トートと饒速日大神

 

●3/14 太陽神アン

(どなたか、教えてください!太古の日本という国は、ノアの大洪水前、今の地球より小さかった時の神々をそのまま祀っていたということですか?

それはシュメールの神々であってエジプトの神々なんじゃないですか?

太陽神アンを調べてみると、びっくりしたことに、Wikipedeaにあるじゃないですか!

「アンはシュメールの神話で「太陽の頂き」あるいは「天」という意味の名前を持つ神である。アンはシュメール神話の神々の中では、大地の神エンリルや深淵の水の神エンキと並んで最も古い神である。エンリルが、シュメールとアッカドの事実上の最高神となるまでは、アンが最高神であった」と書いてあります。以前、国常立大神に「トートはニンギシュジッダというんですよ」と言われて、ネットで調べてみるとやっぱり、シュメール神話の神々に出てくる神で、エジプトではトート(トト)と呼ばれて、エンキの息子で科学者であるようなことが書かれていました。

地球にしても、大昔は「ティアマト」と呼ばれていたものが12番目の惑星二ビルの衛星によって、2つに破壊され、その破片は火星と木星の間にあるアステロイドベルトに、残った北側の塊が今より、小さい地球になったとありますよー!「ティアマト=ヤマト」なんじゃないですか?

今の地球の大元からして「ヤマト」だったんじゃないですか?)

いかにも…そう。早速調べたようだな。皆に知らせてやれ。

(それからしばらく後…。

もう一度、教えてください。シュメール神話の神々に出てくる、地球の神で水の神でもある、人類を遺伝子操作でつくったとある「エンキ」って誰ですか?

国常立大神っていうのは「ティアマト星」の神ですか?)

…し~ん。

(だれもいないのぉ~?)

…自分に従っている神こそエンキだ。

(自分に従うって何ですか?アンの神ですか?)

太陽にいる自分がエンギなのだ。

(エンキでなくてエンギだったんですか?エンギ=縁起ですか?)

がっかりするなよ。千春よ。

スメールの神というのは物言わぬ未知の神々だ。

こうして話ができる者はよいが、声の届かぬ者たちにとって、怖い存在にほかならぬ。

ゴンドワナ大陸…マヤ、シュメール文明、千春の知っている名前もあろう。

(エジプト文明もですか?)

いかにも。みな、大カタストロフィ以前からの文明だ。二ビルという星のことを調べたか?

(あ~、ちゃんとは調べていませんが、太陽系12番目の惑星で…と言っても冥王星が抜けましたから11番目ですか。太陽と月も入って11番目ですから、実際は9番目。

〝3600年周期で太陽の周りをまわっている〟って調べた本※に書いてありました)

太陽というのは、この星には双子の片割れがおる。

(連星ですか?)

さよう。二ビルという惑星は2つの太陽の周りを周回している星だ。過去の大カタストロフィはこの星によって、もたらされた。

(ここで再び本を調べてみた。二ビルというのは「横切る惑星」という意味らしい。まだ二ビル星の軌道が不安定であったころ、太陽系に侵入し、その衛星が地球の元惑星ティアマトに何度も衝突し、ティアマトが2つに割れ、片割れがその時の軌道であるアステロイドベルトになり、片割れが今の地球の軌道へ移動したらしい。その時、ティアマトの一番大きな衛星が軌道の枠から外れて、地球の月になったとあった。そして、侵入してきた惑星二ビルはその時、太陽系の12番目の惑星になったと。その周期は3600地球年。

この二ビル星には地球より、ずっと進化した生物がいて、この生物のことを「アヌンナキ」と呼ぶとある。その意味は〝天から地球へ来た者たち〟というらしい。

太古の昔は「時」を二ビルの周期で教えたそうだ。二ビルの神々の1年は3600地球年。

二ビルが太陽系の惑星になったことにより「時」ができ、12という数字がここでできたと。

1日を二重時間にして、昼、夜と分けて、1日を24時間とし、古代の天体十二宮と同じように、1年を12ヵ月とした。

この「12」という数字はイスラエルの十二部族とか、イエスの十二使徒がそれにあたるとか…)

「時」というのは腑に落ちぬことであるが、正確なものではない。

からくりは蝶のように羽を動かす速度も関係してくる。

(どういうことですか?)

今から、3600年前に起きたことが、次の3600年後になるとは限らない。

自転や公転の周期は日によって違ってくるのだ。

つまり、以前起きた大洪水後、3600地球年に再び二ビルが現れるということが地球人にとってはもっと長く…。

Zzz…その二ビルが太陽に近づいてくるんですか?)

