2009年12月14日(月) 00時02分18秒

新築マンションデベロッパーのゆくえ

テーマ:ブログ
おとなりの中国では、住宅不足解消のため、

2010年までに年間1000万戸の住宅建設を目標としているようです。

特徴的なのは、そのほとんどがマンションであるということ。



多くのマンションデベロッパーが破たんし、

今後も長期的な縮小が避けられない日本とぜんぜん違います。



とはいえこれは何も、悪いことではありません。

日本は今でいう新興国から、成熟国へと向かうプロセス。

業界の事業構造も大きな転換が必要になっているということです。



ただし悩ましいのは、成熟国であれば住宅の資産価値がつみあがっているはずが、

毎年20兆円近い住宅投資をしてきたにもかかわらず、

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住宅資産額がもうずっと250兆円あたりでとどまっていること。


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このままでは、新規の住宅投資は減るのですから、

住宅資産額も減少してしまいます。



そこで大切になるのが「ストック市場の整備」。

平たく言えば「中古住宅の価値を高めること」です。

新築住宅は業界・業者の利益ですが、

中古住宅は個人の資産。これにちゃんと価値を持たせようと。



そういった方策を日本では国土交通省が2002年から打ち出し、

政権交代でその流れがますます加速した。



今はそういった状況です。



ところでマンションデベロッパーは今後どうなるのか。

結論から言えば、残るのは大手と一部のデべのみです。



資金に体力のある大手などは、事業の軸足を別事業にシフトしたり、

売らずに手元に置いておくこともできます。

そうでないところは、典型的な自転車操業モデルである、

この事業を継続していくことはできないでしょう。

これは、ファンドなどに物件をおろす事業も同じ。

あとは、順番待ちになるほど人気物件ばかりつくるか、

固定のファンをしっかりとつくるか。



新築マンションデべロップ事業の場合はこれまで、

「初めに新築マンションありき」で、

そのあと系列の管理会社に回され、系列の仲介もあるにはありますよ、

みたいなスタンスで下が、これが逆転します。



「はじめに管理ありき」です。そして

「ときどき分譲」。

こういったモデルに移り変わります。



ちなみに、もっとも強いデベロッパーとは、

「街の管理」「地域の管理」までできるところです。

いま、そういったデベロッパーは数えるほどしかありません。





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