今日はとあるテーブルのお話です。
それはこちら。
かねてよりお洋服のショップの什器を手掛けている『H.I.D』というブランドのもので、ゼロファーストデザインでは定番アイテムとして展開しています。
味わいのある古材の天板を支える黒皮鉄(※1)のフレーム。
この無骨さに多くの方が魅せられている人気のアイテムです。
ちなみに表面のテクスチャーはこんな感じ。
さて先日、代官山のとあるデザイン事務所のお客様が来店されました。
お話を伺うとミーティング用の大きなテーブルを新しくご購入されたいとのことで、店内をご覧頂き、このH.I.Dのテーブルを気に入って頂きました。
ただ、デザイン事務所のミーティング用テーブルということもあり、もう少し遊び心が欲しいとのこと。
そして大きなテーブルと小さなテーブルを必要に応じて並べたり離したりといったフレキシブルなものがいい、ということと、環境はコンクリート打ちっぱなしのモダンな空間、ということを踏まえて、古材の天板はそのままに、フレームをあえて近代的な雰囲気のツヤありの赤塗装、というデザインをご提案。お客様にも気に入って頂けました。
そして出来上がったものがこちら。
コンクリートの壁に映える直線的でグロッシーな赤と、シャビーな古材の対比が面白い、想像力を刺激するようなテーブルが完成しました。
このように離して使うことも出来ます。
テクスチャーはこんな感じです。
将来的には古材の上にガラスの天板を載せる予定もあります。
そうすると近代的な素材で古材をパッケージングしたような、より面白い表情になるでしょう。
透明アクリルの一体成形のチェアなどを合わせても良いんじゃないでしょうか。
ちなみにこのテーブル、フレームの色、形のバリエーションは他にもたくさんございます。
あなたのお好みを、ぜひショップにてお聞かせください。
(※1)黒皮鉄 : 鉄材が熱間圧延されたときに生じた酸化鉄の皮膜を最終的に酸で洗ったもの。それ自体が酸化物なので発錆を遅らせる事ができる。素朴で無骨な表情が魅力の素材。
(photo,text : S.Kuroda)