いかにも。

人間の科学力では回避するのは無理であろう。

近づいてくることすら、わからないかもしれん。

が、しかし、全の仕組みを変えた。

この地球は新しい宇宙の一員として存在し続けることになった。

もう間もなく、その星が現れてくるだろうが、人間の意識の中にそれが、わかる者はいまい。

一全の仕組みを回避したのじゃ…。

(あら、今度はどなたですか?声が代わりました)

マスターじゃ!

年の神というのはまさしく、この地球に『一年』という時をつくった神じゃ。

…仕組みが理解できたか?

(う~ん。年の神というのは暦、カレンダーをつくったということですか?年の神=饒速日大神=トートですか?※2

『天岩船』を操って世界中を飛び回っていたのは饒速日大神の一団、太古の物部氏なんじゃないですか?

…よくわからないけど、日本の古代が祀っていた神というのはシュメールの神ということなんですね?)

年の神、饒速日の親が太陽神アンだ。

(饒速日大神の親はスサノオのはずですよ。

太陽神アンはハフリ(祝)の神でタカオカミ(高龗神)、貴船神社の神であり水の神でもあるということ?)

いかにも。今、その古代の神々が再び地上に降り立つ。

人間になった(入った?)のじゃ。

 

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私が調べたぐらいでわかるものではないと思いますが、

私なりに調べたことを補足しておきます。

 

※1.

地球人はなぜ人類に地球を与えたのか(ゼカリア・シッチン 著、竹内慧 訳)

 

 

 

[地球の主]エンキの失われた聖書 二ビルから飛来せし神々の記録(ゼカリア・シッチン 著、エハン・デヴィ 序文、竹内慧 訳)

 

 

 

※2.

本によれば、トートはエンキの長男(異母兄弟の兄)マルドゥク(後のエジプトの太陽神アモン(アメン※3)/ラー)の嫉妬により、父エンキに「平和のために他の土地へ行け」と言われたようです。マルドゥク=太陽神とトート=月神の暦のアツレキ…によるのか、トートは職務として追放。

トートは心棒者の一団を連れて海の向こうの土地へと向かいました。

トートは南米(ナワトル族、マヤ族の土地が主な領地)ではケツァルコアトル(羽飾りの蛇)とかククルカンと呼ばれていたようです。

そこで、今までにない暦を新しくつくったとあります。それがマヤの暦だと。

『蛇』はエンキと彼の血縁者、特に「羽飾りの蛇」として知られた神の紋章。

その後、イギリス諸島でストーンヘンジをつくったり、アンデスの巨石建造物を天文学的な方向へ導く手伝いをしたり、遠い国々を放浪していました。

トートは暦をつくった神であり『8』と『52』の神のようです。『8、八』はトートの数字だともありました。

それは東西南北を含む天の八つの方位に関連した呼び名とあります(※5)。

『52』という数字は、1年52週の他にマヤの暦ツォルキンが52年に一度、一周する数字だそうです。

 

※3.

アヌンナキの戦いの中でマルドゥクは末弟の死が、自分のせいではなく、過失(足を滑らせた)によるものだと主張し、ノアの大洪水後にトートが設計したピラミッド(宇宙飛行管制センターへの誘導灯台※6)の中に隠れますが、生きたまま密閉されてしまいます。そのため、ラーことマルドゥクはアメン=隠れた者、もはや見られない神となったとあります。

その後エンキの計らいでトートにエジプトの支配権を与えることを約束して、マルドゥクを救出します。

ちなみにトートはピラミッドをつくった業績から、初めのスフィンクスはトートの顔が刻まれていたようですが、その後、マルドゥクによって自分の息子の姿に置き換えたようです。

 

※4.

振る=振動であり、シュメールの神々が行っていた蘇生術は死人の心臓に振動を向け、生命を与える水晶の放出物(パルス?)を体に向けるとあります。今でいう心肺蘇生『AED(自動体外式除細動器)』でしょうか。饒速日大神も死人に振動を与えたのでしょう。

 

※5.

トートと年の神はともに方位の神だと言われているようです。

 

※6.

