老舗企業に厳しい時代・・・・!
テーマ:取材 執筆先日、ある老舗企業のご当主から、お便りをいただきました。![]()
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そこには・・・・日本の産業界を支配しているアメリカ型の経営手法に馴染まない自分たちのような企業にとっては、非常に生きにくい環境である旨・・・・縷々綴られていました。
このお手紙の主は、源平の合戦や、戦国時代をも生き抜いてきた老舗中の老舗のご当主であり、現代にあっても、大胆な経営革新によって、環境変化を乗り越えてきた名経営者としても広く知れられている方です。
そういう方をもってしても、乗り越え難いと感じさせる現代日本の経済・経営環境!
こうした長い歴史と伝統を誇る企業には、美術品や古文書、あるいは家訓、作法など、有形・無形の文化的資産が蓄積されており、それは、わが国にとっての財産と言ってよいものです。
こうした企業が、バタバタと潰れるようであれば、そうした文化的資産は散逸し、永遠に失われゆくでしょう。
国際社会においてプレゼンスを著しく低下させている日本が、今後、サバイブしてゆくことを考えるならば、日本の歴史の生き証人でもあるこうした伝統ある企業を、もっともっと大切にしてゆくべきなのではないかと感じます。
海外からの観光客の誘致促進ひとつを取ってみても、まさに、こうした日本の伝統文化を体現している企業こそが、彼らを迎え入れる中核になり得る訳ですし、その中核が崩壊してしまうようでは、日本の将来は、非常に暗いものがあると言えます。
アメリカ型の経営手法を礼賛する日本ですが、アメリカで戦略経営論が誕生して、まだ半世紀も経っていません。
それに対して、日本の老舗企業の経営哲学には、千年を超える歴史があります。
そして、少なからぬ日本人のDNAの中には、そうした哲学が思わず知らず継承されているのです。
最近の20代のベンチャー企業家の中には、自分では意識していないものの、そうした歴史的な経営哲学に基づいて、日々行動して、実際に成功している人々がいます。
そういうことを考えるならば、日本の産業界としても、老舗に代表される伝統的な経営哲学や、経営手法を見直し、可能な限り、それを体系化することも、今後、必要なのではないでしょうか?
ご当主からのお便りを拝読しながら、心は、遠く、その方のいらっしゃる雪深い里に飛んでいました。。。。。







