ストーリー・オブ・ラブ
★★★★☆
ブルース・ウィリス演じるベンとミシェル・ファイファー演じるケイティーの夫婦の物語
彼女はとってもしっかり者できちんとしていたい性格。
そして彼は楽観的な楽しみたい夫。
最初はなんでも楽しんで笑っていた二人でも、
生活していくにつれて徐々にお互いのイライラはたまっていく。
いつでもl自分勝手な夫、それをフォローするためしっかり者にならざるを得ないケイティー。
いつでも批判的に自分を見続け、楽しめなくなってしまったことに不満を持つベン。
15年目の夫婦は離婚の危機を迎えていた。
彼らはどこにでもいるような夫婦。二人の子を持ち、一見幸せそうな夫婦だけど、
実は夫婦の仲は冷め切っている。
なんだか男女共に、それぞれの立場から見ると「あーわかる!」って声が聞こえてきそう(笑)
きっとどこの国でもどこの夫婦でもどこのカップルでもきっとこうゆう危機ってあるんだろうな~
なんかちょっとした描写とか想いとかがすっごく理解できちゃう作品。
一度や二度は(いや、もっとかしら(笑)?)皆経験してる想いをさりげない間とかしぐさで表現してくれてる
ちょっとしたぎこちなさとか迷いとか・・・
うまくいかせたいのに、なんだか思わぬ方向にいってしまうもどかしさ。。
ああ、わかるわかる!!
冷め切ってしまった二人は別居してそれぞれ見つめなおす時間を持つ。
その間に二人とも出会った頃や楽しかった日々を回想するの。
そして同じ数だけの喧嘩のことも。
そうして距離をおきつつ二人は自分たちのことをよく考え結論をだす。
果たして、二人が行き着く結論は・・・!?!?
シーンの軸にあるのがカウンセリングで、
あたかも画面みている私達が彼らのカウンセリングをしているかのように気持ちを打ち明けてくれるの。
なんだかそれが二人とも可愛らしくって、つい親身になって観てしまう
実はこの作品、若かりし頃(大学に入りたての頃)一度観た作品。
その時、全然おもしろくないなって思っていたの。
でも30歳手前になって観た今・・・・
とっても真剣に観てしまいました!!!
なんだか時に切なく、時に笑えたり・・・cuteな二人☆
そして最後は大号泣してしまいました!!!!!!
恋愛や結婚の壁に直面した人。必見です