本によれば、大洪水後、今まで使っていた火星の宇宙飛行場が火星の環境の変化によって使えなくなり、地球につくることになったようです。

その飛行場への誘導路の指標につくられたのが、トートが作ったピラミッドのようなのです。

着陸経路上の離陸、着陸境界線の指標となるための山がなかったから、ここにツインタワーの山を2つつくったと書いてあります。

まず、縮小モデルを作り、その隣に大きな峰を設置。4面を地球の4隅にセットし(方位を合わせたのでしょう)、アヌンナキによって、石が切り出され組み立てられたとあります。

その脇に、正確な位置で、もう一つ建てられ、そこに通路や振動する水晶のための部屋を設計(主要原動機のための機関室?)。

ピラミッドの頂上には冠石という金と銀の合金(エレクトラム)が乗せられ「それは太陽の光を水平線に反射し、夜は炎の柱のようにようだった」とあるので、サーチライトのように空に光の道ができていたのでしょう。「すべての水晶の力を一条のビームとして天空にあつめていた」とあります。一種のレーザー光線でしょうね。

地球の水晶ではうまくいかなかったのか、この水晶は二ビル製だそうです。特殊な波長をもった水晶なのでしょうか。

「水晶を活性化させると、内部では不気味な光が点滅し始め、魅惑的なハミング音が静寂を破った」そうです。

何かしらの電磁波を水晶に充ててその振動で光の増幅をしたのでしょう。ピラミッドの内側も光っていたようです。

二ビル製の水晶でできた光線は赤みがかった色だったようです。

 

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その他、トートと年の神(饒速日大神)の私なりに解釈した共通点をまとめてみました。

 

【トート、トト】

トートの祖父は惑星二ビルの王アヌでありますから、トートは王家の一族です。アナンナキだけに許された乗り物(飛行機)を使っていたと思います。

トートは人間を指導するよう二ビルの王のアヌから言われていました。ですから職務という名目で追放されたとき、一団を引き連れ、海を渡って人間の指導にあたります。

 

死人を生き返らせる技術:

2匹の蛇の紋章を持つ姿でエジプトの絵に描かれています。

その紋章は、もともと、遺伝子工学に従事していた神であるトートの父エンキのものであると。

蛇=DNAの2重らせんのことだと本にはあります。

トートのシュメール語の名前、ニンギシュジッダ(=ニンギシッダ)は「命の技術の神」を意味し、死体を生き返らせ命を救う能力を暗示した名前のようです。

「治療の神、手で脈を診る神、命の技術の神」などと、シュメールの祈祷書に記されているとあります。

(マルドゥクもトートと同じ技術者ですが、エンキに生命工学は教えてもらえなかったようです。それがトートへの嫉妬へつながってきます)

魔術のような治療と悪魔祓いの呪文がきくことで有名だったようです。

オシリスの妻であるイシスを助けるために手足をばらばらにされてしまったオシリスから精液を抽出し、それによってイシスは妊娠してホルスを産んだと語られています。

そのほか、ホルスが毒のあるサソリにかまれて死体になった後で、母イシスの叫び声にこたえて、不思議な杖を使って、ホルスから毒を抜き取り生き返らせたともあります。

まだまだありますが、他は省略。

 

セドの祭り:

50年に一度行われるエジプトのお祭りで、エジプトのカレンダーの最初の日に始まったそうです。その月のその日は「トトの月」と呼ばれていたとあるから、セドの祭りは一種のお正月のお祭り。トートはお正月と関係があるようです。

 

 

【年の神、饒速日大神】

饒速日大神の若い時の名前が年の神。

 

小林鳥見神社御由緒抜粋:

『天饒速日命亦の名、天照国照彦天火明櫛玉饒速日命(あまてるくにてるひこあめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと)と申しあげ、天神(あまつかみ)の命により、病気平癒の術を授けられ、三十二従神並びに部族を率いて天磐船(あめのいわふね)に乗り、河内の国(現大阪)の河上哮峰(いかるがのみね)に天降り給い…以下略』。

技術者集団(物部)を引き連れて、畿内へ行きました。

 

先代旧事本紀 [現代語訳](安本実典 監修、志村裕子 訳):

饒速日の命が北九州から八尾市、東大大阪市渋川軍に東遷定住したような事実があるといいます。

つまり、海を渡って東へ行ったのです。

それから『天の磐船に乗り、大空を駆け巡りこの地をご覧になり天から下られた。すなわち「虚空(そら)見つ日本(やまと)の国(大空から見て、良い国だと選び定めた日本(やまと)の国)」とおっしゃられた』とあります。饒速日は大空を駆け巡る船を持っていたようです。

 

大野七三氏の説:

先代旧事本紀の伝承から、

「三輪山山頂の奥津磐座は神武東遷以前大和の大王饒速日尊の御神陵と推定される」

とあります。

「三輪山、三諸山の「み」とは古代の言葉で御霊(みたま)を意味し、「わ」も「むろ」も墓穴の意味がある。すなわち御神陵のある山ということで山名となったと考えられる」。

