• 29 May
    • ちぎさん、ゆうみちゃんに「手のひらで転がされて三年」!? 大劇場卒業の日。

      「手のひらで転がされて三年」。 宝塚大劇場千秋楽の終演後、幕前にて ちぎさんがゆうみちゃんについて言ったお言葉。   本日は ちぎちゃん(早霧せいなさん)と ゆうみちゃん(咲妃みゆさん)の 宝塚大劇場卒業の日。   平日ながらライブビューイングが実施されたので なんとか映画館に見に行ってきました。   もう、お二人が大好きすぎて、 語りたいことはいっぱいなのですが まずこれだけ語らせてください。       宝塚大劇場卒業の日。 挨拶が終わり幕が降りた後、 幕の前に出てきてくださったちぎさんとゆうみちゃん。   ちぎさんが 「私ばっかり話してるから」 と、ゆうみちゃんに話すように促します。 突然のことに 「は!」 と息を飲むゆうみちゃん。 「それだけ? 『は!』だけ?」 と、すかさずちぎさん。   仕切り直して、口を開くゆうみちゃん。 「私の愛する人のイニシャルはS」 と、ショーの歌詞になぞらえてゆうみちゃんが言うと ちぎさんがいつも通り照れて それをごまかすように嫌そーな顔をして天を仰ぎ。 「早霧せいなさんです!!」 とゆうみちゃんが宣言すると、 太い声で 「ありがとー!!」 と観念してお返事。   ちぎさんはお客様に向き直り 「そういう話をするとは思わなかったからさ…。 こうして、いつも手のひらで転がされて三年」 と。       ゆうみちゃんがちぎさんを手のひらで!?       ゆうみちゃんはすっごく「ちぎさん大好き」で いつもちぎさんを見つめているイメージでしたが 実はゆうみちゃんの方が上手??   でも、言われてみれば…?   今回のこの幕前での話も、 お二人を「ちぎみゆ」と呼ぶファンが お二人のお惚気を聞きたいに決まっていて、 それを察したゆうみちゃんが持ち出してくれた話題。       そういえば。 ちぎさんは、ゆうみちゃんと組んだ当初、 「ゆうみちゃんはお母さんみたい。 ちょっとしたことでも、すんごく褒めてくれる」 と仰っていました。   全速力で駆けていくちぎさんに対して ゆうみちゃんは必死でついていくというより 寄り添って、見つめて、支えて。 そして、転がしていたのでしょうか       幕前でのちぎさんの「転がされて」発言の後も ちぎさん、 「後で(ゆうみちゃんに)怒られそうです」 とポツリ。       最初は遠慮のあったゆうみちゃん。 最初に「咲妃には安心感がある」と 組んですぐにも関わらず、 両腕を広げて受け入れてくれたのはちぎさんで だからゆうみちゃんは安心してちぎさんの横に居られるのだと 思ってきました。   「ちぎさんはトップさんでも同じ高さにきて引っ張ってくれる」 雪組生たちが度々、そのようなことを言っていましたが ちぎさんはゆうみちゃんとも 同じ高さでコンビとしてあってくれたのかと 「転がされて」くれていたのかと思うと 改めて、本当にちぎさんのお人柄が大好きだなと思いました。       まだ東京もあります。 ちぎさん率いる雪組を最後まで応援します        

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  • 25 May
    • 花組のNewヒロイン・華優希。新公に引き続きドラマシティで「はいからさん」の紅緒!

      てっきり、紅緒はくりすちゃん(音くり寿さん)だと思っていました。   レイ(柚香光さん)主演の花組公演 シアタードラマシティ/日本青年館『はいからさんが通る』。 ヒロインの花村紅緒役は華優希ちゃんでした       はなちゃんというと、 私の中では中山寺での節分祭!   毎年恒例、宝塚歌劇団の研1さんがお衣装をつけて観音様役を務め 音楽法要としてお歌を歌われるのですが その時に、なぜだか印象に残ったのがはなちゃん。   ですが、「宝塚おとめ」を見ても成績は上位ではなく 同じ100期生の音くり寿ちゃんの影に隠れてしまう印象でした。   それが 『邪馬台国の風』新人公演でのヒロインに抜擢。 そして、それに引き続き、今回のドラマシティヒロインです。   気になっていた子なので、ちょっと嬉しい まだお芝居の印象はないので、見られるのが楽しみです。       「宝塚おとめ」のプロフィールでは…。 【華 優希】 誕生日:11月13日 出身地:京都府京都市 出身学校:立命館高校 身長:162cm 初舞台:2014年「宝塚をどり」 演じてみたい役:「ロミオとジュリエット」のジュリエット 趣味:読書 集めている品:ご当地キューピー、髪飾り 好きな花:ラナンキュラス、バラ 好きな色:ピンク、水色 好きな食べ物:お肉、チョコレート 特技:テナーサックス 芸名の由来:沢山の方にお知恵をいただき、家族で決めました 愛称:はなちゃん、のぞみ       さて。 はなちゃんが演じられる紅緒というと 南野陽子さんが映画で演じたイメージでしたが なんと、『はいからさんが通る』は 2018年にアニメ映画放映の企画もある模様。 でも、配給はワーナーなんですね。 東宝系がメディアミックス戦略しているのかと思いましたが違うみたいです。 (東宝とワーナーは「ジョジョ」で初タッグとかありましたが…)     宝塚の『はいからさんが通る』は 1979年に植田紳爾先生演出で まさかのテレビドラマをしたことがあるらしい! ウタコさん(剣幸さん)やモック(遥くららさん)の頃だそうで…     今回の舞台化の脚本・演出は小柳奈穂子先生。 小柳先生は原作ものに強いので楽しみです       はなちゃんがどんな紅緒を演じてくれるのか。 でも、その前に『邪馬台国の風』の新公ですね。   私的には久々に気になる娘役さんが出現し どんなお人柄かも要約知れるかと思うと楽しみですし 演技や歌声、踊り姿が見たくて仕方ありません。          

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  • 19 May
    • 実咲凜音、日生劇場『屋根の上のバイオリン弾き』に出演!

      嬉しい報せです。   みりおん(実咲凜音さん)は すぐにでも表舞台に現れてくれそうではありましたが 本当にすぐで嬉しい限りです     最近のみりおんというと、 風ちゃん(妃海風さん)のインスタで 二人で仲良くみりおんお手製のカレーを召し上がっていましたね     みりおんの退団後最初の舞台のお仕事は 日生劇場『屋根の上のバイオリン弾き』   この作品、 現在は市村正親さんと鳳蘭さんが出演されているイメージでしたが みりおんの演じられる長女・ツァイテルは これまでに涼風真世さん、杜けあきさん 香寿たつきさん、 匠ひびきさん、 貴城けいさん、 水夏希さんと 宝塚歌劇団出身の方が多数演じられてきたお役なのですね。   次女・三女も、神田沙也加さんと唯月ふうかさんで ミュージカル界の注目株が揃っていて素敵です。   森繁久彌さんの日本初演から50年ということで 日本初演50周年記念公演を盛り上げてくれそうなキャスティングに ときめきます     みりおんには、このままどんどん舞台で輝いて欲しいと思います          

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  • 30 Apr
    • 実咲凜音の退団。その明るい笑顔も、くしゃっとした泣き顔も愛しい。

      みりおん(実咲凜音さん)が宝塚を卒業されました。   ライブビューイングで拝見していましたが 笑顔で最後の公演を努める彼女が本当に愛しかったです。     カーテンコールの挨拶で。 まあ様(朝夏まなとさん)に向かって 「長い間、本当にありがとうございました」と 頭を下げられる姿を見て、 このお二人の関係は、みりおんにとっては本当に長い間だなと 改めて思いました。   2009年の花組『EXICITER!!』で 研1のみりおんが銀橋を渡るという大きな抜擢の時も 一緒に組んで銀橋を渡ったのは、まあ様でした。   バウ・青年館初ヒロインもまあ様主演の『CODE HERO』。   トップ娘役に就任した際の宙組への移動時も まあ様も一緒の移動でした。     『宝塚グラフ』の対談の中でも 宙組に移って、トップ娘役という重圧に悩んでいたみりおんは 花組からの馴染みのあるまあ様に支えてもらったと仰っていました。     そして、凰稀かなめさんの後、まあ様がトップ就任することになり、 みりおんと組むことになる…。   研1の銀橋から、トップ娘役時代の最後の相手役まで。 本当に、みりおんの宝塚人生の中にはまあ様が側にいたのかと思うと 感慨深いものがあります。       公演後の挨拶の中で、今回の『王妃の館/VIVA! FESTA!』を 無事終えられたことへの感謝を述べられた後、 「いつも隣で花を添えてくれた実咲が、大きな花を咲かせてくれました」 とおっしゃり、 みりおんに向き直り、「ありがとう」と一言。   どんな言葉で盛り立てるよりも まあ様の優しさが伝わってきました。   その後もまあ様に感謝を述べては あの感極まりすぎてブワッと泣きそうになるのを堪えた くしゃっとした泣き顔を何度も見せてくれた 感動しいなみりおん。   笑顔で締めくくろうと見せてくれる満面の笑みも あのくしゃっとした泣き顔も、本当に愛しいです。     大階段を降りた挨拶の後の観客の長い拍手。 終焉のアナウンス後、「さよなら皆様」が流れても 鳴り止まないたくさんの拍手。   「さよなら皆様」の曲が止められて まあ様が仕切って、再びみりおんが幕前に現れた時の 大きな拍手。   みりおんはこれだけ愛されてしかるべき 宝塚の誇る娘役さんなんだと、本当に嬉しく思いました。     最後に、幕前でみりおんが最後の挨拶をして去っていく中、 まあ様が観客へまさかの投げキッス! 涙を見せずカラッとみりおんを見送ように努める まあ様の男前さも大好きです。     みりおんは才能あふれる舞台役者さんなので またどこかでその才能を輝かせてくれることを祈っています。   みりおん、素敵な舞台を有難うございました。        

