森田正馬と当事者研究

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数少ない日本生まれの心理療法「森田療法」の創始者、森田正馬。

この療法は、森田本人が自分自身の神経症的な症状(森田神経質)に悩み苦しんだ末に編み出したものです。

これは究極の「当事者研究」だなと思います。

(その意味で言うと、フロイトと離別した後に、精神症状に苦しみ、打ち克って分析心理学を確立したユングも当事者研究かな…)


ちなみに当事者研究では、「べてるの家」という精神障がいの患者さんたちによる、自分の幻聴や幻覚をはじめとした様々な症状に関する研究が有名ですね。


で、臨床心理士に関しては、「それが介入に効果的」という判断がない限り、カウンセリングの場で自分の話をすることはない。

「自分の場合はこうだった」
とか
「私もそうだったから分かるぅ〜」
みたいな
変な話にならないように…ということもあり。


そんな事情があって、なんか最近、自分の背景の振り返りがちゃんと出来ていませんでした。

というか、やるべきではないと思っていたのです。

でも、当事者研究(自分研究)こそ切実に真剣にやれるものってなかなか無いかも。

自分の経験と他者の経験が完全に重なることはないんだけど、自分のことを深掘りすることで、何か他者にも役に立つことがあるのかも。

直接的でなくとも、自分が当事者研究をすることによって、自分の心の健康度があがり、それにより他者に貢献できるかも。

そんなマインドになってきました。


という訳でしばらく当事者研究もやってみたいなと思います。


自分が長く苦しんでいたのは、

・極端な不安、恥ずかしさ
・存在の寄る辺のなさ
・自分だけは許してもらえないという感覚
・誰にも理解などしてもらえないという孤独感
・親密な人には優しくしてはいけないという思い込み(身内に親切にしてはならない)
・自分が喋っても人を楽しませることはできないのだから、自分は喋るべきではない

あたりですね。

今ではだいぶ克服しましたが、これらの悩みはけっこう最近まで自分の人生に暗い影を落としていたように思います。


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