日曜日に目黒区美術館で開催されている「シャルロット・ペリアンと日本」へ行ってきました。戦前戦後を通じて日本のデザイン界に多大な影響を与えたフランスの女性デザイナー、シャルロット・ペリアンと日本との関係にスポットを当てた今回の展覧会。
建築家のル・コルビュジエのアトリエで同僚であった坂倉準三や、日本における柳宗悦・宗理親子との関係性、ペリアンが日本文化から多大な影響を受けた事、また彼女が日本のデザイン界に与えた功績など、図面や写真、実際の作品など貴重な資料が数多く展示されていて、たっぷり2時間近く見入ってしまいました。
その当時、ガラスや金属といった最先端の素材や技術を使った作品を数多く発表し、モダンデザインの先駆けだったペリアンですが、そのモチーフは自然や名も無い日常品など、とてもプリミティブなモノが多いのが意外でした。そして、それらのモチーフを撮影した写真の上手さに驚きました。写真家としても十分通用しそうです。
1999年に96歳で亡くなるまで精力的に活動したペリアンですが、その衰えない創作意欲には脱帽です。晩年のスケッチや図面は初めて見ましたが、もうそれだけで飾っておきたくなる味わい深さがあります。一見の価値有りです。
(Ken Nozawa)
【シャルロット・ペリアンと日本】
会場:目黒区美術館
期間:2012年4月14日(土)~2012年6月10日(日)
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館:月曜日
料金:一般 900円、大高生・65歳以上 700円、小中生 無料
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