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  • 24 Mar
    • 月組公演『グランドホテル』観劇感想② 安定感のあるトップとトップ娘役と2番手が揃って。

      月組公演『グランドホテル』観劇感想②。   作品自体の感想は①に書いたので、 ②では個々の役者さんたちについて つらつらと箇条書きで書きたいと思います。     珠城りょう演ずるフェリックス・フォン・ガイゲルン男爵   まずは、たまきち(珠城りょうさん)、お披露目おめでとうございます。   正直、最初はたまきちにトップが務まるのか、 少し早すぎはしないかと、失礼ながら心配したものでした。   たまきちご自身も、『アーサー王』のお稽古初日に劇団へ向かう時 お稽古場へ向かうだけで緊張したと仰っていました。 真面目なたまきちの事、すごくプレッシャーを感じているようで インタビュー映像などを見ても、表情からしてぎこちなくて…。   でも、プレお披露目の『アーサー王』を経て、 早くもすっかり貫禄が出て、たまきちらしい落ち着きも取り戻され、 『グランドホテル』では回転ドアを通って現れ、スポットライトが当たった瞬間 トップ然としたお姿に感動しました。   たまきち演ずる男爵は、金なし貴族で借金を抱え盗みを働く どうしようもない男です。   でも、グランドホテルに入れてもらえずにいるオットーを見かけ 何気なく助け舟を出すような優しさも持っている。   オットーに関わっている時の男爵はとてもスマートな男です。 このスマートさをたまきちは極めて自然に演じられていました。 これが、男爵が取り繕っただけではなく、 実はいい奴なのではないか、そう思わせてくるのです。   だから、グルーシンスカヤのネックスレスを狙って盗みに入りながらも いつの間にかグルーシンスカヤに惚れてしまう純粋さも 観客は受け入れられるのだと思いました。   結構、ブロードウェイミュージカルって、 ショー要素が強くてキャラクターの心情変化は置いてけぼりな ストーリー展開なものが多いので その点、この『グランドホテル』も 「生まれる命、死ぬ命、それでも生きていく様々な人の人生」 そんな大雑把なオチなのですが たまきちは実にスマートに男爵の心情変化「いい奴感と純粋さ」を 作り上げられていると思いました。   この男爵のシーンで一番印象に残ったのは、 やはり、最後の「station」のシーンです。 「真っ赤なバラを持って待つ」。   銃声の後、男爵が純粋に愛を歌うシーン。 このシーンの演出は秀逸でした。 通り過ぎていく駅の人々。 男爵の抱えた真っ赤なバラが連想させるもの…。 そして、バラを抱え歌うたまきちの思いつめた表情。 男爵の必死な心情が、グルーシンスカヤへの思いが伝わってきました。   かなりダメな男である男爵を愛おしい存在に作り上げた たまきちの持ち前の誠実さと演技のセンスが素敵でした。       愛希れいか演じるグルーシンスカヤ   ちゃぴ(愛希れいかさん)は、本当にバレリーナかもしれない。 それも39歳のバレリーナだ。 そう思われせるほどちゃぴはグルーシンスカヤでした。   老けた声、芝居掛かった動き。 酷評されて自信を失いごねるという子供っぽさ。 そしてバーレッスンのシーンでの美しいバレエ。   ちゃぴはこういった癖のある役をやらせるととても光ります。 『1789』のアントワネットといい、 癖のある女を癖強く、それでいて愛らしく演じられてしまう。   そして、持ち前のダンスセンスの高さをうかがわせるバレエ。 これまでもショーでは『アフリカンダンス』など とんでもないダンスセンスを見せてくれましたが グルーシンスカヤとしてのちゃぴは、バレエがどうというより 往年のバレリーナ感が背中から漂っていました…。   ちゃぴは真咲さん(龍真咲さん)の輝きすぎた個性に対応出来る センスと個性を持った、可憐なThe娘役というのとは一風違った娘役さん、 そう思っていましたが たまきちと組むと、ちゃぴの万能感が伝わってきました。       美弥るりかのオットー・クリンゲライン   もう冒頭で登場しスポットライトが当たった瞬間、 美弥ちゃん(美弥るりかさん)が帽子を取ったその瞬間 客席から大きな拍手が上がりました。   美弥ちゃんの人気もさることながら、 あの帽子を取った時の間の取り方が、やはり上級生。 観客の息を読んでいて、帽子を取った瞬間に引き込まれます。   いつも麗しい美弥ちゃんが ヨレヨレのスーツを着て、身をかがめて歩く姿は あんなに無理な姿勢なのに実に自然でした。 病を抱えた男の歩き方でした。   オットーの一番の見せ場は、やっぱりチャールストン!! 弱々しかったオットーが酔った勢いも借りてどんどん踊りだす。 果てにはバーをくるりと乗り越えてセンターで足上げです。   この時の美弥ちゃんの表現力に脱帽です。   踊っているのは決して美弥るりかではありませんでした。 オットーなのです。 病を抱えたオットーが人生を楽しみ始めた瞬間です。   美弥ちゃんのダンスに拍手を送った人もいるでしょうが 私は、突然前を向いて無我夢中で踊り出したオットーの人生に 拍手を送りました。       長くなってしまったので、あとは短く。     宇月颯の「持ってちゃいなさいよ」   スカイステージカレッジ月組トークライブを見て以来、 どこで出てくるのか気になって仕方がなかったセリフ。   としさん(宇月颯さん)が出てくるたびにそわそわしたのは 私だけじゃないはず…。   男爵をそそのかす、実にネチコイ男を見事に演じらえていました。       海乃美月のフラムシェン   私が見た日は、くらげちゃん(海乃美月さん)がフラムシェンでした。   それにしてもフラムシェンは踊りっぱなしで大変そうです   フラムシェンは随分と頭もお尻も軽そうな女の子なのですが オットーに優しく、優しいだけでなく心から一緒に楽しんで踊ることのできる 愛嬌のある女の子でもありました。   男爵に振られた際の「残念賞?」という言い方が可愛げがあり くらげちゃんが素敵に演じられていました。       朝美絢のエリック   エリックは冒頭と終盤と出番は限られていますが エリックが子供が生まれた時に歌う歌がこんなにも 物語の結末に結びつくとは思ってもみませんでした。   男爵の死に、フラムシェンのお腹の新たな命、 先が短いながらももう一度歩みだしたオットーの人生に まだ希望の光である愛する人を失ったことを知らないグルーシンスカヤの人生。   あーさ(朝美絢さん)もこの作風に合わせて かなりボリュームのある発声で歌われていて 終盤の大きな見せ場、素敵でした。       大変長くなってしまいましたが 『グランドホテル』を観劇して月組生について思ったのは とても安定感があるということ。   ブロードウェイミュージカルで、現地の演出家が監修に入っているという 自分たちのオリジナリティばかりを追求しても良い宝塚歌劇とは 真逆の演出作品の中、 トップさんも、トップ娘役さんも、2番手さんも 完全に役として舞台に存在する姿が宝塚の作品では新鮮でした。   言ってしまうと、役者さん個人のキャラクターや人気だよりのところのある宝塚。 その中で、作品演出の駒として役を生きることのできる役者が こんなにもいるのだということがとても素晴らしいと思いました。   重厚な古典的なブロードウェイミュージカルで 新生月組の魅力をたっぷり味わえて幸せでした。        