三輪山に葬られたのは饒速日尊ではなく形見のようです。天羽弓矢(あまのほゆみや)、羽々矢(ははやまた)、神衣帯手貫(かむみそみおびたまき)を納めました。

三輪山の御祭神は大物主で、大野氏は饒速日尊=大物主として扱っています。

三輪山の神は「蛇」です。

『日本書紀』に三輪大神がまじないによって病気を癒したという神話があるそうです。

大神神社に薬草を奉納する特殊な神事があるそうです。

 

死人を生き返らせる技術:

先代旧事本紀 [現代語訳](安本実典 監修、志村裕子 訳)によれば、天下りのところで、「天つ神のご先祖(天照太神または高皇産霊)は天璽(あまつしるし)の瑞(みず)の宝物(天照太神と高皇産霊の尊の子孫の証となる神宝)を十種授けた。その中に生玉(いくたま=不滅の霊魂が宿る玉)、死反玉(よみかえしのたま=霊魂を蘇生させる玉)がある」とあります。

「もし苦しみがおとずれたならば、この十種の宝を、ひと、ふた、み、よ、いつ、むつ、なな、や、ここの、たりと言って振り(※4)なさい。ゆらゆらと振りなさい。このようにすれば、死んだ者も必ず蘇生します」と書いてありました。

 

年神、歳神- Wikipedia

・毎年正月に各家にやってくる来方神である。地方によってはお歳徳(とんど)さん、正月様、恵方神、大年神(大歳神)、年殿、トシドン、年爺さん、若年さんなどとも呼ばれる。

・中世ごろから、都市部で「年神(歳神)」は「年徳神(歳徳神)」と呼ばれるようになった。徳は得に通じ縁起が良いとされたためである。方位学にも取り入れられ、歳徳神のいる方角は「恵方」と言って縁起の良い方角とされた(※5)。

暦には女神の姿をした歳徳神が描かれているが、神話に出てくる大年神は男神であり、翁の姿をしているともされる。元々民間信仰の神であり、その姿は様々に考えられていたということである。

 

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トート=饒速日大神!?

トートがエジプト全土の支配権を与えられた時と新石器時代は一致するそうです。

 

本によれば、1万3,000年前の大洪水後、トートの兄マルドゥクとの軋轢によってトートが職務として追放されてしまいます。その時トートは一団を引き連れ、中央アメリカへ行き、遺伝子操作で手がけた地球人たちに技術指導をします。エジプトに戻ってくるまで、ケツァルコアトルとして中央アメリカだけでなく、イギリスのストーンヘンジ、などの巨石文明もトートによるものと本では言っています(その後はギリシャでヘルメスと呼ばれたようです)。

エジプトでの神の王朝が(プタハ、ラー、シュ、ゲブ、オシリス、セス、ホルスと)1万2300年続いた後、エジプトに戻ったトートが率いる2番目の王朝が1570年続き、その後30人の半神半人が3650年納めたようです。トートと半神半人たちによる王朝は紀元前3450年頃に終わったと本にありました。

トートが世界中を駆け巡っていたころ、Wikipedia によれば、日本の縄文時代がこれにあたります。

『縄文時代(じょうもんじだい)は、約15,000年前(紀元前131世紀頃)から約2,300年前(紀元前4世紀頃)、地質年代では更新世末期から完新世にかけて日本列島で発展した時代であり、世界史では中石器時代ないしは、新石器時代に相当する時代である』。

とあります。

その後もトートは天磐船(飛行機)に乗って世界中の地球人の指導をしたのではないでしょうか。

それは、巨石の建築、測量技術だけでなく、農業の指導、金属の扱い方、暦、天体観測の仕方、ジグラット、病気の治し方、地球人を作ったアナンヌキを神として祀る方法などだと思います。

饒速日大神も農業の技術、製鉄の技術などの指導、先祖や神々の祀り方の指導をしていったようです。

 

トートは南米、中米に数多くあるジグラットを指導したように、方位を決めて山を積むのは彼の業績だったと言えます。

方位や日の出の方角、天体の動き、円形にこだわったと本にはあります。

日本にある古墳も方位や天体にこだわりがあるように感じます。

大野七三氏は饒速日大神=オオヤマツミではないか?と言っています。

もしかしたら人工的な円錐形の山や前方後円墳などの円を含む古墳は饒速日大神(オオヤマツミ)という名のトートの業績かもしれません。

 

おしまい