天鳳サンマのラグ
その後、天鳳の仕様が変更になったようで(?)、再びサンプルを取って考察の記事を書きましたのでそちらをご覧ください。
天鳳サンマのラグについて、サンプル数は少ないですがデータを取ってみたので書き残しておきます。
【カウントの条件】
・三般南喰赤において、オールツモ切り&鳴きなし(北や暗槓できる牌はツモ切る)で放置。
・ラグがかかってスルーされた捨て牌の回数をラグとしてカウント。
・副露もロンもされなかった捨て牌の回数を打牌数としてカウント。(副露やロンされた牌は偽ラグの有無が判別不能なので除外。)
・対局終了後に牌譜で本ラグか偽ラグかをチェック。
【東南戦8戦でカウントの結果】
打牌数:2151回
ラグ:108回
本ラグ:87回
偽ラグ:21回
偽ラグ発生率:0.98%
【個人的な試み】
ラグをカウントする際に、そのラグ時間が極端な(短すぎるor長すぎる)場合に、それが本ラグかどうか予想してみました。(体感的なものなので参考程度に)
成功率
小ラグ:2/3
大ラグ:14/14
・短すぎる場合で1回失敗した。(最初の1回目)
・その失敗後は、捨て牌が河に引っかかる感じのみ本ラグと判断してみた。(ごく短い偽ラグもどうやら存在するもよう。)
・約3秒以上を偽ラグと判断してみた。(偽ラグの最長は約2秒?)
・般卓だったこともありラグ長考が多かった。(上位の卓なら大ラグやラグ自体が少なくなる?)
・(ラグ時間に関係なく)本ラグと偽ラグの比率的に全部を本ラグと予想しても8割強の正解だが…。
【まとめ】
・打牌1回あたりに約1%の確率で偽ラグが発生している?
・偽ラグの頻度は体感よりもかなり低かった。
・戦術として鳴きなしボタンの使用は有効、『ラグ=約8割が本ラグ』とみなして良いかは(現時点では)不明。
・観戦では偽ラグは発生しない?
・ある牌に対して偽ラグが発生した場合、他家にも同時に発生している?(発生してないかも?)
・ラグ時間だけで偽ラグを見抜くことはおそらく無理。(場に見えている牌の枚数との矛盾でしか見抜けない?)
・3秒以上は本ラグ確定なので、あらかじめ鳴くかどうかは決めておいた方が良い。
・ラグは即キャンセルよりはワンテンポ置いてからキャンセルの方が良い?(極小偽ラグはめったに発生しない為。)