Orso | Londonなのに旨いやん

Orso

いつも忘れたころにやってくる“旨いやん”Blogです。

お店自体は約一ヶ月前に伺ったんですが何せ筆不精なもんで...。


Orso

27 Wellington st, London
WC2E 7DB

Tell: 02072405269

http://www.orsorestaurant.co.uk/index.php?option=com_content&task=view&id=12&Itemid=26


さて、今回行ってきたのはCovent Gardenを西に抜けてWellington Stを少し南に下ったところにあるイタリアンレストランのOrsoです。創業は1985年の老舗(こっちはもっと古いお店が一杯あるみたいだが)でモダンな感じはあまりないが素材はその時々のイタリアの旬のものにこだわっているレストランだそうだ。


日本から大学時代の後輩が彼の彼女に会いに来るというので3人で美味しいものでも食べに行こうということになり、前から少し気になっていたこの店をチョイスした。


三人とも大食いというわけではないが、基本的には一般人以上の許容量がある胃袋を持っているのでそれぞれが食べたい前菜を頼みパスタとピザとシェアしその後にメインをオーダーした。味、量ともに大満足で土曜日の遅い時間帯のランチに行ったのだがその日はその後何も食べずに幸せな気分で眠りにつけた。


店の雰囲気は構造上すべての客席が地下にあるのでやや暗い感じで、東京時代に好きだった目黒のTRATTORIA DELLA LANTERNA MAGICAに似ている感じがした。

料理自体は店の雰囲気にマッチしたような感じで派手さは無いが素朴ながら素材の味がしっかり生きていてほとんどすべての料理がもう一度食べたいと思わせるような秀逸な一品でした。

ただパスタだけがおそらく手打ちでやや太めの生麺で少し茹で過ぎてうどんの様になっていたのが玉に傷かなと。(もしかしたら、そうゆうタイプのパスタで他のパスタはそうじゃない可能性は否定できませんが)

とはいえパスタソースもすごく美味しくて普通に考えれば美味しい一皿で他のがすべて秀逸なだけにちょっと目立ったともいえます。


前菜で頼んだ海老の香草焼き

すでに2尾食べちゃってます。旨いとしか表現できません。

Londonなのに旨いやん



キノコと野菜のピザ

生地は薄くてサクサクのイタリアンピザではなくてちょっともっちりとした感じ。

素朴な味でした。

Londonなのに旨いやん



自分のメインで頼んだウサギ肉のアスパラ煮込み

ウサギをはじめて食べたんですが、少しか硬い鳥のささ身で噛んで行けばうまみが出てくる鳥獣類特有の美味しい一品でした。自分的にはアスパラがすごく美味しかったです。

Londonなのに旨いやん



後輩が頼んだサーモンのソテー

バジルソースが美味しかったのと、やっぱりサーモン系は日本よりこっちのほうが美味しい気がします。


Londonなのに旨いやん



後輩の彼女が頼んだローストポーク

肉そのものも美味しいですがクリスピーに焼き上げられた皮が個人的には絶品でした。


Londonなのに旨いやん




このほかに前述のパスタ、前菜2品、デザートを平らげました。

飲み物は食前酒として彼らはたしかシャンパンか何か甘めのお酒をのみ僕はブラッディーマリーを。

(このブラッディーマリーは今まで飲んだ中で一番美味しかった)

あとは彼女さんセレクトでフルボトルのワインを一本頂きました。

スタッフの方はイタリア人ではなかったんですが、ラテン系の方で親切に料理の説明やお勧めを教えてくれたりして好印象をもてる感じでした。


3人でかっつり食べて£200程度でした。まぁ決して安くはありませんが自分達の食べた量とその質から考えると決して割高とはいえないと思いました。


接待や、びしっと決めたいデートにはちょっと不向きかも知れませんがかなりなかのいいカップルや家族、もしくは仲間内でわいわい飲みながら美味しいものを食べるにはかなり良いところなのではないでしょうか?

っちゅう訳で

“Orso、Londonやのに旨いやん!!”

旨いやん度数:☆☆☆☆

ジャンル:イタリアン

平均コスト: £45-


<今日の一言> 

Atmospheric : 【名】①大気の ②品のいい、趣のある、独特の雰囲気のある ③かすんだ半透明の

こんなお店知っていたら、ぜひ教えてください。


一生勉強、一生青春。