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  • 23 Mar
    • 月組公演『グランドホテル』観劇感想① 月組の一体感と美弥るりかの表現力。

      月組公演『グランドホテル』を観劇しました。   たまきち(珠城りょうさん)のお披露目公演ですが、 この作品は非常にたまきちにあっていると思いました。   あの作品の重厚感が、たまきちの落ち着きや若さに似合わぬ渋さと合わさり とても良い世界観になっていました。   月組生たちみんなも 真咲さん(龍真咲さん)がいらした頃の個々の個性の際立った月組から 一体感のある組に変化を遂げたようでした。 みんなが若きトップスターを支えてくれているのだと感じました。       『グランドホテル』はトニー賞を5部門で受賞したブロードウェイミュージカルで その演出・振付をしたトミー・チューン氏を特別監修に迎えており ブロードウェイらしい古典的な演出に加え、 世界大恐慌の一年前である1928年という時代の持つ不穏な空気を放つ 重厚感を味わうことができました。   冒頭から複雑に絡み合う音楽にコーラスで引き込まれます。 気を抜いたら置いていかれるくらいのテンポ感でのセリフまわし。   群舞の背景としてのダンスや舞台転換。 盆など必要のない古典的な演出、でも目まぐるしい転換。   こういったタイプの演出作品に触れることで やはり生の舞台で見る醍醐味があると思いました。       この作品はブロードウェイミュージカルということもあり 宝塚らしい誰が主役という作品ではありませんでした。   『グランドホテル』の回転ドアを通ったところから交錯する人々の人生。 だから、この物語は明確に主人公を定める必要はないのでしょう。   大まかには男爵とグルーシンスカヤ、 オットーにフラムシェンの二本柱だと思いますが 宝塚初演の涼風真世さんがトップの時はオットーを主役に据えていたように 物語のキーパーソンは間違い無く、オットーでした。     フラムシェンが可愛く思えるのも、男爵がいい奴に思えるのも すべては2人がオットーに優しいからなのです。 オットーと楽しく踊る姿から、 フラムシェンがただの頭の軽い女の子から 愛嬌のある可愛い女の子になる。   オットーのために部屋をとるところや、 一度は盗んだ財布を返してしまうところから 男爵がただのクズな男ではないと思える。 このオットーを演じたのは 涼風真世さんに憧れたファン時代を過ごした美弥ちゃん(美弥るりかさん)。 この公演は美弥ちゃんの2番手としてのお披露目でもあり この機会でオットーを演じられたことは運命のようです。   憧れの人の役であり、2番手として試される最初の作品。 大変なプレッシャーだったかと思いますが 物語をリードする抜群の演技力で観客を魅了していました。   美弥ちゃんへの拍手が半端じゃなかったことがとても印象的でしたが それだけの力を見せつけられました。 やっぱり、美弥ちゃんは素晴らしい表現者です。     お芝居の見どころや個々の役者さんの感想などは②に続きます。        

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  • 17 Mar
    • 望海風斗・真彩希帆お披露目公演は、芝居は生田先生、ショーは野口先生!

      雪組公演のラインナップが発表されました。   『ひかりふる路(みち) 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』 『SUPER VOYAGER! -希望の海へ-』   だいもん(望海風斗さん)ときぃちゃん(真彩希帆さん)の お披露目公演です。       お披露目は『ファントム』というわけにはいきませんでしたね。 『ファントム』は、 劇団四季がちょうど『オペラ座の怪人』をKAAT神奈川で上演するので 演目かぶりなので、難しかったのかなと思います。   でも、生田先生に野口先生の作品ということで期待十分です。       何ぶん私、『A-EN』と『THE ENTERTAINER!』が大好きで 野口幸作先生にはとても期待しております。 早く野口先生のショー作品が見たかったので、 これがだいもんのお披露目だなんて、本当に嬉しいです   野口先生は、演者さんのヒストリーを調べ上げるタイプなので きっとだいもんの個性や特徴を生かしまくりなショーに してくれることでしょう。       さて。生田先生のお芝居ですが。 ロペスピエールが題材というのは意外です。   ロペスピエールって、もう宝塚で描かれすぎている気がするんですよね。 『1789』に『スカーレット・ピンパーネル』。   スカピンでは、独裁者のイメージですが 1789では、革命に情熱を傾ける青年といった風に描かれていました。   今回の『ひかりふる路』では、 説明文に「理想に燃えた一人の青年」とあるので 誠実な青年なのでしょうか。   生田作品×だいもんというと、 「BUND/NEON 上海」の硬派な悪役・劉衛強とか 「ラストタイクーン」のDV男・ブロンソンとか 「ドン・ジュアン」のダメンズ・ドン・ジュアンとかを思い出され 生田先生のだいもんのイメージって…と思ったりもしましたが…。       でも。お披露目の前に、 『琥珀色の雨にぬれて』と『“D”ramatic S!』でプレお披露目です。   ショーはキーワードに「D」を持ってくるとはなかなか素敵。   気になるのは、『琥珀色の〜』は 「4人の男女が織り成す恋愛心理劇」ということで、 戦火を潜り抜けても純粋さを失わない貴族の青年クロードがだいもん。 魔性の女シャロンがきぃちゃん。 ならば、 クロードを慕う少女フランソワーズとシャロンに惚れるジゴロのルイは 誰になるのかが注目です。     ちぎさん(早霧せいなさん)とゆうみちゃん(咲妃みゆさん)の 退団に落ち込んでいましたが 次に目を向ければ、だいもんがいてくれて 生田先生と野口先生の作品も楽しみです。   これからの雪組も楽しみです!          

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  • 09 Mar
    • 望海風斗、雪組トップ就任決定!相手役は真彩希帆でブリドリが思い出される!

      ここのところ怒涛の毎日です。   みりおん(実咲凜音さん)の宝塚大劇場卒業。 まあ様(朝夏まなとさん)の退団発表。   涙していたところに…   望海風斗、雪組トップ就任の発表!   だいもん(望海風斗さん)、いえ。 もうすっかり「のぞ様」呼びが定着してますね。   のぞ様、おめでとうございます       これは想定内のことでしたが、 やっぱり嬉しいですね。   相手役も、雪組に組み替えが決定した時点で わかりきっておりましたが、きぃちゃん(真彩希帆さん)で。   これも、遡れば、二人がまだ花組生時代。 だいもんのブリドリの最終回イベントで きぃちゃんと二人で『ファントム』より「Home」を歌われたんですよね。   (Brilliant Dreams+NEXTより)   その頃から、 「ああ…、きぃちゃんとだいもんが組んだら素敵だな…」 そんな風に思っておりました。   実際、二人揃って「エリザベート」を最後に同時に花組から組み替えになり だいもんは2番手に、 きぃちゃんも、こっちゃん(礼真琴さん)の相手役でバウヒロインと 二人ともスター街道を進んでいかれて、 この二人がトップコンビとして組まないかなーと、囁かれ続けていましたし。     これは、お披露目公演はやっぱり『ファントム』でしょか? だいもんは至る所で『ファントム』を演りたいと仰られてますし、 歌唱に定評のあるきぃちゃんが相手役ならばありえますよね。     明日海さん(明日海りおさん)に続き、89期から二人目のトップさん。   まあ様が退団されるので、年末のタカスペで「まあだい」コンビは 見られないのか…と残念に思っておりましたが 音楽学校で同室だった明日海さんとだいもんが 花組以来に、お互いにトップとして並ぶところが見られる日もくるのですね       この新生雪組トップコンビですが、 歌唱力がウリになるのは間違いないですが、   だいもんはしっかりしているように見えて ちょっと面白いところのあるお人だと思いますし (例の「天海さんへの日記」を披露できてしまうところとか 『アル・カポネ』の千秋楽挨拶で「アル・カポネさーん」と 天に語りかけたりとか…)   きぃちゃんも、しっかりしているように見えて ちょっと変わったところがあると思っているので (かいちゃん(七海ひろきさん)のブリドリで見て、 メドレーをカットされるくらいノリノリで歌い続けるところから、 我が道行くタイプな気が…)   このコンビ、ちょっとずれたところがありそうで 不安でもあり、化学反応が楽しみでもあります。 もちろん、舞台に関しては、全く心配はありませんよ!     だいもん、きぃちゃん。 本当におめでとうございます          

