千葉県柏市やぎはし整体院です
変形があるから痛くなる
というわけではありません
腰椎変形したから腰が痛い
加齢によって腰の変形が起こる
変形したら手術しかない
と言ったことを聞くこともあるかと思います
私はこれらは間違いだと考えております
ただ、高齢者に変形性疾患を患っている方が多いのは間違いないです。
しかし、変形してるから痛みが生じるとは全く言えません。
腰が痛くて病院でレントゲンを取ってもらい、変形性腰椎症と言われた
このような方は非常に多く、腰痛でなく、他部位の痛みでも変形性の疾患名をつけられます。
例えば、膝が痛くて病院に行きレントゲンを撮ってもらうと、膝の骨が尖っていたり、関節の
間が狭くなっていて、変形性膝関節症といわることがあります(>_<)
変形性の疾患では、
「関節の間が狭くなっているから痛い。」「骨が変形してるから痛い。」と
言われることが多いです
小関博久氏は外来整形外科のための退行性変性疾患にて、変形性腰椎症の病態を
【椎間板の弾力性が失われて変性に陥ると椎体間は狭小化し、これに伴って椎間関節の正常な適合も
失われていく。それに伴って脊柱を安定化させる代償性変化として椎体辺縁に骨増殖変化が起こり、
骨棘が形成される。】
つまり、①椎間板の変性→②椎間関節の不適合→③変形
というつながりで説明されることが多いです。
①椎間板の変性
隈元庸夫氏は、
【加齢による椎間板変性は10代前半から始まっているとの報告もある。】と
述べています。
つまり、正常な人間の椎間板は誰もが変化しています。
それにも関わらず、腰痛が出ている人がいれば出ていない人もいるため、
腰痛との関係は薄いと言えそうです。
②椎間関節の不適合
この椎間関節は、動きが出ているかが非常に重要です。
画像上では、椎間関節の位置関係は分かるのですが、動きは全く分かりません。
つまり、椎間関節の位置が正常でも関節の動きが出ていなければ、動きを
補償するため椎間関節がズレてしまいます。
反対に、椎間関節の位置がズレていても、関節の動きが出ることで椎間関節の位置も
正常化することが多くあります。
関節の動きは画像では見られないため、私たちが手で確認していきます。
③変形
腰椎椎間関節が動かなくなると、動きや安定性を補償するためにトゲ(骨棘)を
作り関節面を増大させるように対応していきます。
実は、変形は動きや安定性を補償するために生じるという側面からは体にとっては
必要なことなのです。
では、腰痛を含めた痛みはどの段階で生じるのかと言いますと、
②椎間関節の不適合と関係しています
腰椎椎間関節が正常に機能しないことで、腰椎周囲の筋や血管を含む組織の負担が
増大します。その結果、腰痛が生じてしまいます
腰痛が生じると、痛みによってさらに腰椎椎間関節を動かさないよう防御機構が働き、
その結果として椎間関節の不適合が進みます
つまり、痛みが続くことで椎間関節の機能低下し、変形にも繋がります
変形がみられると諦めて手術しかないと思われる方も多くいらっしゃいます
実は、変形が進んでいる状況でも、周囲関節から動きが出てくることで変形改善が
見られることもあります
そのため、諦めるべきではない状態の方も多くいらっしゃいます
1.腰椎椎間関節の不適合→2.腰痛→3.腰椎椎間関節の不適合増悪→4.変形→5.手術
という経過をたどる方が非常に多いです
元凶である腰椎椎間関節の不適合が改善されることで、腰痛や変形の予防や
改善にもつながります
以上をまとめますと、
腰椎が変形すると腰痛になるのではなく、
腰痛になると腰椎が変形するのです
さらに、腰痛の原因は腰椎椎間関節の動きが出ていないことが多いです
この腰椎椎間関節の動きを確認して、良い状態にすることは私たちの得意分野なので、
腰痛が生じている方や違和感を感じている方は、一度診させて頂ければと思います(^∇^)
変形性腰椎症とは→http://yagihashiseitai.main.jp/privacy1145.html
腰部の整体→http://yagihashiseitai.main.jp/privacy1083.html
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