2012年01月11日(水) 05時06分53秒

世の中は閉塞感でいっぱいだけど

テーマ:ブログ
政治に対する厭世観は、何も今に始まった話ではありません。かつてはなんだかんだ言って経済成長していたから、あれこれと問題があってもなんとなく通り過ぎていただけ。「富の分配時代」が終わり「負担の分配フェーズ」に入った今、膿みが一気に吹き出しています。

しかし、民主主義の下において、政治の姿というのは結局、私たち国民を映す鏡。「売上欲しさに理念をなくし、市場原理主義的な仕事をする民間企業」と同じ構図で「国民に嫌われないよう、耳障りのいいことだけをやる政治の世界」は、一体誰が創ったか。

政治がポピュリズムに陥いるコンテクストの中では、ことさらに国民のリテラシーが政治に映し出されます。そもそも本来、ポピュリズムというものは「大衆迎合」といった否定的な意味合いではなく「民衆のための政治」といった、民主主義に対して肯定的な意味を強く含むものですが。

そもそも民主党は、自民党による実質的な「一党支配体制」から脱却し「二大政党制」を目指すものでした。しかしこれも、価値観が多様化する現代社会にはいかにもキメが粗く、あくまで通過点。この目論見はどの道破綻の憂き目に合う運命かもしれません。それでも55年体制を終わらせることに意味があった。

その先には、党を支持するというより、政治家個人を支持する、党は多数の連立で、案件ごとに是々非々で、というのが時代の趨勢。

だからこれからまだ何度も政治は紛糾、合従連衡を繰り返し、その中で国民が政治リテラシー、民主主義のリテラシーを身につけるといった、地道な作業が必要です。面倒だけどもう少し時間がかかる。この忍耐を怠ると急進主義的、権威主義的なファシズムのへリスク。

さてこんな中、現代社会を動かすプレイヤーはざっくり分けて「国(官僚)」「政治」「業界団体」「民間企業」「国民」。現段階で一番動きやすく変化を起こしやすいのは、言うまでもなく民間企業。経済も文化も価値観も変えることが可能です。

しかも、不動産、とりわけ住宅の世界はその効果が質量ともに甚大。こんなに影響力のある業界もそんなにないものです。だから私はこの業界にいます。さあ、今日もまた一歩、日本の人と不動産の関係がよくなるよう。




■日時:1月21日(土)14:00~17:00 ■場所: 東京銀座(地図)
■料金:1,000円(税込) ※100名で締め切り

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