桜の花があちこちで咲いていますね。
この季節は、１年の中でいちばん好きです。
綺麗な桜、たくさん携帯カメラで撮影しました
…と、上ばかりに視線をやっていましたが、ふと地面を見たときに可愛らしいスミレ（恐らく…）を発見しました。
よく見ると、教室の前の道にたくさん咲いているじゃありませんか！！
何なら教室の玄関先にまで
いつから咲いていたんでしょう。
全然気が付きませんでした。
見つけてからは毎日、観察しています
日が昇っている時間帯は花びらを開いていて、日が落ちると同時にきゅっと丸まったようになります。
植物には当たり前の事だろうけど、
「スミレも生きてるんや」と感じさせられます。
１日の多くの時間を教室で過ごしている私。
晴れ晴れした気分の時や、
モヤっとした気分。
嬉しくて仕方ない時や、
悩んでいる時。
日によって違う私の状態をこのスミレは地面からジッと見てたのかな？なんて思ってしまいました。
そんな事を考えていると、ある曲を思い出します。
イタリア古典歌曲でお馴染みの
スカルラッティ作曲 Le violette 「菫」
Rugiadose,odorose
violette graziose,
voi vi state vergognose,
mezzo ascose―fra le foglie
e sgridate le mie voglie
che son tropp’ambiziose!
violette graziose,
voi vi state vergognose,
mezzo ascose―fra le foglie
e sgridate le mie voglie
che son tropp’ambiziose!
露に濡れて香る 雅な菫たち
お前達は恥らいながら
半ば葉陰に隠れ
あまりにも野心的な 私の欲求をとがめている
歌うのも、伴奏するのも難しい曲ですが…
大好きな曲の１つです。
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