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  • 08 Mar
    • 朝夏まなと退団発表。

      まあ様(朝夏まなとさん)退団。 みりおん(実咲凜音さん)の宝塚大劇場卒業を悲しむ間も無く、この発表…。 なぜ、宙組次期トップ娘役を置かなかったのか。 やはり、退団が近かったからなのですね。 でも、ではなぜ、あと少し、みりおんはいてくれなかったのか…。 ちぎさんの退団があり、 まあ様が辞めるのを遅らす必要があったことはわかります。 でも、これならみりおんにもう少しいて欲しかった…。 みりおんの次の人生もあるので、 彼女にとって、今がベストなタイミングであったのなら仕方がないし、 みりおんを大好きなので、もちろん彼女のタイミングを応援するのですが…。 なんども経験した代変わりですが、 やはり動揺してしまう…。 やはり寂しいです。 今はただ、ただただ寂しい。        

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  • 06 Mar
    • 雪組2017年7月23日付退団者発表。雪組の一時代が終わる…。

      雪組の退団者発表を見て、思わず息を呑みました。   トップコンビの他、 鳳翔大さん 香綾しずるさん 桃花ひなさん 星乃あんりさん 蒼井美樹さんが退団。     88期の大ちゃんは、とうとうその日が…、と思いましたが がおりさん(香綾しずるさん)に関しては、 正直、先日スカステの「夢のひととき」を見て、 緒月遠麻さんをゲストに迎えたがおりさんが 「緒月さんは研15で辞められて、 私も今研13で、もうそれと近い学年になっていて…」 というようなことを仰っていたので、 ああ、がおりさんももうそろそろ退団されてしまうのかも…。 そう思った矢先のことでした。   正直、時期トップであろうだいもん(望海風斗さん)を 支えてくれるものとばかり…。   もともと、がおりさんは 宝塚ファンのお母様に「お願いだから、一度受験して!」と言われ 宝塚を受験された方で、 「あれ?私どうしてここに?」と思いながら宝塚にいると スカステの「Let'sダンシング」中のトークで仰られていたので それほど未練はないのかもしれませんが 最近、「ドンジュアン」や「ケイレブ」などで重要な役どころを演じられていて、 もっとそのお姿を見ていたかったです…。       娘役さんも、要所を押さえていた方達の退団発表でびっくりです。   桃花ひなさんは まっつ(未涼亜希さん)のブラックジャックのピノコが印象的で、 最近では、中日の「星逢一夜」の貴姫を気高く演じられていましたが 退団されてしまうのですね。   星乃あんりちゃんも 新公やバウヒロインを幾度も務められていた 雪組の大切なヒロインタイプの娘役さん…。 こんなに早く辞めてしまわれるとは思いませんでした。       これまでも多くの生徒さんが トップさんの退団の時を退団に選び、共に去って行ってしまう度 一時代の終わりを感じさせられてきました。   ちぎさん(早霧せいなさん)のお披露目公演「ルパン3世」から 「星逢一夜」で、「るろうに剣心」で、 こんなにも雪組には役者が揃っている! そう思わせてくれた生徒さんたちがまたいなくなる…。   せしこ(大湖せしるさん)、きんぐ(蓮城まことさん)が去り 大ちゃん、がおりさんも去る。   雪組は新しい時代へと向かっていくのですね。   でも、寂しがっているばかりじゃいられないです。   雪組にはだいもんがいる。 翔ちゃん(彩凪翔さん)がいる。 咲ちゃん(彩風咲奈さん)がいる。 あーさ(朝美絢さん)だって来る!   ちぎさん率いる個性派の役者揃いの雪組が本当に好きです。   だから今は退団のその日まで、 ちぎさん率いる雪組を応援し続けます。          

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  • 27 Feb
    • 雪組公演・中日劇場『星逢一夜/Greatest HITS!』観劇感想。星逢は宝塚の名作に。

      中日劇場『星逢一夜/Greatest HITS!』を観劇しました。     まず、中日劇場の感想としては、 小さい箱なので、とにかく出演者との距離が近い! 通路側の良い席だったこともありますが、 客席降りでバンバン出演者が通る!   最近、大劇場と東京宝塚劇場ばかりなので新鮮でした。   中日劇場は2018年3月末を持って営業終了が決まっています。 中日ビルは建て替えですが、劇場はもう設けないのですね。 確かにビルは古いし、入場方法がエレベーターだけと かなり動線の悪い建物なので、非常時危険すぎるだろうと思いました   九州の博多座と共に、中日劇場は一拠点だったので、 2018年以降は、宝塚歌劇団としては 活動拠点をどのように変化させるのでしょうか。 最近では、青年館建て替え中にKAAT神奈川を開拓したりしていましたが 新規開拓をするのでしょうか。   ライブビューイングを盛んにしてはいますが、 やはり生の舞台の拠点はしっかり持っていてほしいなと思います。       さて。公演についてですが。 明日で千秋楽という今更ながらですが、感想を書きたいと思います。     制作発表を見た瞬間から虜になり、 作品を見て、よくある話ながら胸をつくその完成度と演者の熱に 涙腺を刺激され虜になった、あの『星逢一夜』の再演です。   物語についてはもう今更申すことはございません。   上田久美子先生の細やかで繊細な作品を 早霧せいなさん、咲妃みゆさん、望海風斗さんのお三方を中心に 雪組生がそれはもう繊細に情熱的に演じられています。   私の感じた初演との違いで印象に残ったのは2点。 源太の心情と、徳川吉宗の恩情。   吉宗公は演者が香綾しずるさんになられました。 このキャスティングも、脚本の改変とマッチしていたと思います。   最後に、吉宗公が一揆を起こした農民と晴興の処分を言い渡すシーン。 初演と異なる結末ですが、そんな人間臭いことを言う吉宗公を 香綾さんが人間味をにじませて演じられておりました。   初演の方が現実的でより辛い結末なのですが 物語を知っている人の多い、今回の再演では、 その違いの暖かさがかえって胸に沁みました。     そして、源太の心情ですが。   初演では、紀之介が後を継ぐことになった時、 ちょび康が、泉が一番紀之介を好きだってみんな知ってると言った時、 源太は気づいていなかったようで驚いていたのですが、 再演では、源太も泉の気持ちを知っていたそぶりに変わっていたように思います。   なので、紀之介が晴興として戻ってきた時も 泉をもらってやってくれ、と頭をさげるシーンで 源太は達観していたように思います。   私は初演の源太の純粋でまっすぐなところが好きですが、 この再演の泉と晴興を見守る達観した源太というのも、 源太の生き様の切なさを増長させ 物語に深い味わいを与えたかもしれません。       ただ、私は初演の方が魅力的であったと思います。   久美子先生の言葉に、こんなことが書いてありました。   「再演の稽古が始まって、何かが足りない…何かが違う…と 私たちは戸惑いました。   皆、初演と変わらぬモチベーションで臨んでいます。 それなのに何が違うのか。   台本の改変などは些細なことで、それよりも本質的に違うことは 私たちが、もうあの頃の私たちではないということかもしれない。   新体制になって間もなかった雪組のスターたちも、 あの頃は今より危うく揺らいでいる存在だったように思います。   不安定さの中でこの世界で位置を占めようともがいていたエネルギーが この作品に怖いような力を与えていたのかもしれないと、 今になって思うのです。」   まさに、この久美子先生の言葉の通りだと思いました。 怖いくらいのエネルギーが初演にはあったのだと。   ですが、 この再演をもって『星逢一夜』は宝塚の名作入りを果たしたと思います。   再び見ても、やはりこの物語には感動させられました。 何度見ても感動すると思いました。   正直、今の雪組メンバーはノリに乗っていて 役者が揃っていますし、みんなが魅力的ですから、 これだけのメンバーが揃うことは難しいとは思いますが、 いずれ、メンバーが揃った時に、 またこの『星逢一夜』が宝塚の名作として見られることを期待しています。       『Greatest HITS!』感想ですが 長くなってきたので、変更点を中心に簡潔に。   ゴーストバスターズは 「Ghostbusters in NAGOYA」ということで メンバーを彩凪翔さん、真那春人さん、煌羽レオさん 桜路薫さん、真地佑果さんに変えて登場。 バスターする銃が「しゃちこほ」になっていました。 このシーン、「ゴーストバスターズ!」って言いながらする あの三枚目な振り付けが可愛くて好きです     そのあとの「トナカイさん」だったシーンはマンボに変わったのですが。 鳳翔大さんが女の子たちを連れてキザに決めて踊られるのですが あとでパンフを見て噴きました。 役名、「マンボジャンボ」って!! 「ジャンボ」って!稲葉先生!確かに大ちゃんジャンボだけど!     月城かなとさんが抜けたポジションですが、 エピローグの歌手は煌羽レオさん。 エトワールは香綾しずるさん。   こういう別箱の時に、番手が上がる人がいるのが 別箱公演の楽しみの一つだったりします。 煌羽さんのソロが嬉しかったです。     そして。 「Midnight illuson」のシーンですが。 ここ、ちぎさん(早霧せいなさん)だいもん(望海風斗さん)が 素敵に魅惑的に踊っているのですが、 劇場で見ると、どうしても視線泥棒が…!   鏡の女の歌手、舞咲りんさんに釘付け   もう、出てきた瞬間、ヒメさん(舞咲りんさん)が 髪をかきあげた瞬間に虜になってしまうんです。 もう、素敵な歌声で、そして、目が離せない…!   でもね、映像ではちぎさんとだいもんががっつり映っているはずなので ここは劇場だからこそ、ヒメさんガン見しておこうと 開き直って見つめてきました       『星逢一夜/Greatest HITS!』、 半数ではありますが今の雪組の魅力が溢れていました。 見に行って本当に良かったです。            

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  • 10 Feb
    • 妃海風ちゃん、Talk&Live決定!北翔海莉さんは、まさかの全国コンサート!!

