松 茸 の 露  | ほにゃららのかりんとう

 松 茸 の 露 

館野泉さんの演奏を聞きに行って来た

大将



演奏会の後行った居酒屋は3人でしこたま飲んで6000円安かったー
若い女子は皆無。オヤジがたむろす小さな居酒屋だが、うまくて安い!
まあこんな居酒屋に女の子連れて行ったら引かれることうけあい。

画像はトイレにあった張り紙。



館野泉さんの演奏を聞きに行って来た

プログラムに多少謎を感じたものの館野さん目当てで行って来た

公演の感想を一言で言えば、期待はずれだった

残念。


他のブログ(ライブドアとか他社ブログ)を沢山検索をして、
昨日の公演について感想を書いてるひとを探してみたんだけど
いなかったので、思い切って書こうと思う。
コンサートの内容や館野さんを誉めることはいくらでもできるんだけど
あくまでも自分の感想を書きたいと思う。


プログラム
・シベリウス「恋人」
・ノルドグレン ~小泉八雲「怪談」~ピアノ館野泉
・武満徹「3つの映画音楽」
・チャイコフスキー「弦楽セレナーデ」


最初はプログラムを見て面白そうだと感じたんだが
いざ聞いてみたら、館野さんの「怪談」と武満さんの曲、
シベリウスとチャイコの曲調があまりにも違いすぎて、
何を思ってこんなプログラムを組んだのかわからなくなった。
確かに、シベリウスとノルドグレンがフィンランドの作曲家つながりで、
怪談がフィンランド在住の館野さんのために作られた曲だとしても、
曲の雰囲気があまりにも違うのにとまどった。


また、なんで武満さんの映画音楽が組まれているのかも謎。
昨日のアンコールではノルドグレンの曲を演奏してくれたんだけど、
それなら武満さんの曲をアンコールにして、アンコールだったノルドグレンを
プログラムに組めばよいのに、と感じてしまったー


館野さんの演奏は素晴らしかったです。涙出そうになったし。
あと、チャイコのセレナーデも最高でした。
オー人事のCMで流れてた曲なので、聞けば誰でもわかると思います。
チャイコは好きなので、CDではよく聞いていますが
実際に演奏を聴いたら鳥肌がたちました!



しかし!1楽章で携帯を鳴らした奴!殺す!
昨日あの会場にいた人ならわかると思うけど、かなり大音量!
隣にいたらしばきあげてたけどね。
オーケストラの演奏中に携帯鳴らすって本当にありえないです。
電源切って演奏会に来てください。
電源切れない人は演奏を聞く資格ないですから!
あれでねー会場の客が全員現実に引き戻されたよまじで。
今思い出しても腹立つわー



とまあ、プログラムも終了。
我々は3人で会場にいたわけなんですが
バロックが好きなS君はアンコールを聞かずに席を立つ。
後で聞けば、チャイコの計算されたようなメロディが嫌だったので席を立ったとのこと。




演奏終了後、居酒屋で飲む。
音楽の趣味は人それぞれなので、感想についてはあまりお互い触れなかった

私個人の感想としては、館野さんやオーケストラの演奏は素晴らしかった。

ただプログラムの組み方や曲目が理解できなかったという点で

残念だと感じた演奏会でしたね・・・。

自分の、音楽の器の小ささにも気づいたし、

演奏中に携帯を鳴らす客に対しての憤りもあり、負のスパイラルに陥ってました。

こんな日もあります。


やっぱり「今日の演奏会は素晴らしかった!」って思える演奏会は
そうそうめぐり合えるものではないと感じたし
むしろそうであるからこそ、音楽の幅も広がるのかなあと思いました。