ママチャリで日本一周している経営者の記録(0903株式会社)

人生とは自転車のようなものだ。倒れないようにするには走らなければならない  by アインシュタイン


テーマ:
ママチャリで日本一周している経営者の自転車旅と100人社長旅有限会社サイバーローグ研究所
大橋悦夫さん
ホームページ:http://cyblog.co.jp/


今回の旅は、有限会社サイバーローグ研究所の大橋悦夫さんです!

「地を這う時代」のストーリーを教えてください。
4年勤めた会社を26歳で辞めて、「地を這う時代」は3年間。
一回りして、ある程度マンネリを感じていたんですね。
独立してすぐにクライアントの方が見つかったんですけど、
何だか煮詰まっていたんですね。
地を這っていたけどお金は儲かっていました。

ただ、仕事が充実していなかった。
まっすぐ進めばいいのはわかっているけど出口が見えないトンネル。
いつ終わるかわからないし、途中に穴があっても見えない。
それが29歳の「地を這う時代」。
寝ていても不安でハッと目が覚めてしまい、どうしていいのかわからない。

ママチャリで日本一周している経営者の『現役社長』と『未来の社長』100人探しの旅

独立というのは、いろんなお客さまと付き合っていて、
あるお客さまの仕事が終わっても
他のお客さまがいれば売上はキープできますよね。
でも、その時は1社の仕事でほぼ100%のシェアだった。
このお客さまに食わせてもらっているのがよくないと思いつつも
どうしていいのかわからなかったんですね。

そんな時にある本に出会ったんです。
梅田望夫さんの『ウェブ進化論』。出版は2003年です。

梅田さんの文章をよく読んでいたんですね。
当時の日記にこう書いてあります。

「彼のような文章をいっぱい書いていきたい。
具体的なエピソードを交えつつ、
その具体的なエピソード群そのものも希少価値の高いものであるという状況
(常に自分の身を世間とギャップのある状態に置くことによって得られる)」

まどろっこしい書き方なんですが、要するに自分の体験を書くことで、
それが誰かの役に立つ状態がすごくいいなと。
たった3年ですけど、1人で仕事をするスキルをある程度体得したので、
そのコツみたいな文章を書きたいなって。
当時、発表するわけでもなく断片的に文章を書いていたんですよね。

今思うと恥ずかしいんですけど、
そういった内容をもとにメルマガか何かを創刊したいなと。
どういうコンセプトかというと、

“人生の法則というのは、常に誰かのがんばりに勇気付けられてがんばることだ”と。

自分のがんばる姿を見てその人も同じようにがんばる。
その人のがんばりを見てさらに色んな人が頑張っていく。
果てしなくどこまでもがんばる輪。

「あなたががんばるからがんばれる、僕もがんばろう、僕もがんばろう」

今、読み返しても、これが僕のブログのベースにあるんですよ。

ママチャリで日本一周している経営者の『現役社長』と『未来の社長』100人探しの旅

応援って無償でやるものなので、何か手応えがないとできないんですね。
だから、僕ががんばっている姿を見て誰かががんばって、
そのがんばっている姿を僕が見て、また僕ががんばるみたいな。
そうなれば無料でもいいかなと思う。

そんなことを悶々と考えながらも日中はパッとしない仕事です。
本当に何をしたらいいのかわからなかった。
その時に関心を持っていたのはマーケティングの分野です。
そういった方面に暗かったんですよ。
ITの知識やシステム開発と重ね合わせれば、
何か役に立つんじゃないかなと。

そうしたら、たまたま知り合いの伝手で
マーケティング会社の社長がITに詳しい人を求めていたんですね。
で、会ってみたのがその会社の事実上の面接でした。
僕は2001年に有限会社をつくり、自分の仕事をしていました。
クライアントは1社だけでしたけどね。
煮詰りを感じてどうしたらいいかなと思っていた時に
ITの知識を持っている人を求めていたし、
マーケティングの勉強もしたかったので、
お金をもらって勉強できるならいいかなと思い、入社したんですね。

地を這う時代から中腰になったのは、
自分の勉強してみたいと思っている分野に実地で学べる場に身を置くことがきっかけです。
そして、2003~2004年頃にブログが日本に入ってきました。
その当時の僕の仕事はWebマーケティングです。
ブログを作って商品やサービスをプロモートする仕事をしていたから、
研究も兼ねてプライベートで7つくらいブログを書いていたんです。

マーケティング会社は、
2004年3月1日に入社し2005年3月31日に辞めました。
3年はがんばろうと思っていたのですが、
世の中の動きが想像以上にスピーディーで、
何か始めなくては、という気持ちが勝ってきて。
そこでふたたび独立をしました。

その頃は、楽天ブログが流行っていましたよね。
ブログを始めるためにどういった戦略を練りましたか?

戦略は特にないですね。カッコ良いことが言えればいいんですけど…。
この時代にやっていたブログの目的は…モテたかったんですね。
当時から人気ブログはあって、
そのブロガーさんが記事を書けばすぐにアクセスが集まり、
書かれた内容がみんなのブームになったり話題になったりする。
それってアイドルみたいじゃないですか。

人気ブロガーになりたいと思ってがんばったんですけど、
モテている人ってモテようとしていないんですよ。
自分の書きたいことをムリなく書いているんですね。
当時は今みたいに言語化して感じることはできませんでしたけど、
ブログが7つも失敗して、いい加減嫌になっていたんです。

ママチャリで日本一周している経営者の『現役社長』と『未来の社長』100人探しの旅

それで、もうモテなくてもいいから自分の書きたいものを書こうと思って、
自分が無理なく書ける内容を書き始めたんですよ。
それが今のブログ(「シゴタノ! 仕事を楽しくする研究日誌」)です。

結局、それは何かというと、
日々やっている仕事の反省やこれをやったらよかったなとか、
こういう風にやったらメールが早く書けたとか。
未来の自分に読み返してもらって、役立ててもらうためのブログなんです。

目次
79人目Vol.1 地を這う時代
79人目Vol.2 果てしなくどこまでもがんばる輪
79人目Vol.3 「クリックを減らせ」と「クリックを増やせ」
79人目Vol.4 一生、安泰だと思ったら落ちていくしかない
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