      風ちゃん(妃海風さん)の動向が気になっておりましたが、 この度、4月29日に 如水会館にて「妃海風Talk&Live」が決定したようで おめでとうございます   如水会館といえば、宝塚OGの方々御用達の会場ですね。   風ちゃんは事務所などには所属されていないようですし、 退団後のお仕事も、 北翔さん(北翔海莉さん)を始めとする宝塚OG方の出演される 客船・飛鳥Ⅱでの「TAKARAZUKA ON ASUKAⅡ」のみでしたので 今回、トーク&ライブが決まられて嬉しいです       一方、北翔海莉さんは、オフィシャルサイトを新しくされて、 応募者多数により封鎖されていたファンクラブ申し込みも再開されましたね。   国際フォーラムでの6daysに加え、 大好きな岡田敬二先生とのトークショー、大阪でのディナーショー、 カバーアルバムの発売や、それに伴う河口湖コンサートもあるようですし お忙しくされているなと思っておりましたが。   なんと、全国コンサートまで決定しておりました!   大使を務める千葉県松戸の「松戸・森のホール21」から始まり、 11会場を巡られるよう。   ミュージカル「パジャマゲーム」が決定されており お忙しくなられるだろうなと思っていたら、 全国コンサートって…。   「止まると死んでしまう」なんて仰っていましたが、 走りすぎです       私にしてみれば、退団後のジェンヌさんの動向を追うことは珍しいのですが やはり無所属や個人事務所の方だと、応援したい気持ちが強いみたいで… 風ちゃんや北翔さんのことは気になってしまうのです。   北翔さんはもう、バリバリやってらっしゃるので、 あとは風ちゃんが幸せにしていてくれたらいいなと思うばかりです。            

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  • 02 Feb
    • 花乃まりあ退団に寄せる。明日海りおとの関係…。

      花乃ちゃん(花乃まりあさん)の退団がいよいよ3日後に迫りました。   花乃ちゃんもですが、私は明日海さんにも 今まで花乃ちゃんの相手をご苦労様と言いたい気持ちです。   花乃ちゃんは、明日海さん(明日海りおさん)の相手役を務めるには いろいろなものが足りなかったのだと思います。   花乃ちゃんと明日海さんのお二人自身もそれを感じているであろうことが 「宝塚グラフ」の明日海りお×花乃まりあの対談で感じられました。 「宝塚グラフ」の中で、今だからこそと言わんばかりに明かされたこと。 花乃ちゃんがお稽古で「出来ません」と言って泣いたということ…。   しくしくと泣く花乃ちゃんに、明日海さんは 「こうでしょ?」と諭しながら涙を拭ってあげていたとか。   そんな恥ずかしく情けないことを紙面で語ってしまう花乃ちゃんの 恥知らずとも言える行為に唖然とさせられました。   本当に、辞める今だから言えることなのでしょうが…。 トップ娘役がお稽古で「出来ません」と泣くとは…。     泣かれた明日海さんは、さぞやしんどかったことでしょう。   そして恐らく、「出来ません」は 明日海さんにとって禁句ではないかと思うのです。 明日海さんは自分が納得がいくまで突き詰めるタイプと かつて真咲さん(龍真咲さん)に言われていました。   納得がいくまで努力し続ける明日海さんには 「出来ません」という言葉は理解できないのではないでしょか。 というよりも。 まず、過去の明日海さんの相手役を考えても 「出来ません」と泣きそうな方はいない気がします。   明日海さんの相手役というと、主演作で言えば、 新公『ME AND MY GIRL』では同期の羽桜しずくさん。 新公『エリザベート』では、またも同期の夢咲ねねさん。 バウ・青年館公演『アリスの恋人』ではちゃぴ(愛希れいかさん)。 バウ『春の雪』はゆうみちゃん(咲妃みゆさん)。   (その他、『ホフマン物語』では上級生方と同期のねねと組み、 トップ娘役不在の新公『ラストプレイ』は、 強いて言うならたまきち(珠城りょうさん)でした)   そして、最初のトップの相手役は蘭ちゃん(蘭乃はなさん)。   同期は気心が知れており、泣きはしないでしょうし、 その他の面々も、ちゃぴもゆうみちゃんも蘭ちゃんも いかにも「出来ません」とは言わない根性がありそうな 素敵な方ばかり。   これでは明日海さんは、花乃ちゃんに泣かれて どうしたものかと戸惑ったのではないかと思うのです。   かつて、『Melodia』終演後の貸切公演トークショーで 明日海さんが「あそこ(デュエットダンス)のシーン、 もっと娘役から来てもいいと思いません!?」 と、明らかにご不満な様子でお客様に問いかけたりしており、 これはこのコンビ大丈夫かと心配したものでしたが…。   任期のわからない宝塚で、迷いや困惑の中、 トップ娘役という重役は大変なことだと思います。 花乃ちゃんは辞めるといってから 残りの期間を要約死ぬ気で頑張ろうと腹をくくったのでしょう。 でも、一作一作、それこそ死ぬ気で作品に挑んでいる娘役さんなんて トップ以外にもいくらでもいると思いますからね。 やはり、花乃ちゃんの甘さを感じます。 退団公演の『金色の砂漠』で要約、 「毎日死ぬ気で頑張ろうと思います」という花乃ちゃんに 「これを待ってたの」と仰られた明日海さん。 この「宝塚グラフ」の対談の中で明日海さんの例えに絶妙なものがありました。 それは、花乃ちゃんは「ポニー」だったというもの。 サラブレッドの競走馬たちの中に迷い込み、 「私もここで走るの!?」と慌てふためいているようだったと…。   新公ヒロインを4度も務め、 バウヒロイン経験も積ませてもらっていた花乃ちゃんですが トップ娘役、ましてや明日海さんの相手役を務めるには いろいろなものが不足したまま 大変なポジションにつけられてしまったのだと思うと かわいそうな気もします。 『雪華抄/金色の砂漠』を見る限り、 正直、成長があまり見られませんでしたので これはとても良い引き際だったと思います。   強いて言うなら、得意な作風だった『ME AND MY GIRL』で 退団できなかったことがかわいそうです。   ミーマイの好演のままだったら、惜しまれながらの退団になったと思います。 ミーマイがあって、彼女の宝塚人生は充実したと思われます。 退団の日、 花乃ちゃんが何を語り、また明日海さんが何を語られるのか 見守りたいと思います。              

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  • 26 Jan
    • 花組公演『金色の砂漠』観劇感想。気高きギィの貴種流離譚。

      『雪華抄』に続けて、 『金色の砂漠』の感想を書きたいと思います。       『金色の砂漠』は、いわゆる「貴種流離譚」で 本来は高い身分の者が事情により不遇をしいられ 冒険の果てに地位を回復する、といった話。 古典的な物語の形に乗っ取られており そこは理解しやすいストーリーです。 ただ、途中途中で、久美子先生らしくない 簡単なセリフで片付けられたシーンがあり、それが寂しい。   例えば、国王・ジャハンギールが 先王の妃であった王妃・アムダリヤに惚れた理由付けだったり、 賊の女・ラクメがギィを生かすと決める理由など。   確かに、いちいち掘り下げていたら時間が足りないとは思いますが、 他のシーンで、ほんのひと仕草で役の人柄を伝えるのが上手い久美子先生 らしくないなと…。 賊の兄弟なんて、あと一言セリフを足してくれたら いいキャラクターが生まれただろうにと思ってしまいます。   まあ単純に、もっとじゅりあさん(花野じゅりあさん)と マイティ(水美舞斗さん)の活躍が見たかっただけですが…。 逆に、求婚者・テオドロス(演:柚香光さん)などは 弓が下手で非力だが、仕掛けでも鳥は獲れるというシーンや、 最後、異常なまでにあっさりと城を捨てる姿から 狡猾なキャラクターがよく伝わってきましたし   汗っかきさん(求婚者・ゴラーズ、演:天真みちるさん)も、 ジャー(芹香斗亜さん)に自分が飲むより先に水を渡したりと 優しい人物像がよく伝わってきました。 そういう小さなエピソードで人物像を伝えてくるのが 久美子先生の巧みさだと思っていたのですが…。 上演時間が足らなかったのかとも思いますが それでも『星逢一夜』は一幕で素晴らしいまとまりでしたし、 逆に『月雲の皇子』は二幕で複雑になり過ぎだったように思えるので、 『金色の砂漠』も一幕でもっとインパクトのある話になりえたのではないか と思ってしまいました。   ここからは、キャラクターごとの物語について。       気高き王女・タルハーミネと気高き奴隷ギィ   この二人の結末は、愛憎劇として納得のいくものだったと私は思います。 気高い王女は、最後まで自分のギィへの愛を受け入れることができなかった。 それがとてもよく伝わってきました。   「奴隷は砂」と何度も口にし、 他国の王子に風習のおかしさを指摘されても、 純粋が故、自分にとってあたりまえのことがなぜおかしいのかわからない。 王女の気高さや激しい情念がこの物語の結末を納得させるのに十分伝わってきました。   ギィは、自身の価値に幼い頃から気付いていた聡さがあり、 そして、持って生まれた血なのか、とても気高い。 久美子先生は当て書きをするので、 タルハーミネとギィは明日海さん(明日海りおさん)と 花乃ちゃん(花乃まりあさん)らしいキャラクターでした。   特に、納得のいかないことは納得がないかない 恐ろしいほどの情念を持つ、聡く気高いギィは やはり底知れぬ情念を秘めているような明日海さんにぴったりでした。   それにしても、『雪華抄』の「清姫奇譚」の感想でも少し書きましたが、 明日海さんは、「素直になれない情愛」を抱えたダメンズが似合う…。 『春の雪』の清様とか、『仮面のロマネスク』もそういった傾向があるような。 ダメンズが似合うというか、 そんな人間でも許される美しさと信念と我の強さがある…。 久美子先生の観察力、さすがです…。   第二王女・ビルマーヤとジャー、そして汗っかきさん。 この物語の癒し。 ビルマーヤとジャーと、汗っかきさんことゴラーズの3人。   キキちゃん演じるジャーも、語り部として非常に穏やかで聡く、 とても魅力的に演じらえていました。   ベーちゃん(桜咲彩花さん)も、あの穏やかな雰囲気を存分に活かし、 とても優しさと品に溢れた王女を演じられていました。   本当に、この二人の愛はこの物語の癒しでした。 最後の結末の「愛の形」も、二人らしく、切なく優しい愛でした。     そして。天真さん演じる汗っかきさんですが、 天真さんの芝居も、久美子先生のキャラクター造形も素晴らしい。   当て書きする久美子先生なので、 天真さんがまったく無理なく演じられるお役が振られているとも言えますが、 それにしても、役の魅力が天真さんから満ち溢れておりました。   弓が苦手なことから、鳥が好きな話の流れ。 「窓辺に麦をまいておくんです。すると朝、鳥の声で目が醒める。 たが、鳥を驚かせては可哀想と、窓が開けられない。 部屋が蒸し風呂状態。…でも、痩せない」 この最後のポツリと言う間が可愛い。     あと、喉が渇けば、「自分で動くことにしているんです」と自ら水を取りに行き、 しかも水をジャーの分まで持ってきて、 ビルマーヤのつぎにジャーへ渡し、自分は一番後に口にします。 久美子先生は健気なキャラクターを殺してしまうので 汗っかきさんにも哀しい結末がまっているのですが、 こういうキャラクター描写が上手いなーと、感心させられ、感動させられます。 天真さん、美味しい役だったと思いますが、素敵に演じられていました。       第三王女・シャラデハとプリー 元気いっぱいで我が儘、怖いもの知らずな末っ子・シャラデハですが 音くり寿さんが見事に演じられていました。 見事なハマり具合から、これも当て書きかなと思うのですが。   くり寿ちゃんは、子役から抜け出した演技を観てみたいと思います。 歌の上手さは間違いないですが、表現がまだ元気な役しか与えられていないので、 情緒ある芝居をやらせてもらわないと、子役どまりになりそうですから。 瀬戸さん演じるプリーは、末っ子と同じレベルで張り合うところが可愛らしく 緊迫した城を攻めるシーンになっても、まさかの足の踏み合い。   前半でも、女官を口説いていたり、やんちゃな性格。 渋い役も得意なのに、今作では完全に少年で 瀬戸さんのいつもと違う芝居が見られる貴重な機会でした。     王・ジャハンギールと王妃・アムダリヤ ちなつさん(鳳月杏さん)は、なぜああも王のオーラがだせるのか…。 いるだけて説明無用に王です。 あの威厳と強さを感じさせるオーラが凄すぎです。 王妃は、ゆきちゃん(仙名彩世さん)の抑えた芝居が 王妃の溶けることのない重い贖罪を感じさせます。   息子への愛、先王への愛、そして、ジャハンギールへの愛…。   キャラクター造形としてはあまり深く掘り下げられていませんが、 それでも、二人の放つ重厚感が人物像に説得力を持たせていました。 やはり、こういうところで脚本を補える芝居力が役者の力だと思います。       教師・ナルギス、奴隷・ルババ   ナルギスはとても嫌な男で、 これをあの品のある高翔みず希さんが演じられていることに驚きました。 やはりベテランの演技で化けてらっしゃいました。   国王の奴隷・ルババ。演じるは鞠花ゆめさん。 テオドロスが国王との狩りの時、腕力がなく弓がろくに引けないでいるところ、 すかさず手を出し弓を引く補助をしたできる女。   最後、国王をかばって切られるところなど、国王への忠誠心を感じ、 このような奴隷のあり方もあるのだと思うと、 決して醜い関係ではなく、熱い主従関係の奴隷と主人もあるのではないか、 そう思わせてくれるキャラクターで、とても印象に残りました。       長くなってしまいましたが、 物語こそ、部分的に簡単に済まされている部分に一部不満はありますが、 しっかりと描かれている部分は本当に久美子先生らしく緻密で こんな人いる、こんな感情わかる、と思わされ、心を揺さぶられました。   もう一度、全く違う心情の時に見たら、 全く違うところに感情移入して見られそうな作品だと思いました。          

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  • 25 Jan
    • 花組公演『雪華抄』観劇感想。やっぱり美しい宝塚の日本物レビュー。

      花組公演『雪華抄/金色の砂漠』を観劇しました。   まずは、日本物レビュー『雪華抄』について。     衣装を丸山敬太氏に依頼した今作。 衣装もさることながら、全体的にセットも美しく、 途中、銀河を連想させる照明が舞台外の天井にも映し出されたりと 素晴らしい華やかさがありました。   展開も飽きることなく、生徒さんの配役も素敵でした。     『プロローグ』   生徒が舞台いっぱいに現れる圧巻の登場シーン。 とても華やかな舞台装置と衣装と相まって、 これから始まるショーへの期待が一気に高まる素晴らしい始まりでした。   芽吹幸奈さんがプロローグの中で歌われるのですが、 日本物の雰囲気を壊さない、さすが上級生という 日本物らしい節のある歌声で素敵でした。     『花椿』   松本先生(松本悠里さん)のソロ『花椿』では 音くり寿さんが影ソロを務められましたが、 さすが歌声に定評のあるよく通るお声で歌われていました。 まだ下級生ですから、もう少し情緒があれば完璧です。     『鷹と鷲』   明日海さん(明日海りおさん)とレイ(柚香光さん)と 男役さんたちのシーンですが これはとにかく振り付けと衣装が格好良かったです。   ここ第三場は丸山敬太氏が衣装を作られたシーン。 振りも躍動感があり、ダンスと日本舞踊の合わさった コンテンポラリーとでも言いますか。 宝塚の日本物ショーならではの場面だと思いました。     『七夕幻想』   ここはもう、ちなつさん(鳳月杏さん)が格好良い…! 着流しの若者が格好良すぎです。 ベーちゃん(桜咲彩花さん)の娘とのカップルが素敵すぎます。   そして、キキちゃん(芹香斗亜さん)とゆきちゃん(仙名彩世さん)の 彦星と織姫。   お二人の立ち姿や歌声が作り出す雰囲気は お二人の性格やスキルから熟練のような落ち着きがあり、 なんだかとても安心して魅了されることができました。   これも織姫の衣装がとても美しい生地で可愛いと思ったら 丸山敬太氏のお衣装で、 正直、普段の宝塚の舞台衣装も素敵なものが多いので、 そんなに違いがわからないだろうと思っていたのですが、 やはり、目を引くものだなと痛感させられました。     『波の華』   ここはあきらくん(瀬戸かずやさん)の歌から始まるのですが、 あきらくん、手ぬぐい似合う…! もう、それに尽きます。 江戸っ子感といいますか。 なんでしょうね、あの格好よさは。     『清姫奇譚』   清姫に惚れてしまった修験者・安珍。 二人は思いを通わせるも、やがて安珍はその恋の罪に気付き 清姫を突き放す。 しかし、清姫は安珍への一途な思いを募らせ、 その身を蛇体へと変えてしまう…。   そんなお芝居的なシーンで、 宝塚ではかつて、あの天津乙女さんも演じられた演目だとか。   安珍の惚れておいて突き放すというダメンズ感は かつての『春の雪』の清様を思い出しますが…。   ここは芝居が取り柄の花乃ちゃん(花乃まりあさん)の 頑張りどころだと思いましたが、 まさかの、蛇体への転身後の棒立ち…。   蛇体に変わる演出は素敵で、波模様の布が清姫に覆いかぶさると 次に現れた時は、清姫は乱れ髪の鬼のような姿に変わってしまっているのです。   でも、その後に、ぜひ清姫に振りを付けてあげてください…。 全く狂気が感じられません。恋に狂った感じが全くないです。 鬘を被せられました感しかなかったです…。   これだけで一本の芝居にできるような演目なのに もったいなかったと思いました。     『フィナーレ』   テーマ曲で華やかに締められるフィナーレ。 個人的には、影デュエットに抜擢された101期生 咲乃深音さんと愛乃一真さんが、今後楽しみだなと思いました。       さて。 『雪華抄』、どのシーンをとっても華やかな衣装・舞台装置で 宝塚でしか見られない日本物レビューで素晴らしかったです。   松本悠里さんが 「藤間流・花柳流・山村流と三つの流派を習えるのは宝塚だけ」 と仰っていた記事を以前読みましたが、 異なる流派の指導をうけられる劇団の特色を生かし 日本物レビュー行うことは、やはり宝塚ならではだと思います。   これを演劇賞にノミネートされるような硬派な作品を作られるイメージの 原田諒先生が演出されたというのが意外でしたが 宝塚の日本物レビューという特徴が色々な演出家先生に 引き継がれていくことを願います。            

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  • 18 Jan
    • エリザベート20thガラコンサート、やっぱり初演雪組最強。

      スカイステージのニュース内でエリザベート20thガラコンサートの様子が一部放送されました。 しかも、一路真輝さんモニュメントバージョンと瀬奈じゅんさんフルコスチュームバージョンという「これが見たかったの!!」というお日にちの内容で。(まあ、それで見事チケット外れたわけですが)   やはり、一路真輝さんに花總まりさん、轟悠さんは最強です 一路さんも花總さんもやはり現役で活躍されている方達なので衰えぬ、むしろ磨かれた表現で、本当に生で見たかった…。 個人的には、美穂圭子さんのマダムヴォルフが好きなので、美穂さんが「おとめ」の演じたい役に「願わくば、マダムヴォルフをもう一度」と書かれていてこのような形で念願が叶えられたこと、もう一度美穂さんのマダムヴォルフを見られたことを嬉しく思います   そして、瀬奈じゅんさん率いるフルコスチュームバージョンですが、カチャ(凪七瑠海さん)のシシィ、生で見たかった…。 当時、男役ながら抜擢された理由として、記念本「エリザベート 20th Anniversary」に書かれていた小池修一郎先生のコメントに「当時娘役に該当する者がおらず、高音のでた凪七瑠海に決まった」というようなことが書かれておりましたがまたこのような形でエリザベートを演じられることになるとは…。 カチャは複雑でしょうが、とてもお綺麗でしたお歌も当時より柔らかでしなやかになった印象を受けました。 真咲さん(龍真咲さん)のルキーニも相変わらずアドリブを飛ばしたりしており当時のルキーニはもっと「ヤバい人」という印象でしたがちょっと丸くなったかな?と思いました。   本当に、ガラコンサート見たかったなーと思いますが、狙っていたお日にちの様子をスカステで見ることができて少しだけ幸せでした。     

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  • 05 Jan
    • 小川理事長新春インタビュー、一部抜き出し。

      小川理事長の新春インタビューについて先日書きましたが(その記事はこちら「新春理事長インタビューより、今後の宝塚の展開。」)そのインタビューの一部を文字起こししました。  ー2016年も宝塚大劇劇場、東京大劇場で満員のお客様でしたが。 宝塚の土台をしっかりさしていくということで演出家スタッフの充実にも力を入れていきたいと思っています。各組のプロデューサーも充実さして、演出家の先生方と色々話をしながら作品を練りこんでいく。そして先々を見ながら各組に良い作品をリリースできるように練っていく時間をどんどん増やしていきたいと思います。  ーそういうことによって生徒にあった作品ができるのかもしれないですね。 劇団としては生徒に最高の作品をやってもらいたいですから、生徒の特徴とか変化とか、先々を見ながら良い作品を生徒にぶつけて舞台で栄えてもらいたい。  ー2016年もたくさんの演出家がデビューされましたが、2017年も演出家のデビューは続きますか。 宝塚の演出家、若手もどんどん出てきましたので、活性化という意味では、演出家の先生方はライバルですので一作一作最高の作品をと思いますので我々もそれを高めていきたいと思います。  ースタッフの方達も増えていきますか。 去年も美術家を採用しました。今年は音楽家であったり指揮者であったり。歌劇団は我々内部のスタッフが作品を全員で作っていくというところに良さがありますので。生徒の特徴もわかりますのでやはりスタッフの充実が重要、土台を作っていくのが大事。  ー昨年、プロモーションに力を入れたいとおっしゃっていました。それによって効果は感じられましたか。 新しいお客様が立ち見などにいらしているなと思いました。記者会見もやって、そして劇場に来ていただいて感動したなと言っていただける作品作り。そういう組み立てをしていきたいと思います。  ー間口を広げていくことで、宝塚歌劇団のブランドの変化については。 新しいことにチャレンジしても、宝塚は宝塚。100年の歴史がありますので。精神を大事にしながら新しいことに挑戦していくことが大事だと思っています。  ー小川理事長は劇団レッスンによく見に来られるということですが。 少しでも時間があるときは、生徒の顔色を見たり、目を見たり。稽古場で生徒が成長しますから、やはりその姿を見てあげることは大事だと思いますので。できる限りやっていきたいと思っています。生徒は迷惑かもわかりませんけど。   インタビュアーは昨年に引き続き、野々すみ花さんでした。  小川友次理事長は元阪急ブレーブスの広報マンで、梅田芸術劇場の社長を経て、宝塚歌劇の理事長に就任された方。 昨年は制作発表とyoutubeでの宣伝に力を入れると宣言され、また、歌劇団として歌唱力の向上を掲げれば、まるで公開オーディションのような若手のワークショップを開催。 さすが元広報マンという感じで劇団の方向を表明してくれます。 今年は中日劇場作品などのライブビューイングにスタッフの向上を掲げられたので、この一年が終わる頃には、また宝塚歌劇が発展してくれているのではないかと期待します。      

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  • 03 Jan
    • スカステ年末特番、風馬翔さんが全て持って行った「私が踊るとき」!

      スカイステージの年末特別番組「2017へ夢の掛け橋、みんなで歌って良いお年をスペシャル!!」 面白かったです最初は、みんな歌がうまいなー、こんな作品があったなーと軽く見ていたのですが最後に衝撃が   出演者は花組、星組、宙組からの選抜メンバーと専科からは星条海斗さんと沙央くらまさんが登場。 羽立光来さん、やっぱり歌うまいなーとか音咲いつきさんも、遥斗勇帆さんもうまいんだーとか各組の2016年の作品を振り返る選曲に、各組のトップさんを初めとする方々の応援メッセージなど楽しく見ていたのですが、 最後、風馬翔さんが全てを持って行きました。   まさかの、一人「私が踊るとき」!!   パンツスーツに、片足にスカート!片側にはジャケット、片耳にはイヤリング! 星組公演の『Étoile de TAKARAZUKA』で紅ゆずるさんが演じた『ふたご座』を思い出すような右が男性で左が女性という出で立ち。 右♂(トート)「飛ぶがいい」左♀(シシィ)「誰」右♂(トート)「カモメよ」左♀(シシィ)「あなた」 左右交互に向きながらの、カメラワークも変えながらの一人歌唱。 忙しい!!そして楽しい!! これが風馬さんの力か…!最近だと、黒天使で格好良く踊っていた印象が強いのですが。面白い方だという噂でしたが、すごい…! 左♀(シシィ)「踊るなら」右♂(トート)「すべてはこの俺が」左♀(シシィ)「わたしが」右♂(トート)「選ぶ」  これは見ておいた方がいいかもです。 1月4日に未放送シーン付でまた放送されるので、ぜひ  ー出演者ー (花組)夕霧らい、芽吹幸奈、梅咲衣舞、鞠花ゆめ天真みちる、菜那くらら、航琉ひびき、和海しょう、羽立光来 (星組)白妙なつ、輝咲玲央、夢妃杏瑠、夏樹れい、空乃みゆひろ香祐、紫りら、音咲いつき、華鳥礼良、真彩希帆、小桜ほのか遥斗勇帆、天彩峰里 (宙組)愛白もあ、桜音れい、風馬翔、星月梨旺、瀬戸花まり秋奈るい、小春乃さよ、希峰かなた、若翔りつ (専科)星条海斗、沙央くらま ※この他、VTR出演やコメント出演も多数。      

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  • 02 Jan
    • 美弥るりかの『Brilliant Dreams+NEXT』#31、ゲストは朝美絢!

      『Brilliant Dreams+NEXT』、かいちゃん(七海ひろきさん)に続く新シリーズが始まりました。 今回からは美弥るりかさん。 美弥ちゃんがどんな企画をされるのか楽しみにしていました。予告では男役について追求していくとのことでしたが…。   ゲストは二人。 本編ゲストはアーサー(朝美絢さん)。アーサーとは、幾度か新公での本役さんと新公役さんの関係でアーサーは美弥ちゃんのフォトブックにも参加されていたりと、何かとご縁の深いお二人ですね。 若手紹介のミニコーナーでは、蘭尚樹さんをゲストに迎えていました。蘭さんといえば、100期で主席入団された方。注目ですね。話している感じは可愛らしく、これからが楽しみな感じでした。   さて。第一回目のテーマは「男役×幻想」。田村由美さんの漫画「BASARA」をイメージ映像として再現とのこと。 この漫画、ちょっとだけ読んだことがあったのでそういえば、宝塚にピッタリなストーリーだなと思いました。これを美弥ちゃんとアーサーが演じるなんて素敵! 第38回 小学館漫画賞受賞作品の骨太なファンタジー「BASARA」。私、結末を知らないままですし、もう一度、漫画を読みたいと思いました。スカステ視聴者の中でこの漫画が流行りそうな予感。   ロケ場所が公園で、まさかの日曜日だったということで、美弥ちゃんとアーサー、結構恥ずかしかったんじゃないでしょうか?コテコテの異世界ファンタジーのお衣装を着て、日曜日の公園でロケ…。 でも、お二人ともビジュアル最高なので素敵でした。 殺された兄に代わり男装をして戦う更紗:演・朝美絢幼い頃に更紗を助け、左目を失った揚羽:演・美弥るりか 男装した女性の更紗というキャラクターと旅一座にいるときは女装し踊り子をする男性の揚羽というキャラクターは女性が男役を演じる宝塚の役者さんにピッタリなキャラクターだと思います。  本来の女性の姿の更紗:演・朝美絢敵とは知らずに出会った更紗に惹かれる朱理:演・美弥るりか 本当は更紗にとって、兄や一族の敵の朱理。知らずに出会い惹かれ合うという展開もドラマチックで宝塚向き。   美弥ちゃん、題材にする作品の取り上げ方をわかってらっしゃいますねヘアメイクもお上手な美弥ちゃんなのでこういった企画は完成度が高くて素敵です。 アーサーの女の子姿も可愛い…   あー、二人のイメージで漫画読みたくなっちゃいました   美弥ちゃんのブリドリ、次回も楽しみです     

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  • 01 Jan
    • 新春理事長インタビューより、今後の宝塚の展開。

      あけましておめでとうございます。 たくさんのスターさんの新春インタビューを拝見し今年も年明けを実感しております。 さて。その中でも、私が気になるのは、実は理事長のインタビュー。 昨年のインタビューで、小川理事長が「歌劇団として歌の強化を」と仰り、そのお言葉通り、昨年は全組で『Bow Singing Workshop』が行われました。 ということで、理事長のインタビューは今年の宝塚の展開を示してくれると思いこのインタビューを注目していました。  (インタビュー一部抜き出しはこちら。)  私的には、今年の理事のインタビューからの注目点は2点。 ・ライブビューイングによるさらなる動員・スタッフの強化   【ライブビューイングによるさらなる動員】 昨年、雪組公演『るろうに剣心』から始まったトップ退団以外の作品のライブビューイング。 これまでのライブビューイングといえばトップスターの退団時に行われるものだったかと思いますが昨年は、トップスター退団公演以外の『るろうに剣心』『ミー&マイガール』『エリザベート』と放映。さらには、オリジナル作品の『ケイレブ・ハント』も放映され、『金色の砂漠』の放映も決定。そして、まさかの中日劇場の『星逢一夜』の放映までもが決定されました。 宝塚ファン以外の動員が見込め、宝塚未観劇者へ門戸を開くのに『るろうに剣心』はいかにもライブビューイング向きだと思いましたし、『ミーマイ』や『エリザベート』の大作系もそれなりの動員数を見込めるので納得でした。 龍真咲さんの退団公演である『NOBUNAGA』や北翔海莉さんの退団公演である『桜華に舞え』も退団公演の千秋楽は宝塚ファンなら見たいプレミアムチケットの公演をライブビューイングするのも間違いないです。 『ケイレブ・ハント』に関しては、観客動員数100%と言われる今の雪組への期待値を感じました。 でもまさか、中日劇場の『星逢一夜』まで放映とは! 確かに人気作品です。でも、千秋楽が平日のため、日曜日の公演をわざわざライブビューイングとはとても驚きました。 そして、理事長の新春インタビュー。「ライブビューイングから劇場へも来ていただくように」とのことで、大劇場以外の公演もライブビューイングする可能性を語られていました。 中日劇場に続き、博多座や梅芸、ドラマシティあたりの二番手スターの主演作品が放映されることもあり得るということでしょうか。 個人的には、バウ公演が見たいですが、これは動員が難しそうですからなさそうですね…。   あまり、やたらめったらライブビューイングされるのも劇場へ赴く価値を落としそうではありますが、 やはり生の舞台の迫力と魅力には敵いませんし、千秋楽放映なら、何度か観劇した人でももう一度見たいと思います。 私自身も、普通なら見ることのできなかったトップさんの退団公演や、千秋楽をリアルタイムで見られることに味を占めています。 ライブビューイングによって宝塚歌劇がますます発展されることを祈ります。    【スタッフの強化】インタビューの中で印象に残ったのは、「スタッフの強化をしている」という発言。 新たに音楽監督、指揮などを採用したとのこと。 また、「生徒により良い作品を提供できるように」「プロデューサーと演出家での議論の場をより増やす」といった発言がありました。 この言葉がちょっと意外でした。 なんとなく、『「生徒」が切磋琢磨し、劇団を盛り立てろ』。そんな風潮なのかと思っていたのです。ところが、「プロデューサー」と「演出家」に課題を与えたような発言。 この他にも「演出家はライバルですから」といった発言もあり、演出家への切磋琢磨を望むような印象です。 確かに、いくら生徒さんが頑張ってもやはり「作品に恵まれる」ということが生徒さんの活躍には欠かせないと思います。 宝塚の演出家は座付きなので、演出家も育てることが大切ですよね。 小川理事長は、劇団レッスンへ頻繁に顔を出すことがこのインタビュー内でも明かされましたが生徒の努力の姿を見ようとする姿勢が素敵です。 「生徒により良い作品を提供できるように」といった発言はとても頼もしくファンとして嬉しくなるお言葉でした。    最後に。このインタビューの中で、各組の2017年のラインナップについて触れていたのですが。その中で、星組公演『スカーレットピンパーネル』について。 「今回、七海の曲も増えましたし」と仰られていて! かいちゃん(七海ひろきさん)、ロベスピエールで出番少ないよなーと思っていたら曲増やすって ちょっと嬉しく、より作品に興味をそそられる情報がありました    2017年。すでに上半期の公演スケジュールは出ていますが、宝塚歌劇は今後、どういった展開を見せてくれるのでしょうか。 生徒さんを応援する気持ちは変わらないので劇団にもより良い人事や企画制作をして行っていただきたいと思います。  今年も宝塚を愛し応援し、楽しんでいこうと思います。      

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日々のできごとも書きたいですが なによりもいまは タカラヅカ…。 タカラヅカのお話...

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