないのかな、なんて思ってしまった





「さて、深海」

「なんで呼び捨て?苗字で呼べ」

「苗字じゃ理々とかぶる。そんなことよりはやくエロ本

「ホント。やめて。お前そのうちぽろっと放送禁止用語言いそうだから」

「え?ピーとかピ――――とかピーピ―ピ―――――――みたいな?」


俺、もう、やだ

本当、やだ


「ごめんね、えっとー…深海くん?ハナちゃん、いつもこうだから」

「…クラスの男子に向かって?」

「うん。一緒にそういう系の本読んでるよ?」


すごいな。もういろいろと

なんか、別次元って感じだね






「初ちゅーは?」

「………」


そう問われ、俺はふと考えた


そういえば子供の頃…

ちらりと理々を見れば、可愛らしくべっと舌を出した



あー


「3歳かな」

「それはキスにはいらねぇだろ!子供のお遊びだ!」

「はいはい。そうですね」

「お前むかつく!」

「そっくりそのまま返します」








「うみくーん、ことりちゃーん、大きくなったら誰と結婚したいですかー?」

「んとねんとね、うみくんはね、ことりちゃんとけっこんするの」

「ことりちゃんもね、うみくんとけっこんするの」

「あらー、じゃあもう婚約しちゃったのね。いいなー」


母親にそう言われ

ちゅって一度きりの誓いのキスをした


でもあれはきっと




「子供のお遊びだよね」

「そうね」

「なになに?何の話し?」

「お前帰れ」





青い鳥の若い夫婦が

子供を3羽

ぎゅうぎゅうの巣の中で育てていた


やがてその小鳥たちも

羽ばたき

また子を産むだろう


―廻る、止まらない、世界





キーンコーンカーンコーン

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言葉の違う


その人に


言葉を伝えることは難しいだろう



でも


どちらかが


その言葉をわかろうとすれば


一方的には伝わるかもしれない



お互いに理解を深めるには


お互いにお互いのことを


理解しなければならない



それが難しいのならば


きっと


その人は


ジェスチャーでもするのだろうか




ふと


午後の授業中


思う僕である





ふとした